ロボット特区のイメージキャラ、「鉄腕アトム」に決定


 県は、ロボット関連産業の集積を目的に国から指定を受けた相模原、厚木、藤沢など11市町で進められている「さがみロボット産業特区」のイメージキャラクターとして、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」を起用。作成したポスターを特区内の主要12駅に掲示するとともに事業の詳細をまとめたリーフレットも配布、本格的なPRに乗り出した。
 「さがみロボット産業特区」は、今年中に全面開通する「さがみ縦貫道路(相模原市―茅ケ崎市)の周辺地域を、介護や医療などで生活支援ロボットを開発・実験する企業誘致を目的に、昨年2月に国の総合特区として認定されたもので、すでに成果も出ている。
 黒岩祐治知事は「人々の命を守る鉄腕アトムは、ロボットで支える県民のいのちに合致する。特区のPRには打ってつけと判断した。これからは、相模と言えばロボットとイメージされることを望みたい」と国民的ヒーローのアトムの知名度に期待している。(編集委員・小宮山光賢/2014年2月1日号掲載)

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