トラストコンポーネンツ、社員2人で年商3億/ビジネスモデルに強み


?社員数2人で年商3億円を稼ぐ電子部品の専門商社が厚木市岡田にある。厚木アクストメインタワーに入居する「トラストコンポーネンツ」だ。本年度決算では、4期連続の増収増益を達成したばかり。営業利益は5千万円。社員数の少なさを、かえって強みにしており、同業者との差別化につなげている。無駄を省いたという、同社のビジネスモデルを探った。(千葉 龍太)

 同社が取り扱う商品は、産業用コネクターのみ。それも測定器や検査装置、工作機械といった産業用のニッチ市場に特化している。
ただ、市場では必ずライバル企業も存在する。同社が差別化につなげている要因の一つとして、村上一秋社長は「国際的な分業が確立しているから」と説明する。

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