KIP内に窓口設置、中小「よろず相談」/課題解決を支援


 中小企業・小規模事業者が抱える、さまざまな悩みの相談に応じるため、神奈川産業振興センター(KIP)内に「よろず支援拠点」が開設された。経済産業省からKIPが委託を受け、同拠点での相談事業を実施する。中小企業に対するワンストップの支援窓口として機能していく。
 経産省は2012年から全国の商工会、商工会議所、金融機関などを「認定支援機関」に認定する一方、地域支援機関同士が連携して事業支援する「地域プラットフォーム」(連携体)形成を進めてきた。
 ただ、経産省によると地域的に支援活動にバラつきがあるなど課題が指摘されていたという。
 このため、今回、地域の支援機関と連携。中小企業・小規模事業者向けにワンストップサービスの支援拠点として「よろず拠点」を整備した。
 神奈川県支援拠点のコーディネーターに、山崎隆由氏(神奈川産業振興センター)が就任。全国本部を中小機構(中小企業基盤整備機構)に置き、各拠点間の連携・調整も行う。(2014年7月10日号掲載)

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