相模原市、協同病院と合同訓練/新型インフルエンザ対応


訓練で患者を問診する医師ら

訓練で患者を問診する医師ら


 相模原市は13日、相模原協同病院(緑区橋本)と合同で新型インフルエンザ発生対応訓練を実施した。こうした訓練をするのは初めて。
 市は、昨年11月に策定した型インフルエンザ等行動計画に基づき、感染が疑われる患者への健康調査や医療機関との連携確認を行おうと訓練を行った。
 新型インフルエンザ患者が国内で確認されており市内にも感染が疑われる患者がいるという想定で訓練を実施。
 市は、対策本部や帰国者・接触者相談センター設置。感染した患者を受け入れることができる第二種感染症指定医療機関に指定されている協同病院に帰国者・接触者外来を設けた。患者を病院へ搬送する訓練も行った。
 鈴木仁一保健所長は「今回の訓練で協同病院との連携確認ができた。感染者ができたときは、スムーズに対応できる」と述べた。
 協同病院の高野靖悟病院長は「新型インフルエンザが発生したときは、市と連携し、感染防止に努めたい」と話した。 (2014年5月20日号掲載)

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