2008年(平成20年)
相模経済新聞社
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4月14日 月曜日

[三菱重工業(株)]ターボチャージャー生産増強
従来ラインを集約し、新キャタ土地に専用工場

 三菱重工業(株)(東京都世田谷区)は小型ターボチャージャーの生産能力を現状(2007年度)の年間360万台から2011年度までにほぼ倍増の690万台の生産体制にする。
 排ガス規制の広がりを背景に需要が急増しているのに対応するためで、全世界を統括する汎用機・特車事業本部(相模原市田名)に専用工場を配置、隣接する新キャタビラー三菱(株)の旧部品センターの土地約7万5000平方メートルおよび建屋を確保し、約3万3000平方メートルを同工場に充てる。
 一方でタイにも新たな生産拠点を設立、オランダ工場も拡充し日、欧、アジア三極を軸とするグローバルな設備投資額として土地取得も含め約400億円を見込む。
 汎用機・特車事業本部が新キャタピラー三菱の旧部品センターに配置するターボチャージャー専用工場は、分散している従来ラインの集約化をはかると共に、新たに導入する増産ラインと併せて、受け入れから加工・組立・出荷までの効率的な物流一貫体制を構築するのが目的。
 これにより、コア部分のカートリッジ生産能力を80万台増の300万台にアップ、最終組立能力も50万台増の140万台にし、その一方で開発・設計・生産技術などのマザーファクトリー、デザインセンターとして各拠点に向けたサポートを強化する。
 また、タイ工場はカートリッジの生産を年間250万台にし、汎用機・特車事業本部が従来担ってきた世界に向けた主要部品生産・供給機能を同工場と分担。このために首都近郊のアマタナコン工業団地に敷地面積約14万7000平方メートルの土地を確保、重工が全額出資する現地法人Mitsubishi Turbocharger Asia(MTA)を設立し、既に建屋面積約6万平方メートルに及ぶ生産工場の建設に着手している。同工場は年間50万台の最終組立能力と販売機能を併せ持ち、現地の営業、技術、品質保証サービスにも対応する。
 さらに、欧州生産拠点のオランダにおける同社全額出資子会社であるMHI Equipment Europe(MEE)でも、大口需要が集中する現地市場への対応能力を強化、工場を約6900平方メートル増設し、最終組立能力を80万台アップし280万台まで増強する。
 このほか、中国、韓国などの生産拠点も増強して690万台体制にし、これらにより現在、世界シェア3位から早期の2位確保をはかり、さらにシェアトップを目指す。

 

[神の川ヒュッテ]昨年9月の台風で損壊
今秋再開目指し自主再建委員会を立ち上げ

 神の川ヒュッテ管理委員会(相模原市藤野町小渕1545−1、杉本憲昭会長)は3月28日、昨年9月6日の台風によって損壊した同ヒュッテの自立再建を目指して再建委員会を立ち上げた。
 去る2月23日、署名(3月末現在165団体6200人)を集めて相模原市長に再建を陳情したが、3月13日に「一義的に県が対応するのが望ましい」として断られたため、寄付金を集めて自立再建を目指す方向に切り替えたもので、委員長に杉本会長がなり、委員20人を決めた。  これにより、本棟建設と薪木屋、風呂などの改修を行い、今秋の再開を目指すが、被害の少ないログハウス2棟などはボランティアの手で修復、災害による周辺残土処理などは県に依頼し、山岳トイレについては国と県の協力が得られるようにする。
 また、同台風による日陰沢本流の土砂で流失した丸木橋については、北丹沢12H山岳耐久レースからの補助金で登山道を含めて付け替えを行い、4月中に工事を完了する予定だが、同ヒュッテ上流の300メートルにわたる東海道自然歩道はすでに修復を終えた。
 なお、これに関連して同管理委員会らは4月27日午前8時30分から神の川林道の折花神社で北丹沢神の川流域の山開きを行う。このあと参加者は神の川ヒュッテに移動し、日陰沢登山道の改修工事にあたる。

 

[相模原市]入札・契約制度を改正
一般競争入札対象を拡大/業者格付等も見直し

 相模原市は2008年度から条件付一般競争入札対象を拡大するなど入札・契約制度を改正した。
 電子入札による条件付一般競争の予定価格を2007年度の「2500万円以上」から「1000万円以上」に、紙入札の指名競争を同「2500万円未満」から「1000万円未満」にするほか、設計図書の一部を電子化した。
 これにより「2500万円未満」の工事は入札参加業者が増大すると想定されるので、工事箇所に応じ「旧相模原地域」または「津久井地域」に本店を持つ地域条件を2年間の暫定措置として設定した(参加可能業者が少ない場合はこの限りではない)。
 このほか、業者格付および発注標準金額、最低制限価格の計算式の改正とか手持ち制限や入札参加資格の実績条件を見直し、総合評価方式の試行も拡大した。

4月15日 火曜日

[神戸市]9.12.全国シルバー合唱コン開催
全国的に参加グループ募集を呼び掛け

 神戸市などが今秋の9月12日に神戸文化ホールで開く2008全国シルバー合唱コンクールの参加グループを4月30日まで募集している。
 60歳以上の20人以上100人未満の合唱団でコンクール当日に出演できるのが条件(男声・女声・混声)で、募集するのは概ね42団体。
 同コンクールは高齢者の心身の健康保持、増進を目的に1987年、同市の事業としてスタート、運営母体としてこうべ長寿祭推進協議会が設立された。このあと1996年から事務局が(財)こうべ市民福祉振興協会に移管され、近年の3年間は前年の金賞受賞母体を含め44から45団体が出演している。
 参加申し込みはコンクール事務局の〒650−8580神戸市中央区東川崎町1−5−7(株)ラジオ関西で、問い合わせはこうべ市民福祉振興協会・電話078−743−8092。

 

[キリンヤクルトネクストステージ(株)]
錠剤タイプの「元気エキス」3商品を発売

 キリンヤクルトネクストステージ(株)(東京都江東区、山崎昇社長)は3月27日、青汁シリーズ「元気な畑」ブランドの新商品として、錠剤タイプの「元気のエキス」①赤のめぐり②黒の活力③緑の栄養の3商品を発売した。 日本古来の食文化に息づく「大地の力」と「発酵の力」を小さな粒に閉じこめた新しいサプリメント食品で、「赤のめぐり」は紀州の完熟梅をベースにゆず種子のエキスと生姜、「黒の活力」は薩摩の黒酢をベースにニラ種子エキスとにんにく、「緑の栄養」は大分の青汁(ケール)をベースに発芽ブロッコリーと発酵大麦エキスをそれぞれ配合しており、カラダ鮮度を上げ、元気をサポートするという。
 摂取の目安はいずれも1日8粒で、価格はいずれも20日分(160粒)が税込みで2100円、トライアル用の3日分(24粒)が420円で、50歳以上のアクティブシニアを主な購買層に想定し、初年度は約2億円の売り上げを見込んでいる。
 同社はまた同日、現代人のライフスタイルに合わせて選べるサプリメントの新商品「@シリーズ」として、労働環境や業務多忙による生活の乱れに対応した@worksシリーズ10アイテムと、食生活の多様化に対応した@tableシリーズ4アイテムのあわせて14アイテムを新発売した。
 各アイテムは様々な生活シーンで気になる健康維持のための有用成分を複合的に配合し、アイテム別に色分けしたポップなパッケージデザインを採り入れた。
 ユーザーは30代から40代の働く女性を中心に男女の幅広い層を想定しており、価格がポケットサイズ(3日分)で税込み189円から305円、レギュラーサイズ(30日分)が840円から1890円、ファミリーサイズ(60日分)が2205円から2940円。
 「元気のエキス」と共に全国のドラッグストア、薬局・薬店で販売している。www.kyns.co.jp

 

[日成コーポレーション(株)]
南米最大のコスメブランド総合ショップを関東で展開

 日成コーポレーション(株)(群馬県伊勢崎市、是澤久正社長)は今年3月1日、2008年の日伯交流年を機に国内で初めてとなるブラジルの南米最大のコスメブランドとされる「オボチカリオ」総合ショップを大宮オーパ(埼玉県さいたま市)にオープンしたが、年内には関東近郊同様のショップ5店オープンを目指す。
 「オボチカリオ」はポルトガル語で「薬剤師」という意味だが、世界16カ国で200アイテム以上のボディケア用品、ヘアケア用品、フレグランスなどの商品を販売しており、フレグランスだけで50種にものぼるという。 ブランドコンセプトが「自然に優しい」で、世界5大陸原産の自然成分をセレクトし、パッションフルーツ、バニラ、シアバター、アーモンド、グリーンティなど癒しと潤いをもたらす商品群を展開している。
 同社は親会社の日成産業(株)が日系ブラジル人の派遣業務を担ってきた関係で、在日ブラジル人向けの輸入商社として1990年に設立され、同ブランドをバラエティショップに卸してきたが、日伯交流年を機にショップ展開に踏み切った。www.e-expo.net/fax/

4月16日 水曜日

相模原市で観光パンフ相次いで発行
「芝ざくら・大凧ガイド」と「名産品ガイド」

 相模原市でこのほど、「相模川の芝ざくら・相模の大凧まつり」と「名産品ガイド・野山の幸、水の幸、人の幸」をテーマにしたパンフレットが相次いで発行された。
 市観光協会による「芝ざくら・大凧まつり」は縦21センチ、横35センチの変型判を四つ折りにしたミニパンフで、内側が新磯地域の芝ざくら周辺のガイドマップになっており、市内のJR相模線各駅のほか、市役所観光振興課や出張所窓口で配布しており、観光協会のホームページからダウンロードもできる。
 一方の市産業振興財団による「名産品ガイド」はA2判を六つ折りにしたサイズに旧市と津久井地域が作成していたカタログ、チラシなどの「統合版」として発行したもので、市名産品ガイド編集会議が推薦した食品や地酒、工芸品など約60点を紹介しており、「わがまち相模原のいいもの、美味しいものを土産品に活用して欲しい」と呼びかけている。
 作成したのは6万6000部で、市内の公民館や出張所、津久井地域の総合事務所で配布している。

 

[伊勢丹相模原店]「茶のこころ・日本の美」展
4月16日から/伝統工芸品も販売

 伊勢丹相模原店による「茶のこころ・日本の美」をテーマとした展示販売会が4月16日から21日まで本館2階のギャラリースクエアで開かれる。
 特別企画品としてお茶の若竹園の九州銘茶味くらべ(八女茶、さつき茶、うれしの茶各100g、1860円)、やまなみ茶詰め放題(約300g、1050円)、お茶うけとして清水製菓の実演を兼ねたプレミアムいちご大福(1個281円)、藤菜美の本わらび餅2色詰合わせ(1折735円)、白松がモナカ本舗のモナカ(大納言小豆、大福豆、ごま中型(各2個入り882円)、ゆば泉のくみあげ湯葉(350g、1050円)、くらま辻井の山菜じゃこ(86g入り1050円)、紀州薬師梅の茶師乃風(450g、2100円)などを販売する。
 また、茶の道具として茶楽花の野点茶篭セット(7350円)を販売するほか、高山茶筅、駿河竹千筋細工、柿渋・式閑張工芸による実演販売も行う。

 

[(株)向洋技研]ステンレス溶接の新機種開発
積年の課題クリア/痕跡解消し美しくフラットな仕上がり

 「MYSPOT」で知られる溶接機メーカーの(株)向洋技研(相模原市田名4020−4、甲斐美利社長)は4月4日と5日、新たに開発したステンレス製品の構造物にフィルムを貼ったままで溶接痕を残さないパレスレーザ溶接機「マイスポット—F1」をユーザーらに公開した。
 ステンレス溶接のかねてからの大きな課題だった傷防止の保護材をつけたまま作業ができるうえに溶接痕をゼロにした画期的とも言える業界初の新製品で、同社はこの技術で特許を申請した。
 ステンレス製品の溶接については従来、保護フィルムを剥がして溶接したあと再び貼ったりとか溶接痕が出ると研磨して修正するといった手間がかかり、この解消策が大きな課題になっていた。このため接着とか、両面テープを使う手法も編み出されたが、これもまた手間のかかる作業で、抜本的な解決策にはなっていなかった。
 そこで、向洋技研がこうした手間の省力化に挑んで開発したのが「マイスポット—F1」で、ステンレスをレーザー光が貫通しないようにしたため、保護フィルムを貼ったまま美しい仕上がりを可能にした。「F1」の「F」はその仕上がりを示す「フラット」の意味も込めたという。
 こうした工数削減に加え、機能面では一打点90kg(実測値)による多数打点で強度を保つほか、加圧力200kgでレーザスポットを行うので品質の安定もはかっており、この延長としてステンレスを自動車並みの薄板に変更して軽くするので、原材料費の削減にもつながるという。
 このため同社常務取締役の家弓正雄技術部長は「この新製品の開発にあたっては会社をあげて熱い思いで取り組んできた。工数で言うと従来機種に比べ半減かそれ以上の機能を持っているので、なにもかも原料高になってきた今の時代では相当なコストダウンにもなる。そうした意味でユーザーを元気づける道具になれば」と話している。
 同社はこの製品を4月9日から12日までインテックス大阪で行われる「2008年国際ウエルディングショー」に出品して販売を本格化、2千500万円の価格で、初年度50台の販売を目指す。

4月17日 木曜日

[日本工機(株)]
屋外用の防犯器具「ネットランチャーAL」を発売

 日本工機(株)(東京都港区、中山弘道社長)が発売したスイッチを押すだけで瞬間にネットが飛び出して不審者にからみつく屋外用の防犯器具「ネットランチャーAL」が話題になっている。
 従来品は屋内用だったが、屋外用として秒速3メートルの風速下で射程距離が3.5メートルまで使用できるように性能をアップ、発射音も従来の109dBから117dBと大きくして威嚇効果を高めた。さらにネットのサイズも3×3メートルから3.2×3.2メートルに拡大、引張り強度も25%アップさせ、特にTypeⅡ—Sはひきヒモの装着で拘束力をさらに高めたという。
 グリップ(本体/発射台)つきの販売価格はTypeⅡが税込み3万6750円、TypeⅡ—Sが3万8850円で、販売先は自治体、警察、学校、保育園、金融機関、コンビニなどを想定、初年度3000本を見込んでいる(個人には販売しない)。www.nippon-koki.co.jp/

 

[(株)ジェイ・シー・イー・オーバーシーズ]
腰痛治療器「腰痛ヘルパー・バックライフ」を
一部無償提供サービス

 イスラエル貿易の専門商社である(株)ジェイ・シー・イー・オーバーシーズ(東京都国立市)は4月1日、同国で開発された最新式の腰痛治療器「腰痛ヘルパー・バックライフ」を特別養護老人ホールや介護老人福祉施設で働くヘルパー向けに一部無償で提供するサービスを始めた。
 イスラエルで開発されたカプセル内視鏡(次世代型胃カメラ)や人工透析機が日本国内で使用されているようにイスラエルは医療機器分野で先進国とも言われるが、「バックライフ」も脊椎の前湾を維持したままけん引効果を生み出す治療法を世界で初めて実現した医療機器(厚労省許可)で、軽量・コンパクトで持ち運びできるので、好きな時間に好きな場所で利用できるという。
 同社が発売を始めたのは約2年前で、すでに1000人以上が利用しているそうで、価格は4万9875円(税込み)。www.backlife.jp/

 

[エンパワーヘルスケア(株)]
意欲あるスタッフ確保に向け、
社員短時間正社員制度を導入

 ジャスダック上場の(株)テレウェイブグループで医療機関中心のHP作成・運営支援を行うエンパワーヘルスケア(株)(東京都渋谷区、デービット・リーブレック社長)は4月1日、意欲のある社員が正社員として長期的に働けるようにする「短時間正社員制度」を導入した。
 同社はこれまでもフレックスタイム制や在宅勤務といった雇用形態を設けてきたが、「今の制度では正社員で働かなければパート勤務しかない。家庭の事情でフルタイム勤務は無理でも正社員として責任ある仕事をしたい」という声を受け、1年以上勤務した正社員を対象に①子の養育(中学校入学まで)②家庭の介護(3親等以内、勤務体系変更事由消減まで)③傷病による休職終了後の職場復帰(3年間)の理由があれば短時間正社員として認める制度を設けたもので、賞与、評価、各種規定、年次有給休暇などはすべて正社員と同様にするという。
 ただし、給与は制度前のものから短縮した時間分を控除して算出し、「短縮」についても1週間のうち1日短縮または2時間以内のみとして併用は認めず、週30時間勤務が必要。また、正社員に戻るのも自由に選択でき、制度の取得回数も制限なしにした。
 同社はまた、2007年12月に創刊した健康生活向上マガジン「健康Salad」およびwebサイト「健康Salad」のイメージキャラクター作品を6月30日まで募集している。www.empower-hc.com/

4月18日 金曜日

[アートフランス]紳士服オーダーでフリー客増
県内唯一/フルハンドとパターン双方対応

 国道16号線沿いの相模原警察署近くに開業して33年経つ紳士服テーラーのアートフランス(中央2−13−3、恩田公彦社長)は近年、フリーで来店した人が常連客になるケースが増えている。
 オーダーを受けるのは同店2階の約200平方メートルのフロアで、ミュージシャンで作曲家の平尾昌晃氏や俳優の高橋英樹ら芸能人をはじめとした著名人を顧客にしており、市内でも企業の創業社長や自営業の社長などを主に客層を拡大してきた。
 市内出身でプロ野球巨人軍現監督の原辰徳氏もその一人で、巨人入団を控えた大学卒業時に注文して以来の常連客。そうした中で同店の紳士服を着用してベストドレッサー賞を受けた経緯もあり、今年も宮崎キャンプ入りを前に来店し新着をオーダーしたという。
 そうした常連客は恩田社長に言わせると「見ると欲しくなる〝着道楽〟の人」だそうで、ガンで余命いくばくもないと告知された常連客の夫人が「最後もおしゃれさせて送りたい」と二着をオーダーしたというエビソードもあるくらい。
 それに加えて近年は、ふらっと店を訪れて「こんな所にこんないい店があったのか」と確認、それを機に常連客になる人が増えているという。
 それもそのはず、フルハンド(手縫い)、パターンオーダー(機械縫い)の双方に対応する店は、市内はもちろん県下でもないと言われるからだ。
 その生地にしても本物にこだわり、ゼニア(イタリア)、ダンヒル(イギリス)、アリストン(同)、ホーランドシェリー(同)、スキャバル(ベルギー)など200点を取り揃えており、オーダー価格がパターンで8万円から、フルハンドが20万円からとなっており、3週間で仕立てる。
 なお、同店は恒例の感謝ゴルフコンペを5月17日、アートフランス会会長を務める平尾昌晃氏の芸能生活50周年を祝うコンペとして山梨県上野原市のメイプルポントゴルフクラブで開く。12組が新ペリア方式で競うもので、原監督のユニフォームなどの賞品も出る。詳細は同店・電話042−759−1123。

 

[ラポール千寿閣]バイキング食べ放題
4月25日から5月6日まで

 JR町田駅南口のホテル・ラポール千寿閣(相模原市上鶴間本町、岩崎正社長)は併設の中国料理茶理人家で4月25日から5月6日まで「ファミリーオーダーバイキング食べ放題全70種類」を行う。
 冷菜、スープ、魚介類、肉類、野菜・豆腐類、麺飯類、点心、デザートなどの特別メニュー70種類を好きなだけ食べられるというサービス・イベントで、各日とも午前11時30分から午後10時までで、ランチの最終スタートが午後1時30分、ディナーのラストオーダーが午後8時30分として、90分間の制限時間がある。
 料金が大人(中学生以上)が3980円(税込み)、子ども(小学生)が980円(同)で、幼児は無料にする。
 また、同店は5月7日から11日までを「大感謝」として料理全品の30%offを行う。電話042−749−1121。

 

[三菱重工業(株)]新キャタ社出資引下げ
50%から33%に

 三菱重工業(株)(東京都港区)は3月26日、米国キャタピラー社(イリノイ州ペオリア市)および新キャタピラー三菱(株)(SCM、東京都世田谷区)とSCMの出資比率見直しで合意した。
 現在の重工50%、キャタ社50%の出資比率を2008年度上期までに重工所有の50%(SCM発行済株式総数の25%)をSCMに譲渡するもので、これによりSCMの株主構成はキャタ社67%、重工33%になる。譲渡額は500億円。また、5年後を目途に重工保有の残りのSCM株式もSCMが買い取るオプションも付与した。
 この出資比率見直しについて3社は、事業の選択と集中を進めたい重工と、建設機械事業のグローバル展開を強化したいキャタ社、それに自らが主体となってアジア市場に進出したいSCMの3社の思いが一致したとしており、重工はこれにより高い成長が見込めるコア事業に経営資源を集中し、企業価値の向上を目指す。
 重工とキャタ社は三菱、キャタビラーの両ブランドのフォークリフト販売で堅固な協業関係にあるが、見直し後も良好な関係を維持し、油圧ショベル向けをはじめとする建設機械搭載用エンジンでも引き続きキャタ社およびSCMに供給していく。
 SCMは1963年11月、重工とキャタ社の折半出資でキャタピラー三菱(株)として設立され、キャタ社の技術援助によるブルドーザー、ホイールローダーの製造と国内向け販売事業を展開、1987年に重工の油圧ショベル事業の移管を受け、商号は現在の新キャタピラー三菱に変更した。
 このあと2001年には、重工の建設機械事業の大部分(小型建設機械、クローラキャリア、アーティキュレートダンプなど)が移管された。今回の見直しにより商域の限界を解かれたSCMは、キャタ社のアジア建設機械事業のますます重要な戦略拠点になる。

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