2008年(平成20年)
相模経済新聞社
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11月24日 月曜日・祝日

 

 

 

11月25日 火曜日

【トップセールスに挑む】
客の感性に訴える個性的な陶磁器を軸に
創作陶磁器「士師里」の若店主・土師 豪さんに聞く

 創作陶磁器の販売を手がける「士師里」(相模原市千代田5—1—11)の2代目、豪さんが市内の高校卒業後、陶器販売の修業に出たのは「この店を継ごうという気持ちがあったから」。
 その言葉は、夫と共に1970年に創業し、5年後に夫を亡くしながらも懸命に店の経営を続ける母親、典子さんを支えたいという思いがあったことを言外に物語る。豪さんの修業は10年あまりに及び、販売のノウハウを学ぶだけでなく、陶器の製作現場に足を運んで作家や職人と面識を得るようにもなった。こうした経験を経て現在は、母親とともに「土師里」の経営に若い力を注ぐ。
 店舗は広さ約40平方メートルと小ぶりだが、店内には日用品から高級品まで数多くの器が展示されている。目を奪う豊かな色彩があふれ、県道沿いという立地を忘れさせる別世界の雰囲気が漂う。
 商品は1個100円単位の小物から数百万円の芸術品まで多岐にわたり、最近は急須や茶碗といった普段使われる食器の需要が増えている半面、5000円の湯呑み、1つ7000円の定価がついた皇室御用達作家による九谷焼の茶碗など、「贈答品に使ってもらうものも少なくない」という。
 県道を車で通る一見客が立ち寄ることもあるが、開業以来付き合いのある固定客が多く、時折顔をのぞかせて気に入った品物を買い求める人がお得意さん。中には「こういうイメージの器を作ってもらえないか」と相談を持ちかける馴染客もいる。そんな注文にも応えられるのは、開店当時から窯元を訪れて作家との交流を深め、信頼関係を強めてきた典子さん、それを受け継いでいる豪さんの作家を大切にする姿勢があればこそだ。
 核家族化が進む中で、セット物の皿や食器は必要とされなくなり、カタログ販売が全盛を極めるなど経営面で逆風は強い。こうした背景を踏まえて豪さんは「カタログには載っていない、魅力ある単品を充実させていきたい」と力を込める。実際、自分の目でいいものを選ぶため、現地で仕入れをする回数も増えている。
 さらに、「デパートや大型雑貨店と同じ商品を置いていてはだめ。お客さんに『面白い』『こんなものが欲しかった』と感じてもらえる品物を揃えることが大切」と信念を語る。つまり、客の経済感覚をくすぐる安さを看板にするのではなく、客の感性に訴える個性的な品揃えに店の生き残りを託すということにほかなるまい。
 「小さいところは時代の波に飲み込まれて、何の商売も大変。早く若い人に全部まかせたいが、昔から話の合うお客さんも多くて……」と、まだまだ元気いっぱいの表情で語る典子さん。その傍らで、好青年を絵に描いたような二代目は「母とは違う感覚の品物を求めてくるお客さんも増えるはず。ほかには無い、変わったいいものがあるという評判を高めていきたい」と、新感覚の陶磁器や雑貨などの需要開拓に意欲を燃やす。

 

[大協技研]野菜や果物栽培の害虫対策
粘着トラップ「虫バンバン」を発売

 害虫対策商品を製造、販売する大協技研工業(株)(相模原市相南1—22—4、大山康夫社長)は10月30日、施設栽培の害虫対策向け粘着トラップ「虫バンバン」を発売した。
 紙製の粘着シートの彩色基材として業界でも稀有な蛍光色(黄色)の採用により飛翔害虫の誘引効果を高めたほか、蛍光色採用の利点として明け方や雨・曇りの時など害虫の活動が鈍い状況下でも効果的に誘引捕獲できるようにしたという。
 また、粘着シートに耐水紙製シートと特殊な粘着剤を使用、これにより持続性に優れた捕獲ができ、紙製なので一般ごみとして廃棄できるとしている。
 野菜や果物などに飛来するコナジラミ、ハモグリエバエ、アザミウマなどの害虫が対象で、1枚のサイズが幅10センチ、長さ25センチ。1袋20枚入りで、800枚40袋ケースでも販売する。
 同社は今年2月にも粘着トラップ「くるくるキャッチャー」を発売しており、この併用で経済的な効果も期待できると促している。
 価格はオープンで、農資材店、種苗店、農協などで販売、販売代理店も募集しており、初年度1億円の売り上げを見込んでいる。問い合わせは製造にあたる同社座間事業所 電話046−252−9311。

 

志田紫岳さんが“吟道20周年”記念リサイタル
11月30日・市民会館/「花ごころ」など20曲

 相模原市横山出身で詩吟師範と演歌歌手という2つの顔を持つ志田紫岳さんが11月30日正午から同市市民会館で「吟道20周年記念」と銘打ったリサイタルを開く。
 志田さんは若手吟詠家として精進していた1991年、日本コロムビア全国吟詠コンクールで優勝し、そのつややかな声が歌謡曲でも通用すると認められて歌手としての活動も開始。
ガッツ石松とのデュエットで話題となり、その後演歌に吟詠を織り込んだ曲にも挑戦。現在は、ヒットメーカー市川昭介が逝去直前に作曲した持ち歌、「花ごころ」を中心にした舞台活動を各地で展開し、地元でも活躍している。
 リサイタルではこうした歩みの中で築き上げた「紫岳の世界」を披露する。持ち歌など20曲を始め、吟詠とヴァイオリンの和洋セッション、舞踏華園流の応援、お楽しみアトラクションなども盛り込まれており、澄んだ歌声の魅力と華麗な雰囲気あふれる舞台になりそうだ。
 指定席4000円、自由席3000円。問い合わせは紫岳事務所 電話042−754−7249。

11月26日 水曜日

[県宅建協会相模南支部]創立35周年記念式典
政治評論家森田実氏の講演も

 相模原市南部地区と座間市内の不動産業者で組織する県宅地建物取引業協会相模南支部(有山晴夫支部長)が今年、創立35周年を迎え、この記念式典と祝賀会が10月24日午後3時30分からホテルセンチュリー相模大野で開かれ、同支部の会員と来賓をはじめ約150人が出席した。
 その式典で有山支部長は、同支部が1967年(昭42)創立の相模支部から1973年(昭48)に分離独立し、当時の会員229社から一時は410社まで膨らんだが、現在の会員は332社という経緯に触れる一方、近年は環境美化運動で苗木3万本の寄贈や相模南不動産事業組合、支部レディース委員会の立ち上げなどにも触れ、「日本経済は今、最悪の状態で混乱しているが、生活の安全が国民の願いであり、そのために私たちも努力していきたい」と式辞で述べた。
 このあと、特別永年会員65人と永年会員93人への感謝状贈呈、同支部3代目の支部長で県宅建協会元会長を務めた大貫守弘氏ら来賓の祝辞があり、この中で現在、同協会会長を担う和気猛仁氏は「不動産業界は不況の真只中にあるが、不動産業は景気回復の基盤となる業種なので、みんなで団結してジャンプする契機にして欲しい」と呼びかけた。
 続いて政治評論家の森田実氏が「混迷する経済に光を!今、政治は何をなすべきか」をテーマに講演。過去の米国における経済政策の歴史を振り返りながら今回の金融危機を検証し、「アメリカの自由と民主主義、パックスアメリカーナは崩壊した」として、「日本も危機で、新自由主義の政策転換をしないし、金融政策を変える動きもない。この危機を脱出するには、財政出動を罪悪とする指摘があるが、私は公共投資をすればいいと思っている。企業の倒産を止めるにはしゃにむにやらなければならない」と強調した。
 引き続いて行われた祝賀会には相模原市の加山俊夫市長、座間市の遠藤三起夫市長、稲垣稔相模原市議会議長をはじめ、衆院議員、県会議員らが臨み、それぞれ祝辞を述べた。

 

県美術展入選の吉窪さん
ギャラリーコンシール渋谷で29日まで個展

 大学卒業後に主として油彩の制作活動を続け、2008年の神奈川県美術展で入選した吉窪茜さん(27)が11月23日から29日まで東京・渋谷の道玄坂1—11—3富士商事4階にあるギャラリーコンシール渋谷で「個展o6」(こてん・ろくのぜろじょう)を開く。
 「負けることや傷つくこと、失敗を怖れない」という自らが目標とする立場をテーマに「新しくてピカピカしたものより、長年勤めて錆が浮いた鉄柱や、雨水の跡が染み付いたコンクリート塀など、古びたものに魅力を感じ、一昨年から使い古された物をモチーフに描き続けている」という吉窪さんが73センチ×220センチの大作をはじめ約20点の油彩画を展示するもので、「作品の表情に少しでも迫れるよう、少し暗目の照明による展示」を試みるという。

 

収穫期迎えた「さがみ菜」
さがみはらのめぐみ祭りなどで販売

 県と相模原市、JA相模原市、同市内の農家が協力してつくった「さがみグリーン」こと「さがみ菜」が収穫期を迎え、11月30日に市産業会館多目的ホールなどで行われる「さがみはらのめぐみ祭り」で「さがみ菜漬」としてPRを兼ねて販売される。
 「さがみ菜」は県農業総合研究所(現農業技術センター)が開発した漬物加工用のカラシとタカナの交雑品種。カラシの風味(辛さ)と多肉のタカナの柔らかい食感が特長で、10月21日から漬物加工会社への出荷が始まり、収穫は12月初旬まで行われる。
 その漬物はさっぱりとした塩漬けで、保存料や着色料を使わず、「かながわブランド」にも登録されている。

11月27日 木曜日

[マグナオート] 「愛車広場カーリンク」
中古車の売り手と買い手の仲介拠点に

 相模原市内で3店舗を展開する中古車販売の(株)マグナオート(光が丘1—18—2、中山義夫社長)は11月29日、光が丘店と橋本店(橋本7—5—2)を「愛車広場カーリンク」として再出発させる。
 中古車の売り手と買い手の仲介拠点にするもので、個人などから中古車の販売を委託してもらい、同社がネットでPRして2週間から1カ月の間に買い取り客を見つける方式。車を預かる際に買い取り保証金額を客に提示し、1カ月たっても買い手が見つからない場合、この金額で車を買い取る。
 「流通過程で他の業者が介在しない分手数料などが減る。そのため車の査定価格を大幅にアップさせることができるし、販売価格は安くできる。売り手にとっても買い手にとっても有利なシステム」と中山社長。
 その半面、買い控えや若い世代の低所得化による車の保有台数の減少という逆風のため、「今年は前年比85パーセント、来年は70パーセントを覚悟せざる得ない状況」(同社長)という同社にとっては生き残りを賭けた新路線。全国展開する(株)リンク・プロモーション(東京・台東区)のFC募集に応じて新事業を拡大し、他社との差別化を図る。
 中山社長は「初期投資額は1店舗3000万円。カーリンクの知名度を上げ、3年以内に古淵と相模大野に進出して5店舗態勢にしたい」とあくまで前向きの姿勢。カーリンク方式で売り上げの落ち込みを食い止める考えだ。6月からこのシステムを稼働させている淵野辺店(鹿沼台2—22—23)は順調に実績を伸ばしているという。
 11月29、30の両日、3店舗でオープン記念の高価買取キャンペーンを行い、査定を依頼した人にもれなくティッシュ5箱を進呈するほか3000円分のクオカードが当たるビンゴゲームを開催する。成約者にはディズニーランドペアチケットまたは宝くじ1万円分をプレゼントする。
 営業時間はいずれも午前10時から午後8時。年中無休。問い合わせは光が丘店(フリーダイヤル0120‐69‐8899)。

 

[相模原商工会議所]
「IT促進セミナー」で事例発表

 相模原商工会議所主催の「IT促進セミナー」が11月6日、市立産業会館で開催され、約25人が受講した。田中渉氏(NPO首都圏南西経営応援隊副理事長)の「儲けの仕組み〜再構築のすすめ」と題する講演と事例発表の2部構成。
 田中氏は、IT活用による儲けの仕組みづくりを成功させるためには経営トップのリーダーシップ、管理職の当事者意識、社員全員参加の組織力の3要素が不可欠と強調。特にトップが自分の思いと戦略を明確にして会社が目指すものを社員全員に理解させながらIT経営に取り組むことが重要だと指摘した。
 事例発表ではまず、本間俊三氏((株)ホンマ電機社長)が手書きの伝票類をコンピュータに保存する仕組みに改めたメリットについて「社員が情報を共有できるようになった。また、顧客管理をデータ化することにより客が見える効果も生まれ、顧客の信頼感の向上と囲い込みに役立っている」と説明した。
 これに関連して同社のIT化を支援した唐沢章三氏(インクループ合同会社代表)は「どんなことをしたいのかをはっきりさせた上でネットやコンピュータを活用してほしい」と参加者にアドバイスした。
 最後は(有)ほてい屋(横須賀市)の宮川洋一郎社長がネット通販で成功した事例を語り、「いちばん重要なのはレスポンスの速さ。問い合わせのメールには3時間以内で返信を送るようにしている。サイトを1つの商品に特化することも大切」と強調した。

 

[県央県政総合センター]
津久井在来大豆商品化へ豆腐等加工業者と連携

 県央県政総合センター(厚木市)は自主提案事業として2007年度から取り組んでいる地場農産物「津久井在来大豆」の生産農家と食品加工業者を結ぶ連携事業の一環で11月12日、座間市新田宿のほ場(畑)で関係農協や大豆農家、関係自治体職員らが大型コンバインによる同大豆の収穫視察を行い、ウィークリー知事現場訪問で松沢成文知事も訪れ、コンバインに試乗するひと幕もあった。
 この事業は、地産地消による農業経営の安定化と遊休農地の解消をはかるため、県央県政総合センター農政部が初めての試みとして取り組んでいるもので、津久井在来大豆を対象にしたのは県央地域で増加している遊休農地を活用するには労力を要する野菜や果樹よりも省力的な大豆や小麦が適当と判断、大豆栽培は小規模経営のため助成制度の対象になりにくく、農家所得の確保には高付加価値で高単価の販売が可能な豆腐や味噌加工を考慮した結果という。
 その取り組みを本格化したのが2008年度で、生産振興支援策として技術実証展示ほ(畑)に選んだのが相模原市津久井町根小屋と座間市新田宿の畑。このうち根小屋の畑では二毛作実証の試みとして大豆の裏作小麦栽培を行っており、今回視察が行われた新田宿の畑7反では、省力化するためのコンバインによる収穫を行った。
 また、生産農家と豆腐や味噌の加工業者のマッチング支援策では、津久井在来大豆を取り扱う意向調査を行い、県央管内の112社にヒヤリングを行った。この結果30社が関心を示したが、マッチングに応じたのは4社だったという。
 そうした中で海老名市では生産農家と豆腐加工業者の連携がスタート、座間市新田宿のほ場と連携する業者も内定しているが、1反あたりの生産量が200キロなので、加工業者への年間を通した安定供給の面で課題を抱えているという。
 こうした経緯から同センターは今後の課題として、①農家の集団化による生産体制の構築②5月から10月の高温による品質劣化を防ぐための低温の貯蔵設備の配備③一般品種より少ないタンパク質を補うための豆腐製造の高い加工技術などをあげており、残りの2009年度と2010年度で流通や販売の促進も含め、これらの課題解消に向けた取り組みを行う方針だ。

11月28日 金曜日

[相模原商工会議所]「IT促進セミナー」開催
「儲けの仕組み」講演ほか、地元業者らが事例発表

 相模原商工会議所主催の「IT促進セミナー」が11月6日、市立産業会館で開催され、約25人が受講した。
 田中渉氏(NPO首都圏南西経営応援隊副理事長)の「儲けの仕組み〜再構築のすすめ」と題する講演と事例発表の2部構成。田中氏は、IT活用による儲けの仕組みづくりを成功させるためには経営トップのリーダーシップ、管理職の当事者意識、社員全員参加の組織力の3要素が不可欠と強調。特にトップが自分の思いと戦略を明確にして会社が目指すものを社員全員に理解させながらIT経営に取り組むことが重要だと指摘した。
 事例発表ではまず、本間俊三氏((株)ホンマ電機社長)が手書きの伝票類をコンピュータに保存する仕組みに改めたメリットについて「社員が情報を共有できるようになった。また、顧客管理をデータ化することにより客が見える効果も生まれ、顧客の信頼感の向上と囲い込みに役立っている」と説明した。
 これに関連して同社のIT化を支援した唐沢章三氏(インクループ合同会社代表)は「どんなことをしたいのかをはっきりさせた上でネットやコンピュータを活用してほしい」と参加者にアドバイスした。
 最後は(有)ほてい屋(横須賀市)の宮川洋一郎社長がネット通販で成功した事例を語り、「いちばん重要なのはレスポンスの速さ。問い合わせのメールには3時間以内で返信を送るようにしている。サイトを1つの商品に特化することも大切」と強調した。

 

[大和商工会議所]「お店大賞2008」の受付開始
投票者には抽選で特産品や商品券

 大和商工会議所は11月1日、2009年2月下旬に発表する「街中お気に入りお店大賞2008」の投票受けつけを始めた。
 市内の中小小売業、飲食店、サービス業を営み、消費者に支持されている個性的で魅力ある店舗を表彰するもので、投票は商議所のFAX、HP、携帯電話、郵送、イベント時の投票箱などで1月31日まで受けつける。
 その投票者の中から抽選で(1)大和市特産品・推奨品セレクトセット(2万円相当)3人、(2)日本ビクターオーディオプレイヤー(2万円相当)3人、(3)JTB商品券(2000円分)20人が当たる仕組みで、この抽選にもれた人を対象にクオカード(500円相当)を20人にプレゼントする抽選も行う。
 投票で選ぶのは大賞および準大賞各1店と入賞3店、ディスプレイ・イルミネーション賞1店で、商議所FAXは046−264−0391、HPはwww.yamatocci.or.jp

 

【Sokei短信】

●相模原市民文化祭で短歌・俳句・川柳・詩の文芸展
 10月30日から11月3日まで市立あじさい会館展示室で行われ、各部門の文化祭賞、市長賞などを受賞した作品が披露された。このうち市長賞に選ばれたのは、短歌が「長雨で生き生きとした紫陽花に声かけられて立ち話する」(江成深雪・田名)、俳句が「わが過去の色の一つが雁来紅」(折原立子・御園)、川柳が文化賞に「点滴の跡がいのちを咀嚼する」(古屋みよ子・横山)、市長賞には「パソコンを駆使して脳が開花する」(花井義道・古淵)が選ばれた。このほか現代詩では市長賞該当作品がなかった。

●相模原市立湘南小児童が相模川河川敷でカワラノギクのお花見会
 同小(尾澤洋二校長、児童数50人)は3、4年生が2001年から学校に隣接する河川敷でカワラノギクを守る会(川又猛会長)と共に保護活動を行っており、昨年9月の台風で約2000本あった苗がほとんど流出したため今春、残った種を蒔き、約1500株が見頃を迎えたのを機に10月29日にお花見会を行ったもので、昼の弁当を広げて白や淡い青柴色の花を楽しみ、このあとスケッチにも取り組んだ。

●(社)相模原市畜産振興協会が配合飼料価格高騰に伴う支援対策事業を創設
 緊急かつ一時的な支援策として創設したもので、同協会会員で2008年4月1日から9月末までに配合飼料を購入した場合で、購入価格の3分の1に相当する額を補助し、補助額は1件3万円を限度にする。

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