相模原「雑誌スポンサー制度」、図書館の導入拡大へ/相模大野と橋本でも


スポンサーがついた雑誌のカバー

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 相模原市は昨年2月から市立図書館(中央区鹿沼台)で始めた「雑誌スポンサー制度」を、新たに市内2カ所の図書館でも導入する。4月から相模大野(南区相模大野)と橋本図書館(緑区橋本)でも始める。すでに実施している市立図書館で、制度が軌道に乗っていることから、導入先を増やすことで、関連費用の安定収入につなげる。         (船木 正尋/2014年2月1日号掲載)
 「雑誌スポンサー制度」は図書館が雑誌を購入する代金を、地元企業や団体に負担してもらう。その代わりに、購入した雑誌に付けるカバーや書架に企業名などの広告を掲載する制度。
 すでに導入している市立図書館では、市の税収減により、雑誌購入費は2009年をピークに減少傾向にあった。
 そこで相模原市は、厚木市の「スポンサー制度」を参考に導入した。
 制度開始以来、計13社・団体から30誌分の協賛が得られたという。「制度が好調なので他の図書館にも拡大したい」と市立図書館の担当者は話している。

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