2010年(平成22年)
相模経済新聞社
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4月26日 月曜日

[相模原市]
2009年度観光土産品3品の販売開始
市が開発支援

 相模原市が2009年度に観光土産品開発支援事業審査会で認定した(株)せき製麺(緑区青山828)の「紫胡乃国地粉うどん」、(有)ほくと蜂舎(緑区牧野3082)の「国産蜂蜜ショコラ(賢者の石・ふじのね)」、(株)旭屋(中央区水郷田名2—14—1)が販売、(有)菓子工房くろさわ(中央区横山3—33—1)が製造した「さがみの桑鳳大きな幸福たまご」が完成、販売を始めた。
 「地粉うどん」は国内産小麦粉と食塩で小麦の風味を大切に製造したもので、麺線に渦があるのでつゆの絡みがとても良く、あげうどん、煮込みうどんのどちらでもおいしいという。
 ひと包みが250グラム2袋の500グラムで、小売価格が税込み630円。直射日光、高温多湿を避けて常温で保存できる。
 また、「蜂蜜ショコラ」は自社生産の蜂蜜にココアパウダーと津久井在来大豆のきな粉で製造。35グラム3個入りで小売価格が税込み1380円。
 さらに「幸福たまご」はひと粒まるまるの栗を餡とダチョウの卵を使用したクッキーそぼろで包んだお菓子で5個入りの小売価格が税込み1450円。
 販売は関係企業などでも行うが、当初は市観光協会がイベント会場などで販売を支援、市内外のPR活動を行う。

 

[銀河連邦]
北海道・大樹町が新加盟
桜まつりでお披露目

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設などがある5つの市町が宇宙への夢とロマンを求めて交流をはかるために1987年に組織した「銀河連邦」に北海道の大樹町(アイキ共和国)が加盟、この調印式が市民桜まつりが行われた4月3日午後1時40分から相模原市役所正面特設ステージで行われ、相模原、能代、大般渡の3市、佐久、肝付、大樹3町の首脳が勢揃いした中でミニ気球の放出なども行われた。
 また、大樹町特産品の来場者へのプレゼントや各共和国首脳によるお国自慢のインタビューなども行われ、なお一層の交流を誓った。

 

[伊勢丹相模原店]
藤城清治の世界展
ファンタジー作品を販売

 伊勢丹相模原店は4月28日から5月4日まで本館6階のアートギャラリーで開店20周年を記念した「光と影のファンタジー〜藤城清治の世界展」を行い、作品を販売する。
 藤城氏は1924年生まれで慶大を卒業、光と影で表現する絵画「影絵」を芸術として広めた。画家の猪熊弦一郎氏らに師事した経験が黒を生かしたモダンな作風につながったとされ、童話の世界や郷愁を誘う風俗、幻想的な色彩のシルエットで描く景色の作品などが評価され、89年に紫緩褒章、95年に勲四等を受章した。
 展示するのは「木馬の夢」(ジクレー・イメージサイズ26センチ×50センチ)、「三春のデコ屋敷滝桜」(写真・同39センチ×47センチ等)などで販売価格は10万5000円、12万6000円等。

4月27日 火曜日

[相模原協同病院]
分娩2年ぶりに再開
2009年度は450件に

 JA県厚生連の相模原協同病院(緑区橋本2—8—18、高野靖悟院長)はこのほど、2008年末に常勤医師が着任、病棟改修を行い分娩を再開した結果、2009年度1年間で450件を上回る分娩を手がけたと発表した。
 同病院は医師不足で分娩を2006年8月から約2年間休止したあと本格的再開に踏み切っており、約450件は休止以前の約半数で、相模原市全体の年間出生数約6000件の7パーセント以上に相当するという。
 こうした結果について同病院は、「安心して出産ができる施設に対する地域住民の強いニーズがあった結果で、今後もさらに診療体制を充実させ、市民が安心して地元で出産できる環境づくりに努めていきたい」とコメントしている。

 

[大和市]
「ふれあいの森ドッグラン」オープン
市民との協働事業で

 大和市が整備を進めてきた「ふれあいの森ドッグラン」が4月3日、上草柳46—1のふれあいの森親水広場西側にオープンした。
 県条例では公園など公共の場で犬を放して遊ぶのを禁止しているのに市民から「犬を放している」と苦情が寄せられる一方、愛犬家から「犬を遊ばせる場所を設けて欲しい」という要望も多数寄せられていたため、市民との協働事業で進める形になり、この公募に応じた市民団体「結の会」と2006年8月から31回にわたる話し合いで、施設管理を市、運営を同会が担う方向で計画がまとまった。
 整備されたドッグランの総面積は約4800平方メートルで、周囲は高さが約1.8メートルのフェンスで囲んだ。
 そのオープン当日、犬をつれて家族で訪れた会社員の庄野久実さん(30、南林間)は「このような施設を待ち望んでいた。犬も元気すぎるほど走り回り、気にいったようです」と笑顔で話していた。
 担当の市みどり公園課は「単に犬を遊ばせるだけでなく、愛犬と飼い主、会員同士の良好な関係につながり、しつけやマナーの向上に役立ててもらえれば」と期待している。利用できるのは4月から10月までが午後7時、11月から3月までは午後6時までで、利用するには「結の会」の運営活動(草刈り、清掃、当番)などに積極的に参加できる会員登録(小学5年生以上)が必要がある。問い合わせはみどり公園課電話046—260—5450。

 

[イベント情報]

●高梨華陽展〜南画・墨彩画画業70年
 4月27日から5月1日まで相模原市南区古淵2—3—7のギャルリーヴェルジェ。1995年に南画院展奨励賞受賞。電話042—776—6375。

●(財)小原流相模支部作品展「花の遊星」
 5月1日午後1時、2日午前10時からグリーンホール相模大野多目的ホールで「花の輪人の輪みんなの花展」として開く。電話0120—087—514。

●野の花のスケッチ「阿部凱宣水彩画展」
 5月5日から16日まで相模原市中央区千代田2—2—15のギャラリースペース遊。電話042—856—1990。

4月28日 水曜日

[相模原青陵高校]
相模女子大と協働教育
新磯高連携を継承

 県立相模原青陵高校(愛称SORA、南区新磯野468、片英治校長)と相模女子大学(南区文京、谷郫昭男学長)は4月9日、協働教育協定の調印式を行った。  青陵高校は4月1日、県立相武台高と新磯高が統合して開校したが、新磯高における3年間の「インクルージョン教育としての地域多文化教育、学習支援拠点CEMIAの構築」の中で多文化学習活動センターを相模女子大学構内に開設、外国につながる生徒への日本語指導や学習支援、高校生、大学生の国際理解教育、多言語、多文化に関わるNPOやボランティアの学校・大学教育への協働事業の事業拠点として、多文化共生教育に関する取り組みを行ってきた。
 これを踏まえて青陵高がこれを引き継ぎ、今年で創立110周年を迎える相模女子大と共に教育機関としての価値の向上を図りながら新たな協働連携の形づくりと実践を推進するため協定の締結に至った。
 青陵高はまた、4月11日の相模川第1堤防で行われた相模川芝ざくら祭りに陶芸部が参加し、生徒の作品や協働教育で連携している女子美術大学との画像展示も行った。
 また、同大の環境活動サークル「にこぷん」がダチョウの卵を使ったカップケーキを販売、同卵で植木鉢を展示する一方、同大で育てた綿を簡易スピンドルを使って糸にしたり、糸綿や布切れを編ひもにする作業体験を行い、地域の住民と交流を深めた。

 

[イベント情報]

●第11回相模原市写真連盟展
 5月6日から11日までJR相模原駅ビルNOWの市民ギャラリー。県観光写真連盟相模原支部、5F会、フォトさがみ、フォト四季、写団ひばり、全日本写真連盟相模原支部、相模原写友会、相模写遊会、ニッコークラブ相模原支部の会員らが出品。

●野村千夏展「+une page」
 5月6日から6月4日まで相模原市中央区中央3—7—1のギャラリー誠文堂。水性木版画作品を中心に展示。8日、22日、29日に作家来廊。電話042—756—3178。

●博物館で遊ぼう!!2010
 5月2日から5日まで横浜市中区南仲通5—60の県立歴史博物館常設展示室。クイズに挑戦し、参加者に記念品をプレゼント。無料だが、高校生以上の付き添いには観覧料が必要。電話045—201—9926。

 

[総合学習センター]
戦時・戦後の相模原映像化
市民に貸し出し

 相模原市立総合学習センターが2009年度に制作したDVT「戦時中、戦後のさがみはら」を市民にも見て欲しいと呼びかけている。
 相模原市の戦時中や戦後の姿とか、インタビューによる戦争体験者の生の声などを映像化し、命の大切さ、平和の有り難さを考える郷土学習教材として制作したもので、①戦争中のまちの様子②戦争中の人々の暮らし③戦後の人々の暮らしと平和都市の建設などを当時の動画映像や写真資料で構成。
 映写時間は16分18秒で、相模陸軍造兵廠とか貴重な映像も収録している。
 4月には市内の小学校72校をはじめ市立図書館3館、視聴覚ライブなどに配布、同学習センターでも希望者に貸し出している。電話042—756—0290。

4月29日 木曜日・祝日

 

 

4月30日 金曜日

[大和市]
子ども手当新規申請が7881世帯

 大和市は4月8日、新たな制度として始まった子ども手当で新規申請が必要な対象となる7881世帯に申請書を送付した。
 「新規申請が必要な世帯」とは、4月1日現在で住民登録(外国人含む)している総児童から児童手当の受給者を除く新中学2、3年生と所得超過で児童手当が受けられなかった児童のいる世帯で、児童、生徒数にすると1万606人になり、この結果2010年度に子ども手当を受給する児童、生徒の総数は3万1625人になるという。
 同市は5月14日までに申請があった世帯の4、5月分の支給を6月15日に振り込む予定。

 

[劇団ぶどうの木]
朗読劇で「塩狩峠」を上演
あじさい会館で5月22日

 相模原市内に在住、在勤のクリスチャン有志が立ち上げた事務局が中心になって5月22日の午後2時、7時からの2回、相模原市立あじさい会館で劇団ぶどうの木による朗読劇「塩狩峠」を上演する。
 三浦綾子原作の同作品は101年前に北海道で起きた実際の鉄道事故をもとに、まっすぐ懸命に生きた青年を主人公に描いた感動の物語で、これを西田正の脚色、演出で「人間の持てる愛と絆を光と音響で表現した」という朗読劇で、「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん—もし死なば、多くの実を結ぶし」がテーマ。  入場は無料だが、整理券が必要で事務局の西村さん電話050—3735—9482かskt_aob@yahoo.co.jp が受け付けている。

 

[朝日建設]
賃貸住宅等施工順調
前期並みをキープ

 鉄筋賃貸住宅マンションの施工で4年連続県内ナンバーワンの実績を持つ朝日建設(株)(相模原市中央区淵野辺4—16—14、中川秀樹社長)が今期(7月期)も住宅以外の施設を含め4月1日現在で着工中および着工準備中の物件で35件を抱え、順調な受注を展開している。
 35件の受注で施主が最も多いのが横浜市の8件で、次いで相模原市が7件、川崎市が6件と続き、座間、藤沢、多摩の3市が各2件、このほか町田、大和、府中、小金井、狛江の5市からが各1件となっており、都内からが3件となっている。
 このうち圧倒的に多いのが賃貸住宅で、店舗など併設した物件を含めると28件荷のぼっており、あとは戸建て住宅5件で、2件が福祉施設や保育園舎となっている。
 一方、鉄筋戸建て住宅の施工も年間5棟から6棟で推移しており、4月1日現在の施工実績が12棟に達した。エリア別では相模原、横浜両市が各3件、川崎、座間、藤沢、茅ヶ崎が各1件、多摩市と世田谷区が各1件となっている。

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