2009年(平成21年)
相模経済新聞社
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4月20日 月曜日

[ハシモトコーポレーション]
ベルヴィ相模原で「成田禎介—森の散歩道」展

(株)ハシモトコーポレーション(相模原市宮下2−11−4、橋本欽至社長)が企画、監修にあたり、社会福祉法人相模福祉会が運営するベルヴィ相模原(清新8−2−7)で行っている美術展が4月1日から「成田禎介—森の散歩道」に衣替えした。
 成田氏は1984年と1989年に日展特選を受賞して、日展会員になり、日展審査員などを経て現在日展評議員を務め、2008年には相模原市民文化彰も受彰している。
 雄大な自然をテーマに描く同氏の作品は、「高度な技巧で翻訳された自然=エクリチュールとして、観る者に多様な言葉を語りかける」と言われており、今回の展覧会では120号の油絵「岩の見える港」をはじめ、ハシモト社が手がけた「森の散歩道」などのジークレー版画5点ほどを展示する。会期は6月30日まで。

 

[インフォホビー]
自社開発の産業ロボット展開
中国アモイにも工場建設

 産業用ロボット並びにそれらの関連機器の企画、開発、製造、販売を手がける(有)インフォホビー(大和市西鶴間2−3−2、亀井一明社長)。創業は2003年3月と歴史は浅いが、同社の技術力は他の追随を許さない。キヤノンや三菱電機など大手メーカーが主要な取引先となって、急成長を遂げている。
 親会社から仕事を請ける下請け企業ではなく、自社で開発、製造した製品を販売する技術開発型の中小企業だ。箱になる前のダンボールや車のレザーシートなど、どんな複雑な形状のものでも自動的に切り抜く刃物を製造する機械や、教材用として使われるロボットも工業系の専門学校から受注している。
 主力は電子部品の自動組み立て、自動検査したものを自動的に梱包する自動生産設備関連や自動制御に必要な各種制御装置の自社開発。
 同社が誇る技術は自社製のソフトウェア。人間が組み立てする代わりにロボットが組み立て、自動検査をする自動機は1台の機械でコネクターを大量生産する。大和市の本社には男性1人、女性4人と従業員数は少ないが、全員が総合技術職の技術集団。
 ただ、今回の不況で業績が悪化しており、2年前の12月決算で3億6000万円あった売り上げは、昨年同月決算では2億2000万円に落ち込んでいる。「景気が回復しない限り、新しい商品が作れない」と同社長。試練に立たされている。
 同社は創業当時から協力関係にある「韓国М−Solution社」で電子部品の自動組立装置や自動検査機を製造。韓国企業の自動制御装置は全てインフォホビー製で、日本国内で受注したものは、全て韓国で製造し、再び日本に輸入して納品する。
 機械を自動化するために使われるコントローラは中小企業では技術力がないので開発、製造が難しい。このため大手メーカー製のものに頼らざるを得ないが、韓国企業で使われているコントローラは全てインフォホビーの自社開発によるものだ。
 2006年3月には同社100パーセント出資の会社を中国アモイ市に設立した。中国でも自動化の波が押し寄せており、近い将来、自動化のニーズが高くなると予測した亀井社長は、精密加工部品やプリント基板を製造、部品の品質管理もする工場を建てた。中国人を現地採用し、現在、従業員数は9人。
 今後は大和市本社で行っていることを中国工場でも教育を含めて実践する、と亀井社長は意欲満々だ。

 

「とぴっくとーく」
(財)相模原市体育協会会長の森田之雄さん
市民体育の振興に全力

——体協の現況は。
 「市内の33協会、約5万5000人が加盟しています。70万人都市として平均的な数だと思います。陸上競技からゴルフ、カヌーまで様々ですが、最も大きいのは軟式野球協会とサッカー協会です。2つで約2万人の会員がいます。将来的に加盟が期待できる団体もあります」
——体協の事業には何がありますか。
 「市民マラソンを初め競技会、講演会、教室などを開催しています。また、スポーツ指導員と審判員の養成も重要な事業です。市民スポーツを支える人材を育てるため、各協会に講習会などの開催をお願いし、助成しています。そこで育った人には体協に登録してもらい、必要な場合、競技会などに派遣しています」
——市立麻溝公園競技場など施設面での充実が著しいですね。
 「公共施設の整備は一層のスポーツ振興につながりますが、一般市民が自分でスポーツをしてみようという機運を盛り上げるためには、地道な啓発活動を継続することが必要です。体協の目的は市民のスポーツ活動を振興し、心身ともに健康な生活に寄与することにあります。具体的には成人の50パーセントに週1回は運動してほしいという目標を設定しています。現在はまだ30パーセント未満というのが実情です。自由になる時間を作り、体を動かしてほしいと思います。また、女性高齢者のスポーツ参加も促進したいと考えています」
——今後の重点的な取り組みは。
「より多くの市民にスポーツに親しんでもらえるようなプログラムを提供していきたいですね。法人化20年目を機に、市民に喜ばれ、仲間の輪が広がるスポーツプログラムを提案していきたいと思います」

4月21日 火曜日

[間伐材を生かした森づくり・モノづくりコンテスト]
「相模湖やまなみ祭」で入賞作品の展示と表彰

 森林再生のアイデアを描いたイメージ画を募集し、環境グッズやサービス、森林関連商品の開発につなげることを目指す、第2回「間伐材を生かした森づくり・モノづくりコンテスト」の入賞者がこのほど決まった。
 相模湖町の森林再生事業促進実行委員会の主催。
 同委員会は町内にある国際認証林の流域材を有効活用して生産者と消費者を結ぶネットワーク事業の創出を目標にしている。
 コンテストはその一環で、プロ、アマを問わず広く作品を募集した。町商工会、NPO法人「緑のダム北相模」の共催。
 2008年9月1日から12月10日までの募集は期間中、全国から「間伐材活用部門」に139点、「ランドスケープ部門」に82点、そして「子ども部門」に相模原市内の3小学校から93点が寄せられた。
 8人の審査員による選考の結果、一般対象の2部門で各8点、小学生の部で10点の入賞作品が選ばれた。
 このうち、間伐材部門で最優秀賞に選ばれたのは馬場亮平さんの「草花の集合住宅」。草原に置かれた間伐材製のベンチの上で風が運んだ種が発芽して成長するイメージが、淡い緑を基調にした色彩で描かれている。
 入賞作品の展示と表彰式は4月29日、県立相模湖公園で開催される「相模湖やまなみ祭」の中で行われる。

 

[福田金物店]
花柄、レース模様の洗面器が女性に好評

 橋本商店街の福田金物店(相模原市橋本6—38—9、福田芳江代表)で最近、花柄やレース模様をプリントしたプラスチック洗面器の売れ行きが好調だ。
5年ほど前から販売しているが、当初は通りからあまり目立たない場所に陳列していたこともあって売り上げはいま一つ。しかし、次第に「かわいい」という評判が立ち始め、福田さんが外から目立つ場所に置き換えたところ、女性客が急増した。
「色とりどりの豊富な花柄と、透明感、清潔感が若い女性や主婦に受けているのだと思います」と福田さん。女性の心をがっちりつかんだようだ。リピーターが多く、「清潔な感じが長持ちするので、お風呂だけでなくキッチンでも使っている」といった反響があるほか、髪のトリートメントの普及グループが「素材を溶かすのに最適」として5個、10個とまとめ買いしている例もあるという。
 福田さんは「派手な花から清楚な花までいろいろなデザインがそろっています。好みに合った柄を選んでもらえれば」と話している。価格は1個1575円。
なお、同店はトレイやいすなど雑貨の販売のほか、越前刃物の販売とアフターケアも業務にしている。電話042‐771‐4518。

 

[トップセールスに挑む]
「GATO´S」代表の荒川正則さん
評判の佐賀牛専門ステーキ店を経営

 21歳で渡米し、帰国したのは43歳の時。20年余りステーキハウス「紅花」などで修業を積んだ。「外国に住んでみたかったのと、食べることが好きで食べ物に興味があったから」と海を渡った理由を語る。
 独立開業を志し、知人を頼って佐賀県のへステーキハウスで日本でのキャリアをスタートさせた。「アメリカでは派手なパフォーマンスが中心。日本では見た目と味が命で、シンプルさが好まれる」という日米の鉄板料理の違いを実感した。陶器の窯元と知り合い、自分の店で使うためにと、陶板30枚を自分の手で焼かせてもらったエピソードもある。
 かくして2003年9月、家族と親戚が住んでいる相模原に「GATO´S」(弥栄2—9—13)を開業した。いち押しメニューは特選佐賀和牛のステーキ(160グラム、6900円)。サーロインとヒレがあり、生産農家から直に仕入れる和牛はJAの血統証明書付き。「脂分がくどくなく、日本人好みのさっぱりとした食感が特長。良質のタンパクを摂取した牛だから、人間の体にいいタンパクを伝えてくれる」と言う。
 客の目の前でこの素材を焼く訳だが、「焼いてくれるのは鉄板。私は食材にあまり触れずに、この焼き具合がいちばんおいしいというタイミングを見計らうだけ。味付けは薄め薄め、焼きは手前手前を心がけている」と飾り気無く語る口調に素材に対する揺るぎない自信がにじむ。
 カウンター8席だけの地味な店構えに加え、看板もごく質素ということもあり、開店当初は苦戦が続いた。「お客さんがゼロの日もあった。それでも、明日があるという前向きな気持ちを忘れなかった」と回想する。
 明るい兆しが見え始めたのは半年経った頃。「客が2割増え、いけると思った」。荒川さんの「仕事をする者の気持ちは料理の味に出る。いつも自分が食べるつもりで焼く」という信念を込めて調理した佐賀牛の味の良さがリピーターを増やし、同時に新しい客を呼び込んだ。「口コミ経由でお客さんがお客さんを作ってくれた。今もその流れは同じ」とは笑顔をのぞかせる。
 佐賀牛の鉄板焼きはほかにもVIP佐賀牛、佐賀和牛などがあり、ランチはスライスステーキと海鮮の2種類(各1500円)。客層は周辺住民だけでなく東京、埼玉など広範囲に広がり、ドライブの帰路に立ち寄る家族連れや、出張の度に立ち寄る会社員も多い。
 「厨房での作業だとお客さんと顔を合わせ、話をしながら仕事をすることはできないが、鉄板焼きだとそれができる。仕事をしているのが楽しいし、落ち着いた雰囲気の中で1時間か1時間半をゆっくりと過ごしてもらうことに喜びを感じる。将来は店内に牛肉を展示するショーケースを設けたい」
 こう語るオーナーシェフの柔和な表情に、自分が思い描いたとおりの店舗経営を続ける自信と誇りがにじむ。

4月22日 水曜日

[グローバル産業]
WBC制覇を記念し、原監督のメダル販売

 東海大学相模高校出身で相模原市東林間に実家がある巨人軍の原辰徳監督が率いた日本代表チームがWBCを制覇し日本中を熱狂させたが、この偉業達成を祝う「名将原辰徳監督記念メダル」の予約販売が4月10日から全国の著名百貨店で始まった。
 原辰徳事務所の(株)エイトノットの承認を受けて同メダルを製造したのはグローバル産業(株)(東京都中央区)で、表面の上部には「名将・桜花・日本力」の文字を配し、WBCを制覇し成田空港でファンから熱烈な歓迎を受けて一瞬驚き、笑みをたたえた原監督の顔写真を配置した。また裏面上部には「偉業達成」、中央部には大きな「V」を配し、WBCのウイニングボールに原監督自筆の「V2王監督に続いた」をしるしたほか、やはり自筆の「応援・感謝」と自名のサインを配置、優勝した「2009・3・23」の日付けも加えた。
 メダルは限定販売の4種類があり、純金メダル大(直径50ミリ・重量55グラム)の価格(税込み)が52万5000円、同小(同33ミリ・22グラム)が21万円、純銀(同50ミリ、100グラム)が3万5000円、純金特大(同65ミリ、110グラム)と純銀特大(同65ミリ、150グラム)のセットが105万円で純金の大と小を各83個、純金、純銀特大を83セット、純銀を830個販売する。 問い合わせはグローバル社電話03−5566−8311。

 

[西武信用金庫]
東大と高齢者問題共同研究

 西武信用金庫(東京都中野区)は国立大学法人東京大学(濱田純一総長)と産学連携共同研究事業で今年4月に設立された同大高齢社会総合研究機構と協同し、ジェロントロジー(老齢学)の観点で超高齢社会が直面する課題の解決に向け学際的に取り組む。
 長寿高齢者社会における多岐で複雑な問題に対応した社会システム創出の必要性が迫られている中で、20年後の日本と世界の将来像を予測し、あるべき姿を実現するためのロードマップを作成するのが目的で、同金庫は地域金融機関として、地域社会コミュニティにおける高齢者のあるべき姿と支援策などを研究する。

 

[イベント情報]

●伊勢丹相模原店が福岡物産展
 4月22日から27日まで本館5階の催物場で開き、福岡市博多区・味の明太子ふくやの味の明太子(120g1050円)、同区・松屋菓子舗の鶏卵素麺(1束入1箱1050円)、同市中央区・花月堂寿永の福うめ最中(6個入1箱1050円)、家具のまち大川市・大川榎津指物桐筍振興会の食器棚(157500円)、天然桐無垢囲炉裏テーブル(945000円)などを販売。イートインでは北九州小倉北区・いしんが小倉焼きうどん(501円)、福岡市中央区・長浜屋台一心亭本店が長浜ラーメン(630円)、ラーメン・餃子セット(831円)を提供する。

●CaptionCaption
 5月6日まで相模原市麻溝台1900の女子美アートミュージアム。女子美大芸術学部芸術学科4年生がプロデュースし、古今東西約4000点の作品キャプション展示を通して「作品」と「キャプション」の関係、「実体」と「命名の歴史」を考える。電話042−778−6801。

4月23日 木曜日

[16号線自転車道]相模原署以北一部開通
側道消滅で企業から不満の声

 国交省相武国道事務所が2008年度事業として整備を進めてきた国道16号線の相模原警察署前交差点以北の自転車道一部約360メートルが3月末に開通した。
 国交省と警察庁が2008年1月、自転車通行環境整備モデル地区として全国の98地区を指定、このうち県内5地区の中の1つとして指定を受けた相模原駅周辺地区は国道16号線の相模原署前交差点から県道相模原停車場(夢大通り)交差点、夢大通りと市道相模淵野辺の西門前、さらに市道市役所通り(西門大通り)から16号線を渡って市民会館前までの通り。このうち国道16号線部分は相模原署交差点から夢大通り交差点まで両サイド側道を改良して幅員3メートルの歩道と植樹帯、3メートルの自転車道、植樹帯を整備するもので、今回開通したのはこの間の約半分にあたる相模原署から中央1丁目交差点前までの約360メートル。これらの整備に伴い、16号線の歩行者乱横断による事故を防ぐため車道に中央分離帯を設けた。引き続き2009年度事業として残り半分の中央1丁目交差点から夢大通り交差点まで整備する。このほかの県道、市道部分は自転車レーンや走行位置の明示で対応する。
 この開通によって自転車の利用者からは歩行者と完全分離して走れるので「便利で快適になった」と好評だが、旧側道では車を入れて荷降ろしなどもしてきた企業などからは、車の進入が閉ざされたため「側道があるから立地したのに裏切られた感じ」と不満の声が挙がっており、市国県道対策室にもこの種の苦情が寄せられたという。
 こうした懸念を受けて、相模原署以南の側道に面した企業からも「我々のほうまでこの自転車道が延長されると商売がお手上げになる」と不満の声があがっているが、相武国道事務所は現段階で「その計画はない」と話している。

 

[大和市]定額給付金でキャンペーン
詐欺被害を警戒

 大和市は3月末に定額給付金給付の申請書などを送付したのを踏まえ、4月6日から新たな手口による詐欺被害に市民が遭わないよう注意を呼びかける特別警戒早朝キャンペーンを市内の各駅前で行った。
 6日の大和駅前と7日の中央林間駅前では午前7時から大木市長と職員、大和警察署員らがこのキャンペーンに臨み、啓発チラシとティッシュの啓発品を配りながら注意を喚起。8日にはつきみ野と相模大塚、9日には南林間と桜ケ丘、10日には鶴間と高座渋谷の各駅前で呼びかけた。
 また、12日午後1時からは大和オークシティ2階連絡通路で市長や大和警察署員らがキャンペーンを行った。

 

[Sokei短信]

●第36回相模原市民桜まつりの人出が
 過去最高の昨年と同数の42万人
 市が発表したもので、4月4、5日に行われた中で、このほか迷子が54人、救急2人、救護が24人で、昨年に比べ迷子の1人増以外は減った。また、市民パレードは3件増の39団体を数えたが、行事の数は12件減の286件、露店出店が8店減の691店だった。

●市民桜まつりで郵便局㈱南関東支社がオリジナルフレーム切手
 「相模原の四季の花」を販売
 同支社(横浜市、斎藤敬次支社長)が作成し4月1日から市内の郵便局55局で販売した。①梅②カタクリ③ミツバツツジ④ユズ⑤クレマチス⑥アジサイ⑦山百合⑧バラ⑨コスモス⑩クリスマスローズの花を配した80円切手10枚を1シートに1200円で販売、3000部を発行し各局で12月末まで取り扱う予定。

4月24日 金曜日

[相模原北警察署]
SC相模原代表らが安全パレード

 春の全国交通安全運動期間中の4月11日午後、相模原北警察署(大竹正幸著長)は同署から県立相原高校に至る約700メートルで県警察音楽隊とカラーガード隊による交通安全パレードを行った。
 交通安全の啓発を目的にS・C・相模原の望月重良代表が一日署長になり、大竹署長と同署警察官友の会の鈴木亜喜男会長がオープンカーに乗って先導、カラーガード隊らが演技を繰り広げたもので、相原高校庭でも同演技を披露、沿道の市民や関係者から声援を受けた。また、JR橋本駅北口のペデストリアンデッキで同署交通安全協会らが飲酒運転の根絶などを呼びかけるキャンペーンを行った。

 

[キャタピラージャパン]新型ホイルローダを発売
容量、質量をアップ

 キャタピラージャパン(株)(東京都世田谷区)は4月6日、土砂積み込みや廃棄物処理などを行うホイルローダのCAT938H(バケット容量3.0立方メートル、運転質量14.9トン)を新発売した。
 2003年6月発売の938GⅡに比べバケット容量を0.3立方メートル、運転質量も1.6トンアップしたモデルチェンジ機で、オフロード適合の新世代環境対応型エンジンACERT(アサート)を搭載したほか、指先で作業機を操作できる新型レバーの採用や、モニター上で車両情報の確認とか各種設定を可能にするメッセージモニターの採用によりオペレータ環境の向上をはかった。
 工場裸渡しの標準販売価格(税別)は2616万円で、年間130台の販売を目指す。

 

[大和・生と死を考える会]
柳田邦男氏ら招き16周年記念講演会

 日本文化の継承、復活に向けて音楽・演劇活動を展開している大和・生と死を考える会(林間2—2—19、古谷小枝子代表)は5月2日、「感性の閃き—内なるものの覚醒」をテーマに作家の柳田邦男氏らをゲストに迎えた16周年記念講演会を午前9時30分から大和市生涯学習センターで行う。
 同会合唱団のコール・アンジェリカによる女声コーラスで開幕したあと、評論家の米沢慧氏らによる「いのちへの配慮〜ホスピスケアとは?」をテーマにした鼎談、六甲病院チャプレン・カウンセラーの沼野尚美氏による講演を午前中に行い、休憩をはさんで午後1時30分からは同会グレゴリアン聖歌隊が聖歌合唱、同会会員の西郷京子氏がピアノ演奏、星野敦子氏がソプラノ独唱を披露する。
 このあとさらに、同会劇団「犁(すき)」が木下順二作「夕鶴」の朗読劇を上演、民族学者の森尻純夫氏が「身体を呼び覚まし、心を解き放つ—自己発揮のメカニズム」、柳田邦男氏が「別れと邂逅」をテーマに講演する。
 入場料が前売3000円、当日3500円で、問い合わせは古谷代表電話046−275−7303。

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