11月に就任した大和商工会議所の宮東悠会頭(クドウ会長)はインタビューに応じ、商議所運営に関する方針や意気込みを語った。宮東会頭は、「商議所を情報の発信地にしていきたい」と強調。会員同士が気軽に立ち寄れ、談話できるような場所を提供していきたいと話した。その一環として、商工会館の建て替えや移転を視野に入れていることも明らかにした。 (千葉龍太、編集委員・小宮山光賢)
宮東会頭は市内の景況感について「決して悪くはない。期待感は出ている。ただ、輸出産業といった大手企業、中堅企業はよくなってきていると思うが、中小・零細企業にまでは及んでいない。目先の仕事は忙しいが、安売り競争から脱していないため、利益が出ないと悩む経営者も少なくないのでは」と説明した。
そのなかで、市内の中小企業が今後発展するために必要なことについて持論を展開した。(2013年11月20日号掲載)