ルネサス 相模原閉鎖、他拠点に機能集約へ/NEC事業場内の拠点


ルネサスの相模原事業所が入るNECの拠点

ルネサスの相模原事業所が入るNECの拠点


 経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクス(東京都千代田区)は、相模原市中央区下九沢にある相模原事業所を閉鎖する方向で検討していることが分かった。拠点の集約に伴う経営の合理化が狙いとみられる。2015年中にも実施する方針だ。ただ、ルネサスはNEC相模原事業場内に間借りしているため、閉鎖後も拠点自体は残るとしている。(千葉龍太、船木正尋/2014年2月1日号掲載)

 ルネサスの相模原事業所は半導体製品の研究開発を手掛ける。従業員数などは公表していない。相模原と同じく、現在の本社となっている川崎市中原区の玉川事業所も閉鎖する考えだ。
 相模原と玉川の機能は、現在の主力拠点となっている那珂事業所(茨城県)、高崎(群馬県)などの拠点に集約していく方向だ。
 ルネサスは2010年にNECエレクトロニクスとルネサステクノロジが経営統合して誕生した企業。

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