城山工業、新素材「トラスコアパネル」の量産技術を実用化/強度6倍以上


自動車部品製造の城山工業(相模原市緑区橋本台)は、開発を進めていた新素材「トラスコアパネル」の量産技術を実用化した。同パネルは折り紙の原理を応用し、効率よく経済的な構造物をつくる「折り紙工学」をベースに生まれたもの。スチールなどの軽量パネルに対し、プレス加工で三角形の〝くぼみ〟を全面に並べる。加工したパネルを重ねることで、強度が波形鋼板の6倍以上に高められるという。今後は工場内での量産体制を構築していく。(千葉 龍太)

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