相模原市、地震災害訓練を実施/新システム運用検証


新システムの運用テストをする市の職員ら

新システムの運用テストをする市の職員ら


 相模原市はこのほど、地震災害訓練を実施した。新しく導入した「災害情報共有システム」の運用テストや災害対策本部の初動体制の確認を行った。
 市を震源とするマグチニュード7クラスの地震が発生し、震度6強の揺れを観測したと想定。市の職員約3500人が参加した。
 訓練では、災害情報共有システムの運用の検証を行った。災害初動において迅速に被害状況を把握するため、インターネットを活用したクラウド型のシステム。避難所や災害現場に派遣された職員が、携帯電話やスマートフォン(多機能携帯電話)を通じて、情報を送るというもの。
 このほか、市地域防災計画に基づき、市長を本部長とする災害対策本部を設置したほか、各職員が定められた場所へ参集する職員非常参集訓練などを実施した。
 市の緊急対策課は「導入された新システムの運用確認を行うことで、災害発生時には迅速に対応できるようにしたい」と話していた。(2014年5月20日号掲載)

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