大栄フーズ、千葉の新工場完成/震災乗り越え「第二創業」


大栄フーズ最大の新工場(千葉県香取市)

大栄フーズ最大の新工場(千葉県香取市)

 
「より一層の発展のために努力する」と話す岡社長

「より一層の発展のために努力する」と話す岡社長


 水産物の加工惣菜の製造販売、大栄フーズ(相模原市南区相武台)の新工場が、千葉県香取市の小見川産業用地に完成した。
 総面積は約1万3223平方メートル、工場面積は約4958平方メートルで、設備投資額7億円を投じた同社最大の工場となる。
 モンドセレクション金賞を受賞した同社の主力商品「中華くらげ」と「とびっ子」を中心に、合わせて一日30トンの製品が生産可能としている。
 今後、工場の増設も計画しており、それに伴って生産品目を増やしていくという。
 6月27日にはヒルトン成田(千葉県成田市小菅)で香取工場竣工披露と創立40周年式典を開催し、取引業者など約200人が参加した。
 同工場は100人を超える地元雇用を見込んでおり、本格稼動は7月末~8月初旬を予定している。
 岡社長は「今日という日を当社の『第二創業期』の出発点として、より一層の発展のために努力していく」と決意を述べた。(2014年7月10日号掲載)

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