県が本格普及に着手、公用車にFCV導入


ホンダの燃料電池自動車(FCV)「FCXクラリティ」

ホンダの燃料電池自動車(FCV)「FCXクラリティ」


 県は、ホンダの燃料電池自動車(FCV)「FCXクラリティ」を公用車に導入したと発表した。県内の市町村や関連企業と連携し、エネルギー、環境などのイベントに参加してFCVを普及させていく。
 4月24日には、横浜国立大学教育文化ホールで開かれる「横浜水素エネルギー協議会」にも同車が展示する。
 同車は2015年には一般発売が予定されている。排気ガスを出さないクリーンな次世代車。
 最高速度は時速160キロメートルで、航続距離は620キロメートル。
 燃料となる水素の貯蔵は171リットルで、充填時間は3~4分で済むという。災害時には、非常用電源としても利用できる。
 県は「燃料電池自動車は数が少なく確保するのが難しかった。提供されたクラリティを使用して普及活動に使用していきたい」(スマートエネルギー課)と話していた。(2014年4月10日号掲載)

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