大和市内、6年ぶりのプロ野球


試合が開催された大和スタジアムの光景

試合が開催された大和スタジアムの光景


 大和スタジアム(大和市柳橋)で7日、イースタン・リーグ春季教育リーグ「横浜DeNAベイスターズVS読売ジャイアンツ」が開催された。
 大和市では、球場の知名度アップを図るため、2014年4月1日に「引地台野球場」から「大和スタジアム」に名称を変更。今回の試合は、このリニューアルを記念して開催されたもの。同スタジアムでプロ野球が実施されるのは、09年3月以来6年ぶりとなる。
また、14年3月には、同スタジアムの人工芝の全面張り替えなどの工事が完了した。張り替えられた人工芝は「京セラドーム大阪」などと同じ種類のもので、衝撃を吸収しやすいよう、表面にゴムチップが敷き詰められている。
 試合当日は、開始前まで雨が降っていたにもかかわらず、2094人が観戦に詰めかけた。試合前には、大木哲・大和市長によるあいさつや菊地弘・大和市議会議長による始球式が実施された。
 一軍で活躍する選手が数多く出場。試合が始まると、スタンドにいた観客は大きな歓声を何度も上げていた。
 市内軟式野球チームに所属している前田武哉さん(12)は「横浜DeNAベイスターズのファンです。捕手をしていて、二塁への送球フォームが勉強になりました。選手の皆さんの好プレーを見ることができ、おもしろい試合だと思います」と話していた。
 同スタジアムでは、8月22日にもイースタン・リーグ公式戦「横浜DeNAベイスターズVS千葉ロッテマリーンズ」が開催される予定。(2015年3月20日号掲載)

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