負債8億円、戸建住宅施工 工匠が事業停止/帝国データバンク横浜支店


 帝国データバンク横浜支店によると、戸建て新築工事の工匠(大和市渋谷)が4月1日までに事業を停止したことが分かった。負債額は2013年6月期末時点で約8億8700万円という。
 工匠は、1994年12月に設立。県内と東京都内の建て売り業者やハウスビルダーから戸建新築工事を行い、事業規模を拡大。13年6月期には、売上高23億9000万円をあげた。
 しかし、売り上げ重視の営業体制が続いたため、原価管理の不徹底が原因で、不採算施工が増加。資金不足から3月未払い分の決済不履行が確実となり、事業継続を断念した。(2014年4月10日号掲載)

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