新着記事一覧

  • 130317_tiikikeizai

    「震災関連倒産」は県内で45件、実質破綻は2件/発生から2年経過も深い傷跡

     東日本大震災の影響で、倒産に追い込まれた企業は県内で45件に及び、全国でも5番目に多かったことが、東京商工リサーチ横浜支店の調べで明らかになった。事業停止や法的手続き準備中など、現時点では倒産にカウントされていない「実質破綻」も2件ある。震災発生から2年経過した今でも、県内経済に深い傷跡を残してい

  • 130317_seizougyou

    東洋羽毛、使用済み寝具の原料から化粧品を製造/リサイクル事業を本格化

       羽毛布団メーカー東洋羽毛(相模原市中央区淵野辺)は、寝具のリサイクル品から出た原料を使った化粧品を本格展開している。同社で販売するのはハンドクリームと乳液。ブランド名は「テルネス」。  同社は業界でいち早く使用済み羽毛ふとんのリサイクル事業に着手。研究の末、羽毛から、たんぱく質の一種

  • 130317_tiikikeizai

    2月の県内景気、3ケ月連続プラスに/帝国データバンク横浜支店調査

     帝国データバンク横浜支店が実施した2月の県内の景気動向調査によると、企業の景況感を基に算出した指数「景気DI」は、前月比は1・3ポイント上昇の40・2で、3カ月連続プラスとなった。  業種によって回復に温度差があるが、総じて回復基調に向かっているという。調査した同支店は、「今なお辛抱が続くものの、

  • 130317_ryuutuu

    ヤスムラ、「炊きこぼれない鍋」を製品化/自ら販売会社「クックレインボー」も立ち上げ

     ヤスムラ(相模原市南区相模台)の安村誠一郎会長が、「ふたをしたまま調理する」という新しい発想の鍋を製品化した。炊きこぼれがしないのが最大の特徴で、コンロを汚さず、安心して料理できるという。開発直後、試しに使ったところ、「売れる」手ごたえをつかんだため、自ら販売会社を立ち上げた。現在は、普及に本腰を

  • 130317_ryuutuu

    ブックオフ、米カリフォルニアに「グローバルブックオフ」/現地3店舗目、海外展開の要に

     古書販売大手、ブックオフコーポレーション(相模原市南区古淵)は23日、米カリフォルニア州に本土3店舗目のグローバルブックオフ「ブックオフ レイクウッドセンターモール店」をオープンさせる。同社は、同店を今後の海外展開の要として位置付けている。  ブックオフは2000年にニューヨークに海外初出店し、現

  • 130317_tiikikeizai

    県民経済計算、3年ぶりに前年度プラスに/製造業好調など要因

     県がこのほど発表した、2010年度の県民経済計算は、3年ぶりに名目・実質ともに前年度比を上回った。県統計センターによると、東日本大震災の影響はあったものの、製造業が好調だったことが主な要因とみられる。  県民経済生産は、県の1年間の経済活動を、「生産」「分配」「支出」の三つに分けることで、県内経済

  • 130317_ryuutuu

    税理士法人「りんく」、中期経営計画の策定を支援/コンサル会社「ビジネスデザイン」と連携

     相模原市中央区共和の税理士法人「りんく」は、中小企業を対象としたコンサルティング業務で差別化を進めている。  同じ事務所内のコンサル会社「ビジネスデザイン」と連携。単なる中期経営計画書の作成支援にとどまらず、その実行支援を重視した内容を手掛ける。 顧客数は、年間20~30ほど増え続けており、現在ま

  • 130317_seizougyou

    大和製罐と産総研、新防曇塗料を開発/粘度膜で水滴吸収

     相模原市に拠点を持つ大和製罐は、産業技術総合研究所(野間口有理事長)のコンパクト化学システム研究センターと共同で、新しい防曇塗料の開発に成功したと発表した。粘土の持つ高い吸湿性を活用して表面の水分を吸湿し、曇りを防ぐという仕組み。従来の界面活性剤による防雲塗料と比べて環境負荷が少なく、見栄えや経時

  • 130317_seizougyou

    静科、集合住宅の「歩行音」軽減できる新素材開発/断熱効果も実現し、本格発売

     静科(大和市深見西)は、集合住宅などで階上の住人の歩行音を軽減できる建材を開発した。特殊な構造と素材により歩行によって生じる衝撃を吸収できる唯一の素材という。断熱効果も実現した。3月から本格発売を始める。初年度5000万円の売り上げを見込む。 「一人静グランド」と名づけた。立体図形を隙間なく並べ、

  • 130317_tiikikeizai

    県央地区の上場企業、10~12月期決算は増収増益/円高修正など追い風で

     相模原などの県央地域に実質本社を置く上場企業19社の2012年10~12月期連結決算が出そろった。19社の合計額は、売上高で1998億円(前年同期比3・9%増)、経常利益は125億円(同20・3%増)と大幅に伸び、増収増益となった。集計した浜銀総合研究所によると、県央地域の上場企業は、円高水準の修