牧野フライスが愛川町に新工場建設へ/県「インベスト神奈川」として認定


 工作機械大手、牧野フライス製作所(東京都目黒区)は、127億円を投じ、相模原にも近い内陸工業団地内に新工場を建設する。

 同団地内にある既存の厚木事業所の隣接地を取得し、マシニングセンタの基幹部品となる主軸(スピンドル)の生産工程などを新工場に集約させる。

 新工場は愛川町中津字桜台に位置する。敷地面積約3万平方㍍。2014年6月の操業を予定している。操業開始から5年後には新規に120人を雇用する方針。

 牧野フライスは、マシニングセンタやNC放電加工機やフライス盤などを手掛ける。工作機械で国内4位の企業。本社は都内だが、本社機能は実質、厚木事業所に置く。

 県は、牧野フライスの計画を、企業誘致施策「インベスト神奈川セカンドステップ」の産業集積支援事業として認定。

 新規成長分野「ロボット産業」を対象とする重点支援事業に位置付け、不動産取得税率を2分の1に軽減する。

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