コバヤシ精密3位入賞、〝こま〟で技術力競う/相模原で製造業コマ大戦


白熱した決勝戦

白熱した決勝戦


1円玉より小さいこまで勝負する大会

1円玉より小さいこまで勝負する大会


 モノづくり産業を支える町工場の技術力が結集―。中小製造業などが誇りをかけて競い合う「全日本製造業コマ大戦・相模原場所」が2月1日、市立産業会館(相模原市中央区中央)で開かれた。全国各地で開かれているコマ大戦だが、相模原での開催は初めて。熱戦の末、優勝は千葉県の斉藤プレスに決まった。相模原の企業ではコバヤシ精密工業(南区大野台)が3位入賞。地元勢の意地をみせた。(千葉龍太、船木正尋/2014年2月10日号掲載)

 参加企業は計23社。うち相模原市内からは11社が参戦した。
 市内の経営者で構成される相模原商工会議所の下部組織「相模原市青年工業経営研究会」が主催するビジネス交流会のイベントとして開催された。
 コマ大戦は、自社の技術を駆使し、設計から加工まで手掛けたオリジナルのこまを使用する競技。形状や材質は自由だが、こまの直径は1円玉より小さい20ミリメートル以下と規定されている。
 試合は、一対一で、相手のこまより長く回り続けていた方が勝者。2本先取で勝ち上がる。

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