プロテック、「カテーテル」を評価/測定装置を実用化へ


プロテックの製造開発現場

プロテックの製造開発現場


 プロテック(相模原市南区麻溝台)は、医療用チューブである「カテーテル」の特性を評価・測定する装置の開発に乗り出した。

 装置にはモーター内蔵のトルクセンサーを搭載。カテーテルを入れて、捻った状態での強さなどを測定する。装置内部は人間の体内と同じような環境に近づけるため、温風層で温度を調節できる。

 同装置を活用することで、「これまで医師の技術に左右されていたカテーテルの操作特性の解明につながり、最適な使い方が可能になる」(瀬川育常務)としている。

 同開発プロジェクトは中小企業の新技術開発などを支援する政府の「ものづくり補助金」にも採択されており、数年以内をめどに実用化に踏みきる。価格は1000万円程度となる見込み。(2013年10月20日号掲載)

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