山口自動車(相模原市中央区清新)は、同市中央区下九沢に新工場を建設することを明らかにした。清新の本社機能も新工場に移転する。現工場の老朽化対策と業務効率化などが狙い。今月中にも着工し、来年7月をめどに完成させる。総投資額は12億円以上になる見込み。新工場は、最新鋭の設備を導入した特装車の整備工場を想定する。完成に合わせ、市内3カ所ある既存工場の役割も見直す。(千葉 龍太)
新工場は下九沢のNEC相模原事業場近くにある。敷地面積は約6800平方メートル。ここにトレーラーやクレーン車といった特装車などの整備工場、事務所がある車検検査棟を建設する。
完成後は新工場を「相模原サービスセンター」(仮称)と位置づける。
清新にある本社工場と峡の原工場(緑区橋本台)などにある整備部門を集約。本社機能も設ける。本社、他工場から新工場に移る従業員は合わせて計40人。(2013年11月1日号掲載)