2008年(平成20年)
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7月14日 月曜日

[シュタイナー学園]生命力医学テーマに講演会
「アントロポゾフィー医学」の世界的指導者招き
7月27・28日

 学校法人シュタイナー学園(相模原市藤野町)は7月27日と28日、日本シュタイナー幼児教育協会らとの共催による「シュタイナー教育&アントロポゾフィー医学」をテーマにしたミヒャエラ・グレックラー医学博士の講演会を都内で開く。
 「アントロポゾフィー医学」は肉体だけでなく生命力、感受性、精神など目に見えない部分をも視野に入れて治療を行う医学で、ルドルク・シュタイナーとイタ・ヴェークマン医師によって20世紀初頭に創始された「統合(ホリスティック)医療」の一つとされており、グレックラー博士はその世界的指導者という。
 27日は早稲田大学キャンパスで「子どもの〝いのち〟と幼稚園、学校、社会」をテーマに午前10時、午後2時30分からの2回行い、料金は各回3000円で定員が160人。28日はオリンピック記念青少年センターで「健やかな心・体・社会—シュタイナーの予防学からのアプローチ」をテーマに午前10時、11時45分から2回行い、料金が通しで5000円。また午後3時30分からは「シュタイナー幼児教育入門講座」を行い、料金が3000円で、この日の定員は200人。
 この申し込み方法はwww.steiner.ed.jp/gkouza_2/で公開、7月19日まで受けつけている。問い合わせは同学園・電話042−686−6011。

 

自治体総合フェアで加山相模原市長が特別講演
7月17日・東京ビッグサイト
「トップが語る自治体経営」

 社日本経営協会(茂木友三郎会長)が7月16日から18日まで東京ビッグサイト・東2ホールで開く「自治体総合フェア2008」で相模原市の加山俊夫市長が特別講演する。
 今年で12回目の同フェアは、「活力ある安心な地域社会の実現〜協働・自立・共生」をテーマに自治体ニーズに的確に対応する課題別展示会と自治体カンファレンス&セミナーの構成で開かれ、加山市長は同セミナーにおける17日午前10時30分からの「トップが語る自治体経営」で、「地域主権の理念にかなったまちづくり戦略〜政令指定都市への移行を踏まえて」をテーマに講演する。このあと長岡市の森民夫市長も「市民協働と地方分権」について講演する。
 なお、同フェアの展示部門では111社・団体が出展、セミナー関連では28講座39セッションが行われる。

 

[大和市]市制50周年記念映像作品のキャスト決定
主役の「理沙」に中村知里さん(19)

 大和市が2009年2月1日に市制50周年を迎えるのを記念して制作する映像作品の出演者が決まり、6月21日に市役所でこの発表会が行われた。
 ドラマ仕立ての作品にするため3月に出演者を募り、生後5カ月の赤ちゃんから84歳までの77人が応募、4月の3日間にわたったオーディションを行って決めた主な出演者20人がこの日に臨み、記念撮影や自己紹介などがあった後、主役の高校生「理沙」を演じる中村知里さん(19、中央)は、「記念作品の主役なので責任の重さを感じており、自分らしさを出して精一杯頑張ります」と抱負を語った。
 また、監督を務める上草柳在住の太田実さん(46)は「出演者やスタッフとぶつかりあいながら、素晴らしい作品を作り上げたい」と決意を披露した。
 撮影は7月下旬からクランクインする予定で、完成した作品は来年2月に行う50周年の記念式典で発表、このあと市内の各施設などでも放映する。

7月15日 火曜日

【トップセールスに挑む】
陶磁器上絵付けに託す心のメッセージ
スタジオ「アンジュ」代表/岡崎良子さんに聞く

 陶磁器の上絵付け教室「アンジュ」(相模原市若松4—17—14)を主宰する岡崎良子さんが、磁器に絵付けを施すチャイナ・ペイントと出合ったのはテレビ番組を通してだった。その世界で第一人者とされる作家の作品を見て魅了され、「自分もやってみたい」と意欲を燃やす。子育て真っ最中のころだった。
 育児しながら通える施設を探し、町田市で教室を開いていた佐々木祐子さんに師事。白地の皿や食器、プレートに顔料で絵を描いて焼く楽しさを知り、同じ「白」でも土の成分や釉薬の調合次第でさまざまな色合いが出る絵付けの奥の深さや、自分で作った食器の口あたりを試してみる喜びなど新しい体験と発見の日々を重ねた。国家試験にも挑戦し、学科の勉強に苦戦しながらも見事、合格。一級陶磁器技能士の資格を得た。
だが、今でも師と仰ぐ佐々木さんの教室が銀座に移転することになり、自分で教室を開設しようと決心。相模大野で2年、町田で2年の経営履歴を経て2002年、現在地に移転した。
 商業ビル2階の130平方メートル余りの広いスペースに焼成用の電気釜などを備える教室を構え、白磁・絵付け画材の展示、販売も行っている。教室は定期講習、月1回のガラス講習会、折々の単発講習会など。生徒は約30人。50代から60代の主婦が主体だが、働きながら通う若い女性もいる。近隣の人より横浜、八王子、さらには江の島、長野など遠方から通う人が多いのが特徴だ。
 「絵柄は花や風景、デザイン的なものだけでなく、クスッと笑えるものだったりもします。作る人のそのときの心の持ちよう、自分にとって大切なものの表現になっていると思います」と岡崎さん。「自分だけの作品を作る喜びと、毎日の食卓で使ったり部屋に飾ったりする楽しさを味わえるのが上絵付けの魅力。日本の優れた焼き物に自分の手を加えて作品に仕上げることは伝統文化の継承という意味もあると思います」と、自らも作家である指導者は熱を込めて語る。
 経営は決して楽ではないが、「生徒にいいものを安い価格で提供したい」という思いを持ち続け、毎年有田焼や伊万里焼などの窯元に足を運ぶ。「カタログの無い世界ですから、自分の目で新しいものを見ていいものを探すしかありません」。また、窯元から直送してもらった作品や、地方では手に入りにくい画材などをネット販売して経営の助けにもしている。
 環境問題に深い関心を持つ師の佐々木さんに協力し、負荷の少ない溶剤を5年がかりでメーカーに開発してもらった経緯もあり、長女の志津子さん、次女の由貴子さんは店と教室を手伝っている。「テレビを見て上絵付けに感動したのは子どもたちにいいものを伝えたいという思いが気持ちの奥にあったから」と回想する岡崎さん。その思いは確実に、子どもたちにも生徒たちにも伝わっているはずだ。

 

[相模原市]
商店街の空き店舗対策等で開業時に奨励金支給
2008年度チャレンジショップを募集

 相模原市は、商店街の空き店舗対策として創業や経営革新などの事業活動を行う人を支援するため第1期分として、8月1日から9月1日まで募集する。
 書類および面接審査を経て入選した場合、開業時の奨励金として改装費の50%以内(上限200万円)、賃貸料の50%以内(最大2年間、上限月10万円)を交付するもので、2000年度から開始し、2007年度までに182件の応募があり、23件が入選、そのうち11店が開業、3店が準備にあたっている。第2期分は10月1日から31日まで募集する。問い合わせは市商業サービス業課・電話042−769−9255。

 

[県央県政総合センター]環境保全功労で表彰状
「引地川水とみどりの会」など9団体・35人

 県央県政総合センターは6月27日午後2時から県厚木合同庁舎で、2008年度環境保全功労者と工業保安功労者の同センター所長表彰を行った。
 6月の環境月間にあわせて公害防止、環境整備、自然保護と高圧ガス・火薬類の保安といった各分野で多年にわたり功績をあげた個人35人と9団体を表彰したもので、相模原、大和両市で表彰を受けた人と団体は次のとおり。
 [公害防止]▽アマノ(株)津久井事業所[環境整備]▽伊藤進▽辻井幸雄▽佐藤信矢▽志藤友雄▽遊佐勝▽篠塚孝保▽河本菊男▽古賀博利▽吉田敏幸(以上相模原)[美化運動功労者]▽岸愛子▽大沼西養寿会(以上相模原)▽引地川水とみどりの会▽(株)ガスター(以上大和)[高圧ガス優良事業所]▽東京商事(株)相模原営業所[火薬類優良事業所](株)武相藤野砕石事業所

7月16日 水曜日

[テクノパイル田名工業団地協議会]
新会長に宮代正昭氏
08年下期の投資環境の講演会や10周年記念式典も挙行

 相模原市の先端工業団地、テクノパイル田名工業団地協議会(田名塩田1—14—29)は6月19日、同市上鶴間本町のホテルラポール千寿閣で2008年度通常総会を開き、併せて設立10周年記念式典を行った。
 同協議会は1998年5月、テクノ相模協同組合とグリーンピア田名協同組合、両協組に加入する企業をメンバーにして発足。5つの専門委員会を設けるなどして団地と企業の発展を目指す活動を行っている。現在の会員は58社と2協組。
 総会では2007年度の事業報告などを了承した後、親睦、交流、環境美化、迷惑駐車防止対策などを盛り込んだ2008年度事業計画と予算案を承認。引き続き役員改選を行い、新会長に前副会長でグリーンピア田名(協)代表理事の宮代正昭氏((株)ナルミヤ代表取締役)を選任した。
 閉会後、野村證券(株)金融経済研究所経済調査部長の荻原洋氏による講演会を開催。2008年下期の投資環境をテーマに語った同氏は「サブプライムショックは底を打った。金融資本市場は3月が最悪期でその後は改善傾向にある」とする一方、企業の景況感の悪化、粗原料価格の上昇など不安材料も数字で提示し、「下半期の株は買い場のイメード」などと論じた。
 この後、席を移して設立10周年を祝う式典と祝賀会を行い、宮代新会長は「市、商工会議所を初めとする関係機関の指導と協力があってこそ10周年を迎えることができた」と謝意を表した後、「協議会として会員の共通課題の解消などに努め、会員企業にとって価値のある活動を展開していきたい」と抱負を述べた。
 また、来賓の宮崎泰男副市長は、同協議会が市の産業振興に大きく貢献していると祝辞を述べ、河本洋次相模原商工会議所会頭は「中小企業にとって大変厳しい時代だが、過去の不況を乗り越えたこの団地が、現下の厳しい経営環境も克服できると信じている」とエールを送った。
 この後、同協議会の発足から8年間会長を務めた伊山博氏に感謝状、渡邉孝志前会長に花束が贈呈され、環境美化優良企業21社の表彰も行われた。
 会長以外の主な役員は次のとおり。任期は2年。【相談役】伊山博(テクノ相模(協)代表理事、留任)【副会長】中山博允(シイエムケイ・プロダクツ(株)取締役、同)▽上遠野義久(安藤建設(株)相模原工場長、新任)

 

[相模原商工会議所]情報セキュリティ対策講座を開催
7月23日/参加者募集

 企業の情報資産を守るための実際的なノウハウを学ぶ、「情報セキュリティ対策講座」が7月23日午後1時30分から相模原市立産業会館で開かれる。主催する相模原商工会議所は今、参加者を募集している。
 企業にとってインターネットが欠かすことができないビジネスツールになっているが、パソコンへの外部からのウィルスや不正アクセス、内部からの情報漏えいやデータ改ざんなどのリスクも深刻化しており、セキュリティ対策が急務になっている。
 同講座ではこうしたリスクを最小限に抑えるため、澤村智裕氏(中小企業診断士・リスクマネジメント・コンサルタント)が「メールやネットに潜むリスク」「今日からできる情報セキュリティ対策」「会社を守る事件・事故対応のポイント」などについて具体的な事例を交えて指導する。定員60人(先着順)。
 受講料は同所会員が無料、一般は1500円。問い合わせ、申し込みは、電話042—753—8133。

 

【イベント情報】

●伊勢丹相模原店が四国・瀬戸内うまいもの市
 7月16日から22日まで本館地階の食料品催物場で行い、高知県・くれ竹の焼さば寿司(1折1365円)、香川県・庄八のそうめん巻寿し(1本1050円)、広島県・熊谷の広島焼(1枚630円)などを販売する。
●チャリティーサマーコンサート〜アフガニスタンの子どもたちのために
 7月21日午後2時から県立藤野芸術の家クリエーションホール。藤野町在住のピアニスト堀江美智子さんの主催で、チケット2000円の収益金すべてを寄付する。予約は堀江さん・電話042−687−5075。
●ギャラリー誠文堂常設展
 7月14日から8月29日まで相模原市中央3−7−1の同堂。ジョアン・ミロ、菅井汲、草間弥生等作品展示。電話042−756−3178。

7月17日 木曜日

[パラダイスカフェ]
おまかせカクテルと多国籍料理も人気
大きな窓からは夜の国道や山並みの絶景も

 津久井町のお洒落な都会感覚の店「パラダイスカフェ」(中野1362—4)がオープン2周年を迎え、落ち着いた会話とジャズを楽しむ若い世代の常連客が増えている。
 国道413号線を見下ろすビル3階のカフェで開店は午後6時。コーヒー(300円)をはじめとするソフトドリンクもあるが、ジン、ラム、リキュール、ワインなどをベースにしたカクテルがメーン。夫の中森勇治さんとともに店を経営する郷子さんが自慢の腕を振るう「おまかせカクテル」、季節感を織り込んだ「今月のおすすめカクテル」の人気が高い。価格はすべて800円。
 名物つまみはカレー味の激辛ソーセージロール(500円)、とうもろこしの粉とチーズが素材のナッチョチーズ(同)。食事のメニューはインドネシア料理やベトナムの定番料理「フォー」などアジアンテーストを中心にしているが、タコスやパスタも用意している。
 「開業1年目はお客さんがチラホラという感じでしたが、広めの窓から夜の国道や山並みの情景を楽しみながらくつろげる店という評判が口コミで広まり、最近は常連さんが増えています」と郷子さん。女性同士がおしゃべりを楽しむ場にもなっている。
 カウンター4席とテーブル8席のこぢんまりした店だからこその親密な雰囲気が流れ、郷子さんは「常連のお客さん同士の気心も通じ合っています」と語る。ときには客が持参したDVDでみんなが盛り上がることもあるという。
 隣接する広さ20平方メートルほどの部屋は地域のボランティア団体の展示会などに開放しており、ライブ開催も検討中だ。

 

[相模原市]ホタルの里づくり情報交換会開催
清流再生目指し、市民4団体が出席

 相模原市水みどり環境課の呼びかけによる「ホタルの里づくり情報交換会」が6月18日午後2時から津久井総合事務所で行われ、自主的に保全活動を行っている市民による4団体が出席した。
 ホタルの生息による良好な水辺環境の保全と再生策を検討している同課が2007年度に行ったヒヤリング結果の報告と4団体の活動内容など紹介、活動の課題などで意見交換したもので、市民の団体次のとおり。
 ▽田名・望地の田んぼとゲンジボタルを守る会(田名)▽「小松・城址」里山を守る会(城山町)▽青野原まちづくり委員会・寺入沢にホタルを呼ぶ会(津久井町)▽阿津川蛍の会(相模湖町)▽たすきの会(藤野町)▽網子ホタルとアジサイの里づくりの会(同町)

 

【イベント情報】

●藤野芸術の家体験工房夏休み限定メニュー
 7月19日から8月31日まで幼児(保護者同伴)から小学生が対象で定員がなく、工作セット(木の昆虫1000円、木の実の鏡・宝箱1300円)、スクラッチ皿、スクラッチタイルセット(700円から1300円)、カラフルガラスオーシャンミラー(1300円)づくりを行う。電話042−689−3030。
●ミュージアム・クイズラリー2008
 7月19日から8月31日まで横浜市内にある県立博物館など16館をまわるラリーで、クイズのテーマは昨年に続き「横浜開港150周年」。3館回ると参加賞、7館以上で中間賞、全館制覇で証明書と記念品が出る。申し込み不要。電話045−201−0926。
●はなみずき木版画展
 7月23日から27日まで小田急相模大野駅北口大野銀座通りのギャラリーサガン。松山徹版画教室12人の作品。電話042−765−2908。

7月18日 金曜日

【とぴっくトーク】ローハスを追求、発進
相模原商工会議所都市産業研究会の会長に就任した
中村昌治氏に聞く

都市産業研究会の沿革と現況は。
 「平成7年に商工会議所の政策提言団体として設立され、産業界の立場から相模原市の将来を創造するための調査・研究と提言を行っています。現在の会員は36人で、企業経営者と後継者を中心に、相模原に愛着を持つ幅広い職域の人で構成しています」
都産研の特徴は。
 「市に愛着を持つすべての人に門戸を開いていることですね。相模原のまちづくりを真剣に、また客観的な視点で考えたいという人たちの自由闊達な議論の場ですから、様々な視点からの発言を歓迎しています。オブザーバーの意見が貴重な成果を生むことも少なくありません」
最近、新たな提言をしましたね。
 「ええ。自立都市を目指す上での相模原の強みと弱み、攻めるべき方向と改善すべき方向、個性を強調すべき方向などをコンパクトな提言書にまとめました。土地利用や交通、産業などの視点からの具体的な提案も盛り込んでいます。また、自立都市相模原のキーワードとしてローハスというコンセプトを掲げています。ローハスは人間の健康と環境保護を最優先させる持続可能な社会のあり方とライフスタイルを意味しています」
今年度の活動は。
 「『さがみはらの新たな魅力と問題点の発見・発掘と発信』がテーマです。引き続きローハスの追求と情報発信を進めるほか、リニア・新交通・小田急多摩線などの交通システムを見据えたまちづくりの調査研究、企業の市外流出による産業の空洞化への対応策の研究に取り組みます。市内外の関連団体との交流、都産研自体のPRも積極的に行い、幅広い人たちと連携した活動を展開したいと考えています」

 

[カレーの店・アフロザ]
インドベンガルの本格カレーが好評
ランチやディナーメニューも充実

 2月にJR相模線南橋本駅東口近くに開店したカレーの店「アフロザ」(相模原市南橋本1—7—19、A・Z・M・カマルザマン店長)がカレー通に好評だ。
 インドベンガルの本格カレーが看板料理で、「20種類の天然香料と玉ねぎだけを5、6時間かけて炒めたルーを使っているので、本場の味そのままのうまさとコクがあるカレーを楽しんでもらえる」と、脱サラ店長のカマルザマンさん。
 マトン、チキン、ビーフ、シーフード、野菜などのカレーは750円から1100円。子ども向きの甘口から刺激いっぱいの激々辛口まで7段階の辛さから選べる。ナンは釜で焼き上げた熱々を出している。
 ランチメニューはナンまたはライス、サラダ、スープ付きで680円から。一番人気はチキンと野菜のカレーが一緒に楽しめるコンビネーションセット(980円)。
 ディナーは多彩なセットメニューを用意しており、「ゆっくりと食事を楽しんでもらうには2人分で3700円のセットがおすすめ」(同店長)。酒類のつまみにはじゃがいもをナンの皮で包んで焼いたアルプリ(600円)が人気だ。
 同店長は「カップルや家族連れのお客さんに来てほしい。一度店の味を知ってもらえば、きっとはまるはず」とフアン獲得に意欲を燃やす。
営業時間は午前11時〜午後3時、午後5時〜午後11時。月曜定休。

 

[オレンジページ]
「メタボが気になる人の健康ごはん」発売
1カ月分の夜ごはん献立集メーンに
外食チョイス法なども紹介

 (株)オレンジページ(東京都新宿区、小倉厚子社長)はこのほど、182点のメニューを紹介した「メタボが気になる人の健康ごはん」を発売した。
 同社は2008年度から始まる特定健康調査(通称メタボ健診)をにらみ、2007年10月に「内臓脂肪を減らす『食』の本」、2008年4月には新書サイズの「男の食いしんぼダイエット」を刊行、この延長の「メタボ三部作」として「健康ごはん」を発行した。
 この本のメインは1カ月分の夜ごはんの献立集で、「ご飯+メインのおかず+かみごたえのある小鉢+具だくさん汁もの」といった形で薦めているセットメニューを展開、組み合わせて好みで替えてもいいように、誌面の点線に沿って切り目を入れると〝着せ替え〟のようにメニューを自由に合わせて見られるような仕組みにした。
 これに加えてこの本では、①個人のレベルに合わせた朝ごはんステップ法②昼ごはんが外食の人のかしこいチョイス法③夜の飲み会対策④間食の甘いもの対策などで具体的なアドバイスも盛り込んでいる。
 A4変型判のオールカラー148頁で、定価は税込み1200円。

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