古書大手のブックオフ、売却金額の一部寄付/県とプロジェクト参加


 古書販売大手のブックオフコーポレーション(相模原市南区古淵)は、不要になった古本やCDなどの売却金額の一部を、県の基金に寄付するプロジェクトを始めた。
 プロジェクト名は「かながわキンタロウ☆ブックキフ」。不要になった本・CD・DVD・ゲーム(計30点以上)を用意し、県のホームページから申し込む。
 査定額に同社が10%上乗せして、提供者が選択した県の基金に寄付するというもの。高校生への奨学金「神奈川県奨学金基金」や自然環境の保全を目的とした「かながわトラストみどり基金」などの8基金が対象。
 ブックオフコーポレーションは1991年に設立。チェーン店「BOOK・OFF」などを全国で約1000店展開している。
 同社は2001年からNPOや大学などと協力して同様の事業「ボランティア宅本便」を実施している。    (船木 正尋/2014年2月20日号掲載)

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