相模原市内の中小IT企業5社が「仮想経営統合」/共同プロジェクトなど発足へ


相模原市内の中小のIT(情報技術)企業5社が販売や技術交流などの分野で業務提携した。共同でプロジェクトを発足させ、技術を売り込みたい業界を設定。会社の垣根を越えて、各社が人材を融通しあいながら、共同で受注を取っていく。5社による「仮想経営統合」と呼んでいる。(千葉 龍太)

製造業では同業者が手を組んで、共同受注につなげようとする動きはあるが、IT業界では珍しいという。

協力するのは、市内に拠点を構えるハイスポット(南区相模大野)と、サンリッチ(中央区淵野辺本町)、アービス(南区相南)、アックス(中央区上溝)、テクニカルエンジニアリングサポート(緑区西橋本)。

いずれも従業員数40人以下の中小企業で、「ITさがみ振興会」と「さがみはらIT協同組合」の会員企業でもある。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。