東洋羽毛、中学生が職場体験/布団づくりなど挑戦


羽毛の注入を体験する参加者ら

羽毛の注入を体験する参加者ら


 東洋羽毛工業(相模原市中央区淵野辺)は4日からの2日間、中学生を対象とした職場体験を実施した。
 参加したのは、市立大野北中2年生の河本優衣さんと佐保亜季さん。2人は、青木博昭工場長から会社の歴史や羽毛布団の説明を受けた。
 本社に隣接する工場では、縫製や品質管理などを見学。縦100㌢×横70㌢㍍の縫い合わせた生地に羽毛を注入する工程に挑んだ。最初はぎこちなかったものの、回数をこなす度に徐々になれていった様子だった。
 参加した河本さんは「すごく楽しかった。羽毛布団ができるまでの工程を知ることができて勉強になった」と目を輝かせていた。一方、佐保さんは「布団の中が4層構造になっているとは知らなかった。ふわふわした羽毛布団に大の字で寝てみたい」と笑顔だった。
 同社は近隣小学校児童の工場見学、中学校の職場体験に協力している。青木工場長は「品質にこだわったモノづくりを知ってもらいたい」と話していた。(船木 正尋/2014年2月20日号掲載)

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