2008年(平成20年)
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12月8日 月曜日

【トップセールスに挑む】
「パソコン業務通じて商店街活性化を」
インクループ合同会社・唐澤章三代表に聞く

 パソコン研修とWEB制作のインクループ合同会社(相模原市中央3—12—3、相模原商工会館内)を立ち上げたのは24歳のとき。
 もちろん、パソコンを勉強した期間はあったが、本人が「高校までは体育会系」と言うように、学校ではなく1から10までオン・ジョブで学んだ。キャリアの糸口になったのは県立麻溝台高校卒業と同時に就職した(株)インクル。パソコン研修とソフト開発をメーンにする同社に入った動機は「将来の社会でこういうものが必要とされるだろうと考えたから」という。
 初歩の業務をこなすうちパソコンの持つ無限の可能性に魅せられ、一つでも多くの知識を自分のものにしようという意欲が高まる。仕事が終わってから夜中の12時、2時まで残って勉強する日々を重ね、ソフト開発やプロミラミングなどの知識を習得。ある警備会社の管制管理システムの開発を一から手がけて完成させるまでに成長した。
 「勉強するのは楽しかったし、今の仕事にもつながっている」と唐澤さん。ところが入社5年後に社長が急逝して同社は解散。尊敬し、勉強させてくれた恩人でもあっただけにショックは大きかった。ただ、その後の身の振り方の選択肢は他企業への就職、生家である相模大野銀座商店街の「焼肉八起」の後継などいくつかあった。
 その中から選んだのは「起業」。2006年10月、経験を生かしてパソコン研修とソフト開発の個人事業主となり、前の会社でパソコン研修のインストラクターを務めていた3人をアルバイトとして迎え入れた。翌2007年1月に会社を設立した。社員は唐澤さん1人。アルバイト6人を抱える。資本金は20万円。
 社名は「インクリメント」(増加、増大)と、「ループ」(輪、コンピュータ用語では繰り返しの命令)の合成語。「喜びの輪が繰り返し増大するように」との思いを込めた。
 現在は前の会社から受け継いだ形の業務が主力。ほぼ毎日の市立産業会館でのパソコン研修、企業のシステムの保守・管理を行い、同会館とサンエールなどから業務を受託。相模大野銀座商店街のHP制作、相模原中央商店街のHP更新などに携わり、仕事の幅は広がりつつある。市の中小企業IT促進事業にも参加し実績を挙げている。
 「いろいろな企業に出向くことが多くなった。その中で感じるのは、トラブルや効率の悪さなど何かしらパソコンで困っていることがあるということ。業務を通じて人材育成や悩みの解決を手助けしたい。将来はもっと多くの場所でパソコン研修の事業を展開したい」
 前途洋々の若手経営者はさらに、「仕事を通じて地域、特に商店街の活性化に役立ちたい」と目を輝かせる。今年、商工会議所青年部、同都市産業研究会に入会したのは地域と深く関わり、まちづくりを実践しようという意欲の表れ。その視線はまっすぐ、地域に喜びの輪を広げることに向いている。

 

[相模原北署]井上さんに感謝状
踏切内女性を救助

 相模原北警察署(大竹正幸署長)11月18日、JR横浜線の踏切内から這って脱出しよとしている女性を救助した保育士の井上佳那子さん(25、大島)の勇気を称えて大竹署長が感謝状を贈呈した。
 井上さんは10月3日午前9時20分頃、橋本8丁目14番先の横浜線田尻踏切の警報機が鳴って遮断機が降りたため、電車通過待ちで停車中の園児送迎バスから踏切内にいる女性を目撃し、危険を察知して救助、その功労を称えて同署が感謝状を贈ったもので、同署にはこのアクシデントが119番で通報され、同署員が駆けつけたという。

 

[日本アメニティライフ協会]
大和と相模湖にグループホームを開設

 県内で5つの高齢者向け施設を経営する(株)日本アメニティライフ協会(横浜市、江頭瑞穂社長)は12月1日、大和市と相模湖町に新施設を同時オープンさせた。
 「花物語 やまと」(大和市下鶴間2973—2)は、同じ敷地内にグループホームと小規模多機能型居宅介護を擁する、同市内で初めての施設。建物は木造2階建て、エレベーターと空調設備、スプリンクラーなどを備えている。
 認知症の人に対応するグループホームは1階、2階にそれぞれ9つずつの居室を備え、デイルームと台所なども完備した。
 料金は入居一時金が25万2000円、入居保証金が10万円、月額利用料が13万3000円。介護料は2万5000円〜3万円程度。
 また、登録者に宿泊、通い、訪問の各サービスを組み合わせて利用してもらう小規模多機能型居宅介護は登録定員が25人、通い定員が12人、宿泊定員が5人。
 介護保険利用料は要介護度別にひと月ごとの定額料金になっており、要介護1の1万1636円から要介護5の2万8627円まで。介護保険外利用料は朝食が500円、昼食、夕食が700円、おやつが100円。宿泊費は1泊3000円。おむつ代などは実費負担となる。
 江頭社長は「グループホームと小規模多機能型居宅介護の併設という特長を生かし、初めに通いや宿泊サービスなどを利用してもらい、施設に慣れてからグループホームに移行していただくこともお勧めしたい」と話す。
 一方、定員18人、全室個室のグループホーム「花物語 さがみ湖」(相模原市相模湖町与瀬7一9—3)は相模湖畔に立地しており、春の桜、秋の紅葉、それに夏の花火などを一望できるのが大きな特長。
 江頭大施設長は「利用者に豊かな自然環境に親しみ、地元の人たちとの交流も深めるため地域の祭事に参加するほか、お花見や小遠足、土いじりなどを楽しんでもらう機会を多く設ける」と話す。医療機関との連携により、ホーム内で定期的に健康チェックも行う。
 利用料は「花物語 やまと」のグループホームと同じで、相模原市内の事情通によると「他の企業が運営している施設と比べてかなり低額」という。ともに20人余りの専属スタッフが常勤し、老いを迎えた高齢者の地元施設での生活を支える。
 問い合わせは「やまと」が 電話046‐278‐2177、「さがみ湖」が電話042‐682‐7087。

12月9日 火曜日

[内出中]
映画「青い鳥」撮影地で試写会
主演の阿部寛さんが生徒と交流

 人気俳優の阿部寛さんと映画監督の中西健二氏が11月16日、相模原市立内出中学校(下九沢)を訪れ生徒らと交流した。
 中西氏が監督し、阿部さんが主演した映画「青い鳥」(重松清原作)が公開されるのに先立ち、2人の強い希望により撮影地の内出中で試写会を開いたもので、阿部さんが村内という吃音(きつおん)の臨時教師を演じる「青い鳥」が上映された。
テーマは「いじめ」。同級生を自殺未遂に追い込んだ2年生のクラスに臨時の担任として赴任した村内は、いじめられた生徒、野口の机といすを倉庫から教室に戻させ毎朝、「野口君、おはよう」と声をかける。過去を忘れようとしている生徒は反発するが、吃音の教師は、「大切なのは過去を忘れず、過去に責任を持つことだ。忘れずにいることでいじめた相手といつまでも一緒にいることだ」と諭す…。
 上映後、まず阿部さんが「心にしみる作品になったと思う」と話した後会場とのディスカッションを行い、生徒から「いじめを知っていても何もしない人も悪いと教えられた。いじめを止める人間になりたい」「自分の過ちから逃げていたが、しっかりとそれに向き合わなければいけないと思った」などの声が上がり、中西監督は「この映画を見てくれる人が自分で何かを感じて一歩進んでくれればと思っている。その気持ちが通じた感想が聞けてうれしい」と顔を綻ばせ、阿部さんも「村内先生の言葉は心からの言葉。それを心で受け止めてもらえてうれしい」と語った。
 また、阿部さんは「せりふが少ない分、子どもたちの真っ直ぐな目と向かい合った。その目から伝わるナイーブさを感じてとても疲れた。村内先生の役は、私自身が相手の心に伝わる言葉を発することができるかどうかを試される役だった」とも回顧し、映画への感動と共感を示す参加者の盛んな拍手に送られながら会場を後にした。

 

[城山町商工経済同友会]
創立20周年祝う
地域貢献活動に実績

 城山町商工会青年部のOBが中心の「城山町商工経済同友会」(平栗文夫代表幹事、43人)の創立20周年を祝う式典が11月8日、同町公民館で行われた。
 同会は1988年の創立以来、町もみじまつりへの参加、会員の店舗紹介パンフレットの作成などのほか、社会貢献活動としてプルトップ回収事業を行い、これまでに3台の車いすを町内の福祉施設に寄贈している。
 この日の式典では平栗代表幹事が20年の歩みを振り返り、「町の中堅商工業者のコミュニケーションの場として、また、商工会青年部の支援団体として活動してきた。これからもよりよい地域社会づくりに貢献していきたい」と式辞を述べた。
 また、来賓のあいさつに続いて、加山俊夫相模原市長が「これからの相模原」と題して記念講演。政令指定都市への移行、さがみ縦貫道と津久井広域道路の敷設などを展望した上で、「相模原市の活力あるまちづくりに向け、商工経済同友会の一層の発展と協力を期待している」と語った。
 このあと、会場を町商工会館に移して祝賀会を開き、参加者が和やかに歓談した。

 

[東京都産業交流展]
相模原市の中小企業14社が出展

 東京都などが主催した第11回産業交流展が11月25日と26日、東京ビッグサイトの西1・2ホールおよびアトリウムで行われ、相模原市のシティセールスと市内中小企業の販路拡大に向けて、相模原市産業振興財団による「インキュベーションシティさがみはら」のブースが開設され、市内中小企業14社が出展した。
 市および相模原商工会議所、(株)さがみはら産業創造センター、津久井四町商工会が連携、同財団がこれを取りまとめて機械・金属ゾーンに出展したもので、市など関係機関の情報発信ブースも設けられた。
 同展は同じ東京ビッグサイトの東2・3ホールで26日から28日まで行われた独立行政法人中小企業基盤整備機構主催の中小企業総合展2008にあわせて行われたもので、出展した市内企業は次のとおり。
 ▽アイフォーコム(株)▽アイルドリーム(株)▽(株)イノウエ▽エイト技工(株)▽(株)共立▽(有)河野製作所▽(株)コバヤシ精密工業▽城山工業(株)▽(株)トモエレクトロ▽ハリマ梱包(株)▽(株)マイクロキャッツ▽松永商工(株)▽ユタカ精工(株)▽(株)さがみはら産業創造センター

12月10日 水曜日

[厚木・愛甲まちづくり研究会]
小田急多摩線延伸協力を要請

 厚木および愛甲地域の鉄道延伸等調査研究事業に取り組んでいる厚木・愛甲まちづくり研究会(会長・小林常良厚木市長)は11月14日、相模原市に同市域への小田急多摩線延伸の早期実現と厚木・愛甲地域への同線延伸に協力を求める要請書を提出した。
 同会の小林会長と愛川町の山田登美夫副会長、清川村長の大矢明夫監事が加山俊夫市長を訪れ、「小田急多摩線の厚木・愛甲地域への延伸で当該地域の公共交通網は飛躍的に向上し、通勤・通学者の利便性はもとより、観光客の増加や産業、経済の更なる活性化が見込まれるので、延伸はまちづくりになくてはならない」と要望書で示した意義を強調して支援を求めたもので、これに対し加山市長は「以前からみなさんと一緒に取り組んでいきたいと思っていたので、県央・県北地域が共に発展するためにも協力関係をつくっていきたい」と語った。
 小田急多摩線は2000年1月の運輸政策審議会(現交通政策審議会)の答申で唐木田駅からJRの横浜線および相模線方面への延伸を「今後検討すべき路線」と位置づけている。

 

[県立新磯高校]
2年生有志が相模川プロジェクト
高田橋皮切りに橋脚の落書き消し

 県立新磯高校(相模原市新戸2607—2、川上信昭校長)の生徒会本部役員を含めた2年生有志10人が相模川に架かる橋脚の落書きを落とす「相模川プロジェクト」を立ち上げ、11月22日午前十時からPTA、地域住民と協力して水郷田名の高田橋の落書きをペイントクリーナーで落とす作業を行った。
 同高の生徒から「いつ頃からか定かでないが、相模川に架かる橋脚が落書きや焚き火などで汚れが甚しい。河川に架かる橋は地域と地域を結ぶ重要な役割を果たしているので、このまま放っておくわけにはいかない」という声を発端に始まったプロジェクトで、生徒たちは相模原市や県相模原土木事務所に相談して方策を練り、PTA協議会にも強力を要請し、この日の行動になった。
 これを契機に生徒たちは昭和橋、座架依橋の落書き落としも順次行う計画だ。

 

【Sokei短信】

●歡照山会が相模原市社会福祉基金に33万円を寄付
 太陽物産(株)(町田市)と取引企業で設けている同会の山中泰久会長が11月13日、加山俊夫市長を訪れて寄付した。同会のチャリティーゴルフ大会による募金を寄付したもので、1998年11月に始めて以来今回で22回目にあたり、寄付金総額は684万1712円になった。

●都道府県エコ取り組み調査で1位は長野県、2位京都府、3位東京都で、神奈川県は11番目
 企業ブランドおよび地域ブランドの調査とコンサルタント業務を行う(株)ブランド総合研究所(東京都港区、田中章雄社長)が今秋9月、資源ごみの分別、冷暖房の温度設定など環境に配慮した行動で都道府県ごとに比較した調査を行い、その結果、長野県は「待機電力に気を使っている」が48.1パーセント、「味噌汁の残りなど流さない」が12.8パーセントで全国1位だった。調査はインターネットで行い、都道府県ごとに200人以上を回収、合計で2万1269人から回答を得た。同社は11月20日からこの調査報告書を9万8000円(電子データ付き)で販売している。問い合わせは 電話03−3539−3011。

●SC相模原に相模原市が称賛の楯を贈る
 第15回全国クラブチームサッカー選手権大会で優勝したSC相模原の望月重良代表らが11月14日、加山俊夫市長を訪れ優勝の報告を行ったのにあわせて贈呈された。この優勝について同市長は「チーム一丸となってつかんだ優勝に敬意を表すると共に最大の目標であるJリーグ昇格にますます期待が膨らむ。これからも市をあげて支援したい」と励ました。同チームはこのあと、市議会の稲垣稔議長も訪れ、祝福を受けた。

12月11日 木曜日

[小田急ホテルセンチュリー相模大野]
24日と25日にショー
ゴーオンジャーとワイルドワンズが登場

 小田急線相模大野駅北口の小田急ホテルセンチュリー相模大野は12月24日と25日の2日間、歳末イベントを開催する。
 クリスマスイブの24日は「クリスマス ファミリーブッフェ」。子どもたちに大人気のゴーオンジャーのアトラクションショーと、シェフが腕によりをかけた和洋中のブッフェがセットになった家族向けのイベント。豪華賞品が当たるビンゴ大会も楽しめる。
 午後1時30分からと、午後5時30分からの2回開催する。大人6000円、3歳以上小学6年生以下3000円。
25日は「加瀬邦彦&ザ・ワイルドワンズクリスマスブッフェショー」。ワイルドワンズは1960年代に大ヒット曲「想い出の渚」でデビューした伝説のグループサウンズ。その後もヒットを連発しながら解散し2006年に再結成。今年5月から全国で加山雄三とのジョイントコンサートを展開している。同ホテルのイベントでおなじみのエディー田中&バックビートも出演する。
 開演は午後2時からと、午後6時30分からの2回。料金はビール、焼酎、ウィスキーなどの酒類、ソフトドリンク飲み放題込みで1人1万5000円。
両イベントとも会場は8階宴会場フェニックス。料金にはサービス料、消費税を含む。予約、問い合わせは 電話042‐767‐1112。

 

[県立相武台高校]
「メディア論」授業で3年生が映画作り

 県立相武台高校(相模原市新磯野468、片英治校長)で10月から後期の総合学習「メディア論」で生徒が映画制作に挑む授業が始まり、11月26日と27日には同授業を選択している3年生約30人が図書室でビデオカメラによる撮影技法を学んだ。
 学校法人神奈川映像学園(川崎市麻生区)の日本映画学校とのコラボレーションで行っているもので、シネリテラシー(映像情報を論理的に理解する能力・態度)を育むため、同校の千葉茂樹副校長とシナリオライターの岸川真氏のアドバイスを受けながら5、6人による6チームに分かれて毎週月曜と木曜日の5校時、火曜と水曜日の4校時の授業で台本づくりや撮影技術を学んでいる。そのうえで各チームが5分程度のビデオ映画制作に取り組む計画で、ドギュメンタリーと創作のどちらにするかでは全チームとも創作を選び、いじめ問題など学園ものをテーマにした作品制作に挑んでいる。
 作品の完成は来年1月の予定で、これを伝え聞いた地域住民の誘いもあって2月7日に相武台公民館で上映会を行う予定だが、今のところは確定していない。
 生徒たちのそうした取り組みを指導している中山周治教諭は、この授業に関して「できるなら来年以降も継続していきたい」と話している。

 

[大和市]
市立小学校7校で電気自動車による環境学習

 大和市は11月20日から27日にかけて市立小学校7校で県から借りた電気自動車による環境学習を行った。
 その皮切りとして行われた市立柳橋小(柳橋1—17—7、三保谷眞知子校長)では5年生101人が参加、グラウンドでは市職員によるパネルを使った低公害車の種類や電気自動車の特長などについて説明を受けたあと、騒音計を使ってガソリン車との音の違いを測定。さらに①体験乗車②質問③クイズをする3つのグループに分かれて、ローテーションですべてを学習した。
 このうち、乗車体験グループでは実際に同乗し校庭を走行、クイズグループは電気自動車が国内に何台あるかとか走れる距離など三者択一の質問に挑戦、正解のたびに大きな歓声で湧いた。
 この学習は引き続いて市立深見小、南林間小、北大和小、草柳小で行われた。

12月12日 金曜日

【とぴっくとーく】
女性の力で地域貢献
女性団体「国際ソロプチミスト相模」
会長・山田洋子さんに聞く

−−今年もチャリティーゴルフの収益を寄付しましたね。
 「はい。チャリティーゴルフ大会は毎年続けている活動で、13回目になります。今年は136人の方に参加していただきました。この収益を寄付する事業は国際ソロプチミスト相模にとって大切な社会貢献と考えています。今年は日本介助犬協会、ガールスカウト、相模原国際交流協会に寄付しました」
−−ソロプチミスト相模の会員と活動は。
 「メンバーは専門の仕事を持ち実業界で活動している女性で、現在は18人で構成しています。企業の中で必要とされる重要な仕事をしながらソロプチミストに参加しています。景気が厳しく、気持ちのゆとりを持つのが難しい状況ですが、年齢や考え方の違いを超えて正直な意見を出し合い、おたがいに励まし合いながら活動しています。仕事だけの生活でなく、地域のために役に立つことをしたいという気持ちが支えです。より多くの女性に会員になっていただきたいと思っています」
−−活動の目標は。
 「国際ソロプチミストはグローバルな組織で、女性と女児の能力を開花させて、力強く平和な地域社会を作り出すことを目的に活動しています。女性と女児に対する暴力をなくすことは早くから提唱してきましたし、環境についてもそれぞれの地域で地球温暖化防止のための具体的な取り組みを行っています」
−−今後の事業は。
 「環境問題に取り組んでいる学校を支援する活動の一環として県立相原高校の支援に着手します。また、来年1月31日にタレントの山田邦子さんと医師の土居卓子さんを招いて乳がんをテーマにした講演会を市と共催します。ぜひ、多くの方に聴いていただきたいですね」

 

[県自然環境保全センター]
丹沢山地の土壌保全対策マニュアルを作成

 県自然環境保全センター(厚木市七沢)はこのほど、丹沢山地の土壌保全対策マニュアルを作成した。
 丹沢山地のブナ林では近年、地面を覆う植物がニホンシカに食べられて土がむき出しになり、降雨のたびに土壌が流され、東京農工大の石川芳治教授らが2004年から行っている土壌の浸食調査によると、1年間に約4ミリから9ミリ削りとられている実態が判明している。その量は植物がまったくないはげ山と同程度とされ、県民の水がめにもなっている丹沢山地にとっては「深刻な状況」と指摘されている。
 こうした状況から同センターは、専門家をまじえて現地で施工試験や対策手法を検討、その結果、再生に向けた技術指針をマニュアル化したもので、①土壌浸食問題の仕組みと対策②統合的な土壌保全計画の作り方③自然の力を活かした環境負荷の少ない土壌保全対策工法と効果的な設置方法④保全対策の効果を検証する方法といった形で解説している。
 同冊子は一般向けにインターネットでも公開しており、問い合わせは同センター 電話046−248−0321。

 

【イベント情報】

●年末版画3人展
 12月1日から26日まで相模原市中央3−7−1のギャラリー誠文堂。地元で活躍する大沼正昭、工藤忠孝、南正雄のミニ作品を中心に展示。電話042−756−3178。

●2008ヴェルジェ展
 12月2日から20日まで相模原市古淵2−3−7のギャルリーヴェルジェ。芦野英子、石原章吾、住谷美知江、菅沼稔、細谷玉江、松永健吾、横山洋ら作家24人の作品を展示。電話042−776−6375。

●コレクション展「中世の板碑」
 12月6日から1月18日まで県立歴史博物館。旧武蔵国(東京・埼玉・神奈川の1部)で見られた青緑色の石肌をもつ緑泥片岩を加工した板碑を、館蔵コレクションに加え、横浜市教委の協力も得て展示。無料。電話045−201−9926。

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