2009年(平成21年)
相模経済新聞社
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7月6日 月曜日

[小田急グループ]
アイス・エイジ連携イベント
箱根でスタンプ集め

 小田急グループは7月1日から9月30日にかけて、アニメ映画「アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの」とタイアップしたイベントを行う。  子どもたちに大人気の「アイス・エイジ」シリーズの3作目となる同作品が7月25日に全国公開するのにあわせて、「箱根フリーパス」や「小田原駅・箱根湯本駅ロマンスカー特急券」の購入者に進呈する「小田急箱根夏の想い出クーポン」の所持者を対象にスタンプラリーを行うもので、同クーポンのスタンプシートに箱根エリア内6カ所の「アイス・エイジ3」のキャラクタースタンプを4つ以上集め、アンケートに答えると同キャラクターの携帯ストラップをプレゼントする。
 また、8月1日には臨時のロマンスカー・LSEを新宿駅から小田原駅まで運転、事前申し込み制で参加費を無料にし、車内では「アイス・エイジ3」に人気キャラクター「スクラット」「シド」と記念撮影ができるほか、オリジナルグッズや記念乗車証明書をプレゼントする。
 この臨時ロマンスカーは新宿駅12時18分発、小田原駅13時46分着で、復路は運転しない。

 

[相模原市立博物館]
全天周映画「銀河鉄道の夜」上映
22日から「皆既日食」も

 相模原市立博物館(高根3—1—15)は7月11日から約1年間にわたってKAGAYA studioがCGを駆使して制作した宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を全天周映画として上映する。
 アーティストのKAGAYAが3年の歳月をかけて北十字から南十字までの天の川を機関車でたどる話を映像化した上映時間50分の作品で、観客は「まさに天空の汽車に乗車したかのような夢の体験」(同博物館)をするという。朗読は桑島法子、音楽は兄弟コラボレートを担った加賀谷玲。
 上映するのは土・日曜日が午前11時と午後が13時30分、14時30分、15時30分の4回、平日が午後の14時30分と15時30分の2回。観覧料はおとな500円、こども200円で、団体割引でおとな400円、こども160円。入場開始が10分前からで、途中での入退場はできない。
 これに先立ち7月10日午前9時、10時からの2回、特別無料試写会を行う。定員が1回あたり210人で、午前9時30分から整理券(1人5枚まで)を配布する。
 同博物館はまた、42年ぶり日本でも見られるという7月22日の「皆既日食」に合わせて、7月11日からプラネタリウム「日食〜太陽がかくれる日」を解説をまじえて上映する。
 トラカ列島で見られる「皆既日食」は相模原では「部分日食」になるが、日食はなぜ起こるのか、安全な日食観察方法などをわかりやすく紹介するもので、7月22日以降は今回の観測状況を中心に解説する。電話042—750—8030。

 

[イベント情報]

●住谷重光展—stream
 7月11日まで相模原市古淵2—3—7のギャルリーヴェルジェ。電話042—776—6375。

●遠藤真理チェロ・リサイタル
 7月12日午後2時からグリーンホール相模大野ホール。全席指定1000円。チケットMove。電話042—742—9999。

●言葉がなくても、きっと伝わる〜マッケンジー・ソープ来日展
 7月15日から20日まで伊勢丹相模原店本館6階のアートギャラリー。「ディンゴといっしょ」「イノセント」など温もりのあるパステル画、版画、スカラプチャー(立体作品)など40点余を展示販売。20日午後3時から4時まで作者独自の体験をまじえたトークショーを行う。

●相模原市民ギャラリー夏の企画展「おかえりアーティスト・ただいま展」
 7月18日から8月23日まで同ギャラリー(相模原駅ビルNOW4F)。学生企画展やギャラリースタッフセレクションに出品した磯邉美香、日比野晋一、mayu、横井山泰の作品展示。電話042—776—1262。

7月7日 火曜日

「とぴっくとーく」
県商工会連合会長の関戸昌邦さん
地域経済の活性化を

——県連の現況と主な事業は。
「県内19の商工会で組織しており、2008年度末現在、1万5886事業所が加入しています。主な事業としては地域の中小企業の経営支援と地域活性化に向けた取り組み、専門家による巡回訪問と経営指導、情報化の推進、会員増強活動などを行っています。商工会職員の資質の向上に向けた研修会なども活発に行い、貯蓄共済、福祉共済など会員サービスの強化にも努めています」
——その中にイベントや情報発信のための事業もありますね。
 「最近3年間、各商工会地域の特産品や観光などの魅力を都市部の人たちに伝えるため、横浜の赤レンガ倉庫で商工会まつりを秋に開催しました。昨年は一昨年の25パーセント増にあたる2万5000人の来場者があり、大きな成果を上げたと考えています。また、全国商工会連合会独自のホームページ作成ソフトを活用して会員の商品情報のPRと販路拡大を進めています」
——会員には何が求められていますか。
 「昨年後半からの不況ではっきりしたことは、今までと同じことをしていてはダメだということです。経営体質の改善に取り組まなければ先は見えません。100年に1度のピンチをチャンスに変える強い気持ちで事業に取り組むことが必要だと認識しています」
——抱負は。
 「県連、青年部での活動でつちかった人脈を生かし、また、女性部の力も十分に発揮できるよう役員、会員一丸の運営を心がけます。若い人たちにも積極的に意見を出してほしいですね。厳しい状況の下ではありますが、来年50周年を迎える県連の振興に微力を尽くし、地域経済の活性化に寄与していきたいと思います」

 

[城山町商工会青年部]
エコキャップ回収事業
実績100万個を突破

 城山町商工会青年部(中島功一部長)が取り組んでいるエコキャップの回収活動が町民の共感と協力を呼び、このほど回収実績が100万個を突破した。
 昨年、創立30周年を迎えた同青年部は記念事業として、ポリオワクチンの普及に協力すると共に、町民との絆を強めるためエコキャップの回収に着手。部員の店舗や町内の学校、幼稚園などに回収箱を置くなどして町民に協力を呼びかけた。
 この結果、昨年7月から12月までの間に1.6トン、個数にして約64万個が集まり、回収事業者を通じてNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)に送った。
 当初の予想を上回る成果を上げたため同青年部は回収事業の継続を決め、今年も回収に取り組み、定期的に数量の集計、キャップの送付を行っている。
 このほどキャップの数を集計したところ今年だけで928キロ、個数にして38万個あまりに達したことがわかった。昨年からの累計では約2.5トン、102万3200個に上る。この数は1279人分のワクチン購入額に換算できるという。
 同青年部は「キャップをそのまま焼却すると1キロあたり3.15キロの二酸化炭素が発生する。回収は環境保護にも役立つはず」として今後も事業を続ける考えだ。

 

[大和市]
「子ども科学教室」に18人が参加
おもしろ万華鏡作る

 小中学生を対象にした大和市の「子ども科学教室」が6月20日、市立渋谷小(下和田929)で始まり、児童は18人が参加し、市教育研究所職員の指導で「おもしろ万華鏡」を作製した。
 プラスチックミラーやビーズなどを使い、のぞくと美しい模様が動く万華鏡を体験するもので、児童たちは初めに厚紙を四角の筒状に折り、色鮮やかな千代紙を張ってミラーのケースを作り、次にプラスチックミラーを折り曲げて三角形の筒にし、四角の筒に入れて両面テープで固定。このあと接眼部分に小さな穴を開けた黒いクロステープを張り、動く素材を入れるチューブの片方にビー玉を押し込み、ビーズやスパンコールなどと共に水で薄めた洗濯のりを九分目まで入れ、もう1つのビー玉でふたをし、筒とチューブをテープで固定する作業に約1時間をかけて万華鏡を作った。
 それをのぞき込んだ児童たちはチューブの中のビーズがゆっくり落ちていく様子を見て「きらきらした模様が動いてとてもきれい」と喜び、指導にあたった市教育研究所は、「こういう機会を通して子どもたちが科学に興味や関心を抱き、科学的な考え方や豊かな創造力を身につけて欲しい」と話していた。

7月8日 水曜日

[相原高校]
津久井大豆でクッキー開発

 県立相原高校(相模原市橋本2—1—58、鈴木芳行校長)は7月2日、津久井在来大豆を使った食育活動によって開発したきな粉クッキーの「CamUpCookie」(噛むアップクッキー)の試食会を同校会議室で行う。
 同高農業クラブ食品科学分会食品化学班が今年で3年目になる食育活動の中で生徒たちが研究開発したクッキーで、子どもに必要な栄養素Ca(カルシウム)とP(プロテイン・タンパク質)のアップで噛むアップさらには頭脳のアップにつなげるという意図でこのネーミングとなり、パッケージは商業科生徒が考案した。
 販売は津久井在来大豆の生産者、地企業の宮坂醸造、県央県政総合センターが協力、この日の試食会で明らかにする。
 同高はこれまで、同大豆を使った商品として大豆餡子入り酒饅頭や豆腐、それから出るおからを使ったふりかけ風おから佃煮の野菜編と魚編を開発、学校給食に採用されている。

 

[桜美林大生環境プロジェクト]
モンゴルで風力発電
3年で6基設置

 桜美林大学(町田市常盤町3758)の大学生たちによる「ASiA WiND RiNG」(略称AWR)が2006年から始めた「風力発電機モンゴル寄贈プロジェクト」の活動が2008年までの3年間で6基を数え、今年6月にはモンゴルのウランバートル市にAWR支部が発足するまでに至り、話題を呼んでいる。
 AWRは同大生の環境プロジェクトチームとして2004年に設立され、「桜美林大学の風をアジアへ」の思いを実現するため、2005年4月、同大内に風車を建設、「さくらかぜ」と命名した。
 そうした中で「モンゴルに風を贈る」活動に踏み出した背景には、モンゴル人留学生の「モンゴルは火力発電が主流で、特に冬の空はまっ黒。風力発電でクリーンな電気を起こせたら人々はどんなに喜ぶか」というひと言があったという。そのうえでモンゴルを視察、活動を決意したが、「知名度もなければ、お金もない」というのが実情。
 そこで思いついたのがモンゴル出身で横綱まで登りつめた大相撲の朝青龍関で、九州場所に際して現地を訪れ応援を要請すると、AWRの応援団長を受け入れてもらった。
 そうした経緯があって、最初は難航した基金集めも軌道に乗り、2006年にはウランバートル郊外のアッチラル児童養護施設に「さくらかぜ」2号・3号基(最大出力200ワット)と太陽光パネル(出力87ワット)、2007年にはウランバートル警察署孤児院に同4号・5号基(2基で1000ワット)と太陽光パネル(2基で160ワット)を寄贈した。
 そして2008年はメンバーが最小の8人に減ったが、現地の警察署やモンゴル技術大学卒業生らの協力を受けて同6号・7号基と太陽光パネル(最大出力は共に2006年と同)を建設して寄贈、前年まで業者に委託していたゲル(遊牧民の住居)の組み立ては自分たちの手がけた。
 そのゲルには従来と同様にテレビとDVDプレイヤーを取りつける一方、ゲルで子どもたちを相手に簡単に風車のキットを作る環境授業を行った。  AWRは今後もアジアの国々に自然エネルギーを広める活動を継続していくという。

 

[大和市]
自転車講習でTSマーク取得費用助成

 大和市は6月20日、自転車安全利用講習会に参加すると、自転車の点検整備に有効の傷害保険・賠償責任保険が付帯されたTSマーク取得費用の1500円のうち1000円を助成する制度を始めた。
 自転車の利用者がルールとマナーを身につけ、安全に整備点検された自転車に乗り、市内の自転車事故を1件でも減らすのが狙いで、月に1回の土曜日午前中に行う中学生以上を対象にした同講習会に参加し、1年間有効の認定証を受けるのが条件。手続きは市内のTSマーク助成協力店に認定証と助成申請書を申請する仕組みで、新車購入時は取得費用500円を加算し全額の助成が受けられる。
 また、学校などで行う自転車乗り方教室に参加する小学生で地域で行う自転車安全教室の参加者も同じ特典が受けられる。
 講習会は月に1回行い、7月25日はコミュニティセンター草柳会館、8月22日には渋谷学習センター、9月26日は桜丘学習センター、10月17日は林間学習センターで開く。定員は先着30人。

7月9日 木曜日

[セパルライディングスクール橋本]
全国教習所指導員大会で中脇さんが総合1位

 自動二輪専門教習所「セパルライディングスクール橋本」(相模原市西橋本3—11—24)の指導員の中脇仁哉さん(30)と吉澤寿栄さん(36)が6月1日、2日に鈴鹿サーキット交通教育センターで開かれた第9回全国自動車教習所教習指導員安全運転競技大会(本田技研工業(株)安全運転普及本部主催)の大型二輪部門で中脇さんが総合第1位、吉澤さんが2種目入賞を果たした。
 同大会は指導員の自己研鑽や教習所間交流の機会として毎年開催されているもので、従来の普通二輪と四輪部門に加え、今年から大型二輪部門が設けられた。同部門は18都府県32校から37人が出場、大会で名の知れた選手が顔を揃えたという。
 種目は60キロから急制動して停止距離を競うブレーキング、連続曲線走行でタイムを競うパイロンスラローム、S字、クランクなどを走行して競うコーススラローム、幅30センチ×長さ15メートル×高さ5センチの板の上をいかに低速で渡れるかを競う一本橋。各1000点の合計4000満点で順位を競う。
 昨年、一昨年と普通二輪部門で総合3位の成績を収め、より上位を狙ってきた中脇さんは今大会を振り返り、「やってきた事が結果として出て素直に嬉しい」と笑顔。得意の一本橋の順位決定戦では25秒以上のタイムで1位確定という状況にも「目標を1分と決めていたのでやるべき事をやった。自分との戦いだった」として58秒を記録して見事1位。また、パイロンスラロームでは「総合成績を意識して練習で抑え目に走行したタイムもとっていたので、当日は考えながらやった」そうで、2位入賞。競技を見ていた吉澤さんも「抑え目にいって、ノーミスで良いタイムだったので精神的に強いと感じた。この時に(中脇さんが)今年は総合1位をとるなと思った」という。
 一方、吉澤さんは一本橋に加え、得意のコーススラロームでも2位の好成績を収めた。「3回目の大会にして初めての入賞。去年、一昨年と成績に苦しみ、(中脇さんと)一緒に喜べずに申し訳ない気持ちもあった。一本橋では同じ表彰台に乗れて良かった」と話し、「大会2週間前に上司に気合いの入る言葉をかけてもらい、授業待機中も練習をさせてもらった」と礼を述べた。

 

[リガルジョイント]
オゾン水生成装置で特許
食品メーカーに販促展開

 オゾンの細菌、洗浄、脱臭機能を活かし、熟成オゾン水生成装置などを開発、製造する(株)リガルジョイント(相模原市大野台1—9—49、稲場久二男社長)はこのほど、オゾン水供給装置と流体混合装置で特許を取得したと発表した。2003年5月に特許庁に出願してから6年近くを経た今年4月17日に取得したもので、これを踏まえて同社は食品メーカーに熟成オゾン水のお試しセットを無償提供し販売促進をはかるキャンペーンを展開する。
 同社が熟成イオン水の特許出願を行った当初は、通常のオゾン水と同じレベルに見られて却下された経緯がある。「高濃度のオゾン水だが、オゾンの匂いはあまりしない。これが大きな特長」と同社が主張しても認められなかったためだが、その代わりに「リガルジョイントの熟成オゾン水なら」と意匠登録が認められた。
 それが2005年7月だが、これだけでは下がれないと同社は様々な機関に対し「熟成」の解明を打診したが、「オゾン水は確立された製法だから」と言われたという。
 そこでTAMA協会の紹介を受けて明星大学の上田豊甫教授にその分析を要請したところ、同教授は「オゾン濃度が高いのにオゾンの匂いがさほどしないのは、水の中にオゾンが充分溶け込み溶存率が上がっているからで、一般のオゾン水より優れている」と証明、これが引き金になって装置にかかわる特許の取得につながった。
 しかしながら、同社はこれを機に熟成オゾン水そのものが「新しい物質として証明されるように、更なる解明を進める」とする一方、今回の特許取得を機に食品メーカーへの装置販売を手がける考えを固め、6月8日から12日まで東京ビッグサイトで開かれた食品工業展に出店し熟成オゾン水を披露したところ、大きな反響を呼んだという。
 その一方で、ペットボトル製造に際した容器洗浄工程で熟成イオン水を使いたいという要望も出て来たという。従来使用してきた次亜塩素では残留する危険が指摘されたためで、最近はペットボトルの再利用論も浮上する中で、これが実現すると、その活用はさらに増えると同社は見込んでいる。
 こうした動きの中で、同社の稲場社長は「ペットボトルにオゾン水を詰めて売れる時代が必ず来ると思っている」とも予言している。

 

[桜美林大学]
高校生向けに環境科学講座

 桜美林大学(町田市常磐町3758)は7月18日と19日、町田キャンパス理化学館で高校生向けの「オゾン層と紫外線の科学〜地球環境問題の考え方」をテーマにした環境科学講座を開く。
 今の地球が抱える温暖化、オゾン層破壊、酸性雨といった問題に対し、オゾンの生成とフロンによるオゾンの破壊実験を行い、野外での紫外線測定やオゾン層のコンピューターシミュレーションなどを通してオゾン層の役割などを知るための講座で、時間が午後1時から6時まで。参加費無料で、定員が各日20人。
 申し込み、問い合わせは同大研究支援課 電話042—797—2812。

7月10日 金曜日

[相模原市]
工事請負契約の最低制限価格引上げ
業界景況に配慮

 相模原市は7月1日から工事請負契約の最低制限価格を見直した。
 今年4月の入札・契約制度の改正でも緊急経済対策の一環として同制限価格の見直しを行ったが、建設業を取り巻く経営環境が依然として厳しい状況と判断、再度の見直しを行うものだが、今年度に入って最低制限価格で落札する業者が相次いでいる背景もあると見る向きもある。
 再度見直したのは、最低制限価格の算出方法および範囲で、従来は「直接工事費×9.5/10+共通仮設費×9/10+現場管理費×6/10+一般管理費×3/10(ただし予定価格の3分の2から10分の8.5の範囲内とする。単位は1000円止め)」としてが、現場管理費を「7/10」と1ポイント上げる一方、予定価格の範囲を「10分の7から10分の9」にかさ上げする。
 また、総合評価方式の条件付一般競争入札に適用している最低入札価格調達基準価格も同様に改正した。

 

[小田急電鉄]
湘南マリン号1日1往復運転
夏休み期間中の平日に

 小田急電鉄(株)(東京都新宿区)は7月21日から8月21日までの夏休み期間中の平日、臨時特急列車「湘南マリン号」を成城学園前駅〜片瀬江ノ島間で運転する。
 通常は江ノ島線に乗り入れてないロマンスカー・MSEを使用し、環境に配慮したグリーン電力で運転するもので、往路は成城学園前駅8時52分発、相模大野駅9時21分、大和駅9時33分発で片瀬江ノ島駅に10時09分到着。復路は片瀬江ノ島駅16時33分発、大和駅16時57分発、相模大野駅17時05分発で成城学園前駅に17時32分到着する。
 この特急券の発券は小田急線各駅、小田急トラベル各営業所、主な旅行代理店で6月21日から発売している。
 また、運転期間中の8月3日から7日までの往路では環境省のチームマイナス6パーセントの特別協力のもと、冷房時の車内温度を通常より1〜2度高く設定、乗車客にアンケート形式でクールビズ体感調査を行い、「クールビズでトレイン」として運転する。
 地球温暖化問題を考える機会として行うもので、同社は従来も省エネ車両の導入などに努める一方、昨年はロマンスカー・VSEをグリーン電力で運転、カーボンオフセットを導入した割引同遊券「箱根旧街道・1号線きっぷ」を発売するなど温暖化対策に取り組んでいる。

 

[大和市]
ワインなど推奨品の即売会

 大和市の吟醸酒やワインなどをPRし、贈り物や土産品に利用してもらおうと、同市推奨品協議会(古川通夫会長)主催の即売会が6月18日、市役所1階のロビーで開かれ、買い求める市民らで賑わった。
 同推奨品は2002年度に発足した同市特産品等開発協議会が2008年度に名称を改め、商品の名称、意匠、素材など市とかかわりがある商品を公募、品質や味、製法、包装デザインなどに優れた商品を価格も考慮した上で厳選しており、この日は推奨品を含めて6品が販売された。このあと7月から11月にかけて毎月1回、即売会を行う。同推奨品は現在、18品あり、次のとおり。
 醸酒「吟醸泉の森」②ワイン「巨峰の雫」③同「鶴舞の里」赤④同・白⑤日本酒「渓谷の庄・重国」⑥せんべい「やまとっ子」⑦和菓子「神奈川やまと・さくら街道」⑧同「神奈川やまと最中」⑨同「大和吟醸酒まんじゅう」⑩同「渓谷の庄司—重国最中」⑪同「千福最中」⑫洋菓子「レーズンクッキー」⑬同「湘南ポテト」⑭同「中央林間パウンドケーキ」⑮同「ラ・ポアール」⑯同「湘南フロマージュ」⑰ソーセージ「チローラ」⑱豚肉のみそ漬け「みそ漬け」。

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