新着記事一覧

  • 相模原市内の中小10社、EV製作ノウハウ外販

     航続距離を延ばした電気自動車(EV)の実用化を進めている相模原市内の中小企業10社のコンソーシアムは、製作ノウハウの外販を検討する。  既存車両を活用して改造EVの製作をマニュアル化。DVDなどにして販売することを想定する。こうした試みは、全国的にも珍しいとしており、EVの普及につなげていく。  

  • 大和で防災企画、3・11を忘れない

     東日本大震災から丸3年の3月11日、大和市内で、「私たちは3・11を忘れない」と題した防災キャンペーンが開催された。多くの市民が参加し、改めて防災の意識を高めた。  開催されたのは、大和駅北口、中央林間駅改札前、高座渋谷駅西口付近で、大震災の記憶を風化させることなく、防災を考えてほしいと市が企画し

  • コスモプリント、下請けに徹し 顧客本位の姿勢と高品質で活路を切り開く/各種印刷・製本・加工

     アベノミクスで好況にある大企業とは裏腹に、それを下支えしながらアップアップという中小企業も少なくない。あらゆる業界で、「下請け」であることにプライドを持ちにくい時代である。  「下請けは格好悪い、恥ずかしいと卑下する向きもあるが、下請けだからこそ、ある種の特化した分野で技術を磨き付加価値を高められ

  • 県内企業の社長平均年齢、過去最高齢を更新/後継者不足が深刻化

     帝国データバンク横浜支店が発表した「2013年の社長分析調査」(対象は6万1113人)によると、県内企業の社長平均年齢は59・6歳と、これまでで過去最高齢を更新した。その反面、社長交代率(過去1年間で社長交代があった企業の比率)は、わずか3・35%と低水準。後継者難が深刻化している実態がうかがえた

  • 相模原市、「中央区の法被」決定

     相模原市中央区役所はこのほど、「中央区のハッピを作ろう!」プロジェクトで公募していた法被(はっぴ)のデザインが原田楓子さん(県立相模原高校・2年生)の作品=写真=に決定したと発表した。  区では、大学生や高校生らを対象に、昨年9月からの1カ月間、法被のデザインを公募した。テーマは「人とまち宇宙(そ

  • 町田市内、創業支援施設にカフェ/設備 メニューなど充実

     創業支援施設、町田新産業創造センター(東京都町田市中町1丁目)内にビジネスカフェ「ペダラーダ」がオープンした。店舗面積は約160平方メートル。50席。店内は、ダークブラウンを基調とした落ち着いた雰囲気を醸し出している。  パソコンや書類などを置けるようにと広めのテーブルを設置した。  このほか、パ

  • 協同組合「SIP座間」、日産跡地に工業団地/企業連携も視野に

     異業種の中小企業7社が入居する新しい工業団地が、座間市内で稼働する。7社で構成される協同組合「SIP(シップ)座間インフィニティ」が開発を進めていた工業団地が完成。入居企業は3月までに順次稼働していく。SIPは、融資制度「中小企業高度化資金」を活用しており、県が計画を承認している。現場は相模原、大

  • 相模原市、公文書鑑を開設へ/県内初 政令市で3番目

     相模原市は、城山総合事務所(旧城山町議場、緑区久保沢)内に「市立文公文書館」を開館すると発表した。歴史的な公文書である総合計画や予算関連資料など約2万5000冊を集約する。同事務所を改築し、10月にもオープンさせる計画だ。          (船木 正尋/2014年3月20日号掲載)  公文書館が

  • キマタ、職人魂で“直球勝負”/一歩先行く技術開発を

    プレス金型に半世紀以上携わってきた職人がいる。横浜市港北区に本社を構えるキマタの木俣芳武社長(70)だ。中学卒業後、プレス金型の町工場に就職し、21才の若さで工場長に。その後、36才で独立。プレス金型の世界に新たな旋風を巻き起こそうと「カセット式金型」や「バリなし製造法」と新技術を発明してきた。70

  • 相模原のマンション管理組合、全国初「e投票」投入/早く正確に結果判明

    相模原市内のマンション管理組合の総会で「電子投票システム」が導入された。全国でも初めてという。同システムは、住人が携帯電話やスマートフォン(多機能携帯電話)、パソコンで投票できるもので、決議の結果をその場で発表できるほか、正確性も担保できるという。総会で挙手する必要がないためプライバシーが保護される