県がケアセンター、歩行支援ロボ施設で活用へ


 県は、歩行支援ロボットを使ったリハビリと介護サービス機能を設けた「湘南ロボケアセンター(仮称)」を12月に開設すると発表した。介護ロボットなどを普及促進する「さがみロボット産業特区」のシンボル施設として位置付ける。
 筑波大学発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)の子会社が運営。同社の福祉ロボット「HAL(ハル)」を活用する。今年度の人件費や賃料などは、国の緊急雇用創出事業から8700万円を充てる。
 同センターは、オフィスビル「アイクロス湘南」(藤沢市辻堂神台)の4階に入居する。延床面積は約280平方㍍で、HALを使用する施設としては最大規模という。歩行用と関節に装着するタイプ、上半身をつりながらリハビリをする、3種類の器具を導入する。(2013年11月1日号掲載)

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