相模原市内、自動虐待件数は昨年度比横ばい


 相模原市各区の家庭相談と児童相談所がまとめた2013年度「児童虐待相談件数」は、1359件で、前年度比4件増(0・3%増)とほぼ横ばいだった。
 市の児童相談所は「児童虐待防止法やDV防止法で児童への虐待があった場合は、通告義務が課されている。その影響で増えているのでは」と分析している。
 相談内容は「心理的虐待」が前年比36・9%増。殴る蹴るなどの「身体的虐待」が同28・3%増とそれぞれ増加した。
 相談件数で被害者を性別でみると、男子の割合が多く52・7%なっている。
 一方、虐待者は実母が65・3%、実父が28・1%。年齢別では、乳幼児、小学生、中学生の順に多くなっている。
 市は政令指定都市に移行した10年度から児童虐待の相談件数をまとめている。家庭相談所の相談件数は、同年度に比べると、49%も増えている。(2014年6月1日号掲載)

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。