愛称「ミナパーク」、藤沢駅近くに商工会館完成


 藤沢市藤沢のJR・小田急藤沢駅北口駅前再開発地区に「藤沢商工会館」(愛称・ミナパーク)が完成、このほどオープンした。
 駅から徒歩数分の交通利便な場所に立地。地下1階、地上6階建てで、総床面積5968・68平方メートル。県内の商工会議所の施設としては最大規模という。 
 藤沢商工会議所、湘南産業振興財団、藤沢市商店街連合会の3経済団体が入居する。このほか、400名収容の多目的ホール、各種会議室、創業支援のインキュベーションルームなどを備えている。
 同会館は、県、市の支援を得て同開発地区の旧さいか屋・駐車場跡地に建設されていた。
 祝賀会で田中正明・藤沢商工会議所会頭は、「9年かけて完成した〝地元による地元のための会館〟。地域産業振興のシンボルである新産業拠点の機能を最大限に活用し、湘南地域の産業活性化に寄与できるよう経済3団体が連携を密にして取り組んでいきたい」とあいさつした。
 また来賓として黒岩祐治知事も駆けつけた。黒岩知事は「ヘルスケアニューフロンテア特区の神奈川モデルを作りたい。新商工会館はその拠点となる」と祝辞を述べた。(2014年5月10日号掲載)

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