大和市内でフェスタ開催、「体験型」の防災訓練


地震車で大規模市街を体験する参加者

地震車で大規模市街を体験する参加者


 大和市総合防災訓練「防災フェスタ2014」が8月23日、市立深見小学校(同市深見台2)で開催された。
 今年は、参加者が自由にブースを回る体験型プログラムを中心とし、会場を「体験」「訓練」「展示」の3エリアに分けて行われた。
 体験エリアでは7つの体験コーナーを設置。地震体験や火災時の煙体験のほか、降雨体験やエレベーター内閉じ込め体験などが設けられた。
 降雨体験では来場者が降雨体験車で、1時間あたり300ミリリットルの雨と秒速10メートルの風を体験した。来場者は、「予想以上に雨が強くて驚いた」などと話していた。
 「エレベーター内閉じ込め体験」では、エレベーターの扉が開かなくなった状況を想定。緊急ボタンで通報し、脱出できるまでの流れなどを体験した。
 同訓練は、大規模災害に備えて防災に関する知識や技術を身につけてもらおうと8月30日~9月5日までの「防災週間」にちなんで毎年実施している。(2014年9月1日号掲載)

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