2009年(平成21年)
相模経済新聞社
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2月2日 月曜日

[大和市]
「広報やまと」が県広報コンクールで最優秀賞受賞

 2008年度の県広報コンクールの「広報紙・市部」で応募があった17点の中から大和市発行の「広報やまと」が最優秀を受賞、社団法人日本広報協会の全国広報コンクールに推薦された。
 対象になった広報紙は市民の出演による市制50周年記念映画の制作模様の紹介を特集した2008年9月15日号で、コンクールの審査では「世代を超えて集まった数多くの市民を写真入りで登場させた点が素晴らしく、それぞれが生き生きとした表情で、市の活気、ブランドイメージもうかがえ、レイアウトも美しい」と評価された。

 

[県産業技術センター]
新製品開発などの企業を募集

 県産業技術センター(海老名市下今泉)は1月13日から、2009年度の創業期・製品化支援モデル事業として、新製品の開発や自社製品の事業化を目指す県内の中小企業および個人の募集を始めた。
 支援するのは同センターが対応可能なものづくり分野の担当職員によるサポートおよび試験・分析費用と設備機器使用料の負担(100万円以内)などの技術分野、資金調達や特許検索にかかわる相談、ビジネスプラン作成などに無料で対応する事業化分野、センターへの製品開発室(57平方メートルで有料)を開発の拠点にする実験室専有使用分野で、期間は原則として1年または2年。
 申し込みには①事業計画書(指定書式)②会社登記簿謄本(法人)または住民票(個人など)③直近2期分の決算書(貸借対照表と損益計算書)が必要で、2月13日まで受けつけており、採択は外部委員を含めた委員会の審査で決める。
 応募の問い合わせは同センター技術支援推進部開発支援室。電話046−236−1500。Eメールkaihatsu@kanagawa-iri.go.jp 。

 

[相模原市]
観光土産品開発支援事業で藤野ゆずジャムなど

 相模原市はこのほど、2008年度の観光土産品開発支援事業で(有)ふじの(藤野町小渕1695—1)の「藤野ゆずジャム」と「藤野ゆずこしょう」、(株)旭屋(相模原市水郷田名、江成尚男社長)の「相模の桑鳥『ダチョウジャーキー』料亭の味」を認定した。
 同事業は新商品の開発に対し対象経費の50パーセント以内(上限50万円)の補助金を交付する一方、販売開始から市観光協会が観光イベント会場で販売を支援、市内外にPR活動を行うもので、「藤野ゆずジャム」は藤野町商工会を中心メンバーとする(有)ふじのが開発して販売してきた。ゆず商品のワイン、ジュース、シャーベット、おせんべい、ぽん酢、蜂蜜漬けの延長で開発、昨年12月22日から200グラム入1びんを500円(税込み)で販売している。
 また、「ゆずこしょう」も同類商品で、藤野産ゆずと唐辛子を天然塩で練り合わせた柑橘系香辛料で、12月1日から360グラム入り1びんを600円(税込み)で販売している。
 一方、肉加工の「ダチョウジャーキー」は現在開発中で、完成次第発売する予定という。

2月3日 火曜日

[相模原北警察署]
年頭視閲式で白バイ実技や逮捕術などを披露

 相模原北警察署(大竹正幸署長)は1月15日午前10時から新年恒例の年頭視閲式を行った。
 大竹署長を視閲官に同署裏の駐車場に署員70人が勢揃いし、姿勢、制服、手錠、警棒、けん銃などの通常点検を受けた後、鈴木剣道助教の指導で逮捕術基本訓練を披露。また、交通指導係の井上巡査部長と第二交通機動隊白バイ隊員4人による5台の白バイが八の字やウェーブ走行、足つき回転などのテクニカル実技も披露し、視閲した大竹署長は「本日示した気迫と団結心を持って強い気概のもと、全署員が地域住民の信頼を勝ち取る成果が上げられるよう職務に積極果敢に取り組んで欲しい」と訓示した。
 一方、警察官友の会、防犯協会、交通安全協会の役員ら40人も来賓として臨み、新年の活動に向けた志気を評価し、激励した。

 

[大和市]
市制50周年記念映画「わが街・やまと」が完成
2月7日・8日に上映会

 大和市が市制施行50周年を記念して制作した映画「わが街・やまと」が完成、この完成試写会が1月18日、市立病院の講堂で行われた。
 市民の出演者募集で生後5カ月の赤ちゃんから84歳まで77人の応募があり、昨年4月のオーディションで20人を決めたあと、6月から約2カ月にわたって演技指導やリハーサルを重ね、ストーリーの骨格になっている神奈川大和阿波おどりに合わせて7月24日から30日にかけて撮影の本番に臨み、編集を経て完成に至ったもので、作品の上映時間は約50分。
 その試写会には大木哲市長をはじめ市内在住の太田実監督(47)、主役の中村知里さん(19)、映画のポスターやDVDジャケットの制作にあたった市民の及川正通さんも出席、大木市長が「この記念映画を様々な機会で上映し、大和市を広くPRしたい」とあいさつした。
 その上映が終わると会場から大きな拍手がわき、それに応えて太田監督は「スタッフをはじめ多くのみなさんの協力で私が描こうとした作品が出来上がった。この完成をみんなで喜びたい」と語った。
 この上映会が2月7日午後5時と7時からつきみ野学習センター、8日午前11時と午後1時から桜丘学習センターで行われ。入場無料。

 

[イベント情報]

●伊勢丹相模原店が大九州展
 2月4日から9日まで本館5階の催物場で行う。食品では熊本マルタ海産の宮崎県産ちりめん(200グラム1050円)、マルタ特製漬け魚(銀ダラ1枚693円)、宮崎・桑水流畜産の黒豚バラスライス(冷凍500グラム2363円)、福岡・フランス菓子16区のダックワーズ(2個入り1袋368円、各日100点限り)、イートインでは長崎・みろくやの太麺皿うどん(840円、各日100点限り)、長崎ちゃんぽん(801円)を販売。
 また、工芸では福岡・星野民藝のベッド「木殿」(杉材・シングルサイズで283500円)、佐賀・肥前名尾和紙の山あかり「桜シェード」(28350円)、長崎べこう屋たがわの本べっ甲ネックレス(39700円、5点限り)、大分・くにさき六郷舎の銀杏まな板(7875円)などを販売する。

●2月4日から3日間、テクニカルショウヨコハマ2009
 (財)神奈川産業振興センターらの主催によりパシフィコ横浜展示ホールC・Dで開く。①ビシネスソリューション②生産③生活・環境④異業種交流等グループ⑤産学連携の分野で県内の企業、大学などが出展。特別交流ゾーンも配置する。www.tech-yokohama.jp。

●相模原商工会議所金融税制特別委員会が平成21年度税制改正に係る説明会
 2月10日午後2時から市民会館第2会議室で開き、日本商議所職員が「事業承継税制の抜本拡充」、東京地方税理士会相模原支部会員が「中小企業の競争力・成長力の強化等に関する各種税制」を説明する。①取引相場のない株式等に係る相続税の80パーセント納税猶予制度の創設②猶予された相続税額が免除される場合の具体化③後継者に自社株式を一括贈与した場合に係る贈与税の100パーセント納税猶予制度の創設④中小企業法人税の軽減税率時限的引下げ(22パーセント→18パーセント)など改正のポイントを説明するもので、先着50人の参加を2月3日までメール等で受けつける。問い合わせは経営支援係 電話042−753−8135。Eメールkeieisien@ssp21.or.jp。

2月4日 水曜日

[かながわ〝キラリ〟チャレンジャー大賞]
ファイナリストに7社が選ばれる

 企業経営者や起業家支援者などによる「挑戦者(アントレプレナー)にやさしいかながわづくり実行委員会」は、2008年度で5回目を迎える「かながわ〝キラリ〟チャレンジャー大賞」のファイナリスト(大賞候補者)に選んだ7社と、この中から選ぶ大賞受賞者の発表と表彰式を2月14日午後2時から横浜シンポジア(横浜市中区山下町2の産業貿易センタービル9階)で行う。
 すでに選ばれたファイナリストは一般部門3社とスタートアップ部門4社の計7社で、この日はファイナリスト賞贈呈と企業スピーチ、(株)トレジャー・ファクトリーの野坂英吾社長による「すべてはチャレンジから始まる」をテーマにした特別講演のあと大賞の発表と表彰式が行われる。
 同実行委はこのあと、参加者による交流会(会費1000円)も行うが、この申し込みをFAX045−210−8868およびメールで受けつけている。ファイナリストの7社は次のとおり。
 [一般]▽稲場久二男((株)リガルジョイント、相模原市)▽山崎舜平((株)半導体エネルギー研究所、厚木市)▽渡邊大知((株)ジェイ・エム・シー、横浜市神奈川区)[スタートアップ]▽飯田誠(特定非営利活動法人でっかいそら、厚木市)▽大竹秀彦((株)ナノエッグ、川崎市宮前区)▽新城直((株)ナレッジクリエーション、横浜市西区)▽速水浩平((株)音力発電、藤沢市)

 

[郵便局]
大和市市制50周年で記念切手を発売

 今年で市制50周年を迎えた大和市に協賛し郵便局(株)南関東支社(横浜市中区桜木町1—1、斎藤敬次支社長)がオリジナルフレーム切手を1月30日から発売した。
 ①大和市役所本庁舎②大和駅前③大和市民まつり(パレード)④同(神輿)⑤神奈川大和阿波おどり⑥つる舞の里資料館⑦泉の森⑧千本桜⑨下和田水田⑩健康都市シンボルマークを写真などでデザインした80円切手10枚をセットにしたもので、市内14郵便局で限定販売している。
 1シートの価格が1200円で、1200部の販売を目指し、郵便局通販ショップでも扱っている。www.postaljp.com/psc/goods/index.html。

 

[甲州街道吉野本陣]
土蔵と五層楼再建に向け検討会

 相模原市藤野町の吉野本陣土蔵と五層楼再建に向けた地元住民と横浜国大の研究チームによる検討会が、2月11日午後1時から同町郷土資料館ふじやで開く発起人会で発足する。
 甲州街道で江戸時代、隆盛をきわめた吉野本陣を巡っては、国土交通省が一昨年から始めた国道拡幅事業による本陣土蔵の移築や日本風景街道プロジェクトによる甲州夢街道の発足、横浜国大建築学コースによる研究チームの発足、NHKによる「甲州街道てくてく旅」の放映といった動きがあり、これらを踏まえて本陣などの再建を考えようと地元住民らによる発起人会が立ち上がった。
 この日にはまた、横浜国大研究チームが制作した五層楼の模型披露も予定している。

2月5日 木曜日

[大和市]
小口零細企業資金融資制度を創設
保証協会100パーセント保証で

 大和市は1月20日、小規模企業の資金調達を支援するため、中小企業事業資金融資制度で信用保証協会が100パーセント保証する小口零細企業資金融資制度を創設し、受け付けを始めた。
 信用保証協会は2007年9月まで金融機関による融資金額の100パーセントを保証してきたが、同年10月に「責任共有制度」が導入されてからは80パーセントの保証となり、金融機関が20パーセントを負担する仕組みになったため融資で慎重になったとされている。 そうした経緯から同融資制度はセーフティネット保証などと同様に責任共有制度の対象外として保証協会が全額保証する「小口零細企業保証」を利用して融資するもので、対象となるのは大和市内で1年以上同一事業を営み(個人は市内居住1年以上)、従業員20人以下(商業・サービス業は5人以下)の小規模企業、個人。
 融資限度額は500万円で、借入期間は最長7年。利率が借入3年以内が1.9パーセント以内、3年超7年以内が2.2パーセント以内で、市内にある12金融機関21支店で取り扱い融資を受けた場合、同市の利子補給補助(36カ月まで支払利子の30パーセント、限度額30万円)と、信用保証料補助(払込済み保証料50パーセント、限度額7万円)が受けられる。 同市はまた、国の地域建設業経営強化融資制度に沿い、市の公共工事受注企業が請負代金を債権化し、それを担保に融資が受けられる債権の譲渡承諾を1月9日から始めた。
 市が認定した工事を受注した元請業者が出来高で2分の1以上になった場合、請負代金の債権を(株)建設経営サービスに譲渡して融資を受ける仕組みで、出来高を超える部分は東日本建設保証(株)の保証を受けて金融機関から融資が受けられる。
 同市が承諾する債権譲渡先は現在、建設経営サービスだけだが、2010年度末まで実施する。

 

[相模原市]
チャレンジショップ支援事業で5人に認定証

 相模原市は1月21日、2000年度から行っている2008年度のチャレンジショップ支援事業5件に対し、市長室で加山俊夫市長が認定書を授与した。
 同事業は商店街の空き店舗で開業すると改装費の50パーセント以内(上限200万円)、賃料50パーセント以内(最大2年間を上限に月10万円)を交付し、開業の前後は専門家による特別指導、助言もする制度で、2008年度は19件の応募があり、書類および面接審査を経て次の5人が入選した。5人のうちすでに開業しているのは1人だけで、ほかの4人は2009年度中に店舗を決めて起業する。
 ▽伊藤亮子(手作り菓子、雑貨小売)▽広川哲也(2008年11月に横山2丁目で開業済み、本格寿司の宅配)▽佐藤順一(キッズルーム併設の癒しサロン)▽奈良武久(ホテルメイドの味が楽しめる街のベーカリー)▽渡辺勝志(和の伝統にこだわる天ぷら・和食店)

 

[Sokei短信]

●大和市立保育園で園児たちがもちつき
 同保育園(西鶴間8−4−20、西村澄子園長)が1月14日行った「日本古来の伝統行事を体験する」試みとして1976年度の開園以来、毎年続けており、朝から保育士がもち米14キロ(6うす分)をふかして準備、年長のゆり組と年中のひまわり組の園児42人が順番にもちをついた。
 回りで見学する園児もこれに合わせて「よいしょ」と声援したが、応援にかけつけたのが園児の保護者2人で、そのうちの1人で祖父にあたる宮治捷三さん(64、西鶴間)は二条商店街で30年近くもちつきを経験している腕前で、保育士と協力して手際よくもちを形にし、孫と一緒にもちをつく場面では満面の笑みを浮かべていた。このあと、つきたてのもちはあんこやおかか、きなこをからませて園児全員が味わった。

●大和市立保育園の園児が園庭で地域のお年寄りと「どんど焼き」
 同保育園(下鶴間4164−1、片野明美園長)で1月14日、地域の老人クラブ「中央林間西寿楽会」(大谷勝昭会長)のお年寄り11人の支援で年中児20人がうるち米の上新粉を使って団子をつくり、園内の木をせん定した際にとっておいた三つまたの枝にとりつけた。そのうえで地域の人たちが持ち寄った正月飾りに火をつけて燃やし、お年寄りと年中児、年長児19人がかわるがわる火を囲んで団子を焼き、その団子が園児全員に配られ、「風邪を引かないように」と願いながらみんなでほおばった。

●大和西高校と姉妹校の韓国高校の生徒が大和市長を表敬訪問
 県立大和西高(南林間9−5−1、松井和彦校長)は異文化の理解や国際交流に積極的に参画できる適応力の育成を目標にアメリカやドイツなどの高校と姉妹校の協定を結んで交流、韓国の光文(く※んむん)高校とも互いに韓国語と日本語を学んでおり、昨年12月に姉妹校の協定を締結した。
 その暮れに大和西高の生徒7人が光文高を訪問、1月16日には光文高の2年生7人が4泊5日のスケジュールで来日、西高の生徒宅でホームステイをしながら日本文化を学んだり、授業に参加した。その帰国に際し、訪日のお礼を兼ねて西高の生徒や校長らが1月20日、大木哲市長を表敬訪問したもので、日本の印象について光文高の生徒たちは、「日本人の温かい心に触れられて、とても良かった」と話していた。

●今年の相模の大凧の題字は「希風」
 相模の大凧まつり委員会が募集した総数60点を審査して、相模原市磯部の飯田シゲ子さんが「来年の市政を希望して」考えたという「希風」にしたもので、5月の本番を前に加山俊夫市長が揮毫する。

●相模原市教委が「さがみ風っ子教師塾」開設の説明会
 教育への情熱と使命感を持ち、心豊かな教師を養成するため同塾を開設、その塾名と的川泰宣塾長の正式決定と講演、セミナーを兼ねて1月24日午前9時20分から市立産業会館多目的ホールで教育志願者らを対象に行った。
 同塾名には「さがみはらの未来をひらく教育考房」という冠名もつけられており、①教師養成塾を全国にアピールする②30年の伝統を誇る「造形さがみ風っ子展」にあやかった③「風っ子」のような元気な子どもを育てる教師の養成を目的に命名した。
 また、塾長になった的川氏は東京大学大学院博士課程を修了した工学博士で、同大宇宙科学研究所を経て独立行政法人宇宙航空研究開発機構にその前身機関時代から勤め、現在は同機構の技術参与・名誉教授を務める一方、NPO法人「子ども・宇宙・未来の会」を主宰、①好奇心②匠の心③冒険心の3つをキーワードに「宇宙の教育」を推進し、淵野辺に事務局を構えている。
 その塾長就任にあたっては、「子どもたちは生身の自然や生き物が大好き。自然の生き物の生きた姿に接し、いのちの大切さに気づいていく。特に宇宙についての話は、子どもたちの好奇心や想像力をかきたて、冒険心を刺激する。このような子どもたちにいのちの大切さを気づかせ、好奇心や冒険心を育てられる先生の養成に少しでもお役に立てるよう頑張りたい」とコメントしている。

2月6日 金曜日

[上溝だるま市]
快晴に恵まれ多くの人で賑わう
新企画でスタンプラリーも

 相模原市の新春の風物詩、上溝だるま市(上溝商店街振興組合主催)が1月17日、同商店街駐車場で開催され、快晴に恵まれて多くの人で賑わった。
 1989年に復活した名物イベントで、相州だるまの販売、だるまのお焚き上げ、フリーマーケットのほか、もちつきや甘酒サービスなどが来客をもてなした。
 今年の新企画はスタンプラリーと特製青だるまプレゼント。あらかじめ登録した14の組合加盟店のうち10以上の店舗をまわって店のスタンプを集めた人を対象に抽選を行い、30人に組合が用意した直径13センチの青だるまを贈呈する趣向。午前11時、スタンプ用台紙の配布が始まると順番待ちの列ができ、40人ほどが受け取って商店巡りに出発。
 だるま市の会場には親子連れや女性グループなどが目立ち、予約した人がだるまを購入したり、子どもたちがもちつきを楽しんだりする姿が見られた。
 午後3時から始まった抽選では、当たった人に青だるま、残念賞の人には小ぶりの赤いだるまが贈られ、だれもが笑顔で会場を後にした。
 小渕誠同組合専務理事は「青だるまプレゼントの効果もあったのか、人出は例年より多めだった。スタンプラリーを通じて参加者に商店街への親しみを深めてもらえればと思う。来年以降も商店街の活性化につながる手法を考えていきたい」と話していた。

 

[県産業技術センター]
国際規格の認定試験区分を9区分に拡大

 県産業技術センターは1月22日、国際規格の認定試験区分として新たに電気分野の「外観・構造試験」と鉄鋼・非鉄金属分野の「ロックウェル硬さ試験」の2区分で認定を取得、従来の7区分に加え、9区分に拡大した。
 同センターは国際規格ISO/IEC17025に適合する認定試験所として、独立行政法人製品評価技術基盤機構から2006年6月に3区分、2007年10月と2008年8月に各2区分の計7区分の認定を受けてきた。
 電気の「外観・構造試験」では情報技術機器(パソコン、FAX、コピー機等)と医療用電気機器(心電計、保育器等)の各接地導体抵抗測定、鉄銅・非鉄金属の「ロックウェル硬さ試験」では金属材料の硬さ測定で認定されたもので、電気分野の外観・構造試験区分の認定は公認試験研究機関として全国で初めてになるという。
 これにより、県内の中小企業は国内外の商取引でこの試験成績書の利用が可能になるが、同センターとしても技術支援の質の向上に向けて展開してきた「QL2(クオリティ・レベル2倍)」の活動で目標の一つにしてきた9区分の認定取得を達成できたという。

 

[イベント情報]

●伊藤あずさ版画展「藍と蒼の織りなす風景—続章」
 2月27日まで相模原市中央3−7−1のギャラリー誠文堂。「藍」と「蒼」という言葉をテーマに感性を込めた作品展示。電話042−756−3178。
●永吉規公子展—詩人のことば
 2月21日まで相模原市古淵2−3−7のギャルリーヴェルジェ電話042−776−6375。

●全天周映画「インド・ドラの王国」、プラネタリウム番組「月ってステキ」
 共に6月21日まで相模原市立博物館。観覧料おとな500円、こども200円(団体400円と160円)。電話042−750−8030。

●特別展「横浜開港150周年記念・アジアとヨーロッパの肖像」
 2月7日から3月29日まで県立歴史博物館。様々な「肖像」からアジアとヨーロッパの邂逅がもたらした人間像に焦点をあてた約100点を展示。観覧料が大人800円、20歳未満・学生400円、団体が700円と400円。電話045−201−0926。

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