2011年(平成23年)
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お知らせ

5月末でいったん休止していた Webでの記事配信を 10月より再開しました。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。

10月 10日 月曜日・祝日



10月 11日 火曜日

[杜のホールでシンポジウム]

 指定都市市長会

 指定都市市長会(会長・矢田立郎神戸市長)は10月1日、杜のホールはしもと(相模原市緑区)でシンポジウムを開催し、一般市民など約350人が参加した。
 前県知事で筑波大客員教授の松沢成文氏が「地方分権時代と政令市相模原への期待」題した基調講演を行い、「相模原は企業、自然、農林業のバランスがよく可能性がある都市で、交通網の強化も期待できる。地方分権は基礎自治体が重要で、国がやっていることを住民に近い市町村に移譲すべき」と述べた。
 また、座談会では明治大学政経学部教授の牛山久仁彦氏をコーディネーターに松沢氏、市立小中学校PTA連絡協議会会長の柴田正隆氏と加山俊夫市長が「市民自治に根ざした自立分権都市」をテーマに議論した。
 松沢氏は「東京一極集中への心配から大阪都や中京都構想は理解できるが、国、州、都、基礎自治体など階層構造が増えるのは行政改革と逆行すると感じる」と述べ、柴田氏は「相模原が政令都市になりブランド価値が上がったが、予想したよりも独自にできることが少ない」と述べ、加山市長は「基礎自治体でもある大都市が周辺圏域全体の発展に取り組むことが大事。市民からも声を集めることが重要だ」と述べた。

−10月10日号掲載記事より−


10月12日 水曜日

[ウラジロガシ保存対策完了]

城山のさがみ縦貫道 / 樹齢推定600年

 国土交通省関東地方整備局総武国道事務所はさがみ縦貫道路の事業用地内(相模原市緑区城山4丁目)のウラジロガシの保全対策が完了したと発表した。
2009年7月に「城山のウラジロガシ」として市指定天然記念物に指定されたのに伴った対策で、学識経験者の助言を聞きながら現状のまま保存するため、根の蘇生、樹木の診断、気象の観測、大枝の補強、側道の安全確保などを実施してきた。
同樹木は樹高20㍍、幹回り8・4㍍、枝張り360平方㍍、樹齢推定約600年で、今後は供用の市道と併せて市が管理を行う。

−10月10日号掲載記事より−


10月13日 木曜日

[市役所 第2別館屋上に放射線量計]

相模原市

 相模原市は空間放射線量率計(モニタリングポスト)を市役所第2別館屋上(地上21㍍)に設置して10月1日から測定を開始した。
大気中の空間放射線量率の連続測定を行い、福島第1原発を含め原子力関連施設の放射性物質漏出事故などによる影響を早期に発見するのが目的で、測定結果は市ホームページで公表している。
 問い合わせは市環境保全課 電話:042‐769‐8241

−10月10日号掲載記事より−


10月 14日 金曜日

[丹沢大山自然再生でシンポジウム]

かながわ労働プラザ

 丹沢大山自然再生委員会は県自然環境保全センターと共催で10月30日午後12時30分からかながわ労働プラザ多目的ホールで「見えてきた丹沢再生」をテーマに自然再生シンポジウムを開催する。参加費は無料で定員が280人。

北丹沢山岳センター 杉本氏も青根を報告

 丹沢山地は身近な大自然として親しまれ、県民の暮らしを支える大切な水源地でもあるが、自然環境の衰退が深刻化しており、同委員会は平成19年度から団体・企業・学識者・行政などと連携して自然再生への取り組みを行っている。
 東京大学院の鈴木雅一氏が「自然再生の長期的視点と短期的視点」のテーマで基調講演を行い、活動報告で地域団体の公益財団法人県公園協会秦野ビジターセンターの柳川美保子氏が「ひろげよう!表丹沢活動の輪」、NPO法人北丹沢山岳センターの杉本憲昭氏が「北丹沢青根地域から」、県勤労者山岳連盟の小林朋子氏が「東丹沢の沢や水場の大腸菌検査」、日本野鳥の会県支部の石井隆氏が「丹沢の鳥類と丹沢湖における外来種カナダガン問題」、県自然環境保全センターの羽太博樹氏が「丹沢大山自然再生計画の取り組み」を提起したり紹介する。
 申し込みは10月20日までに同委ホームページのフォームまたは
FAX:046-248-0737で受け付ける。問い合わせは同委事務局 (電話)046-248-0323。

−10月10日号掲載記事より−


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