中小製造業バスツアー開催/経営者と学生交流


イノウエの工場を見学する学生

イノウエの工場を見学する学生


 中小企業の実際は―。

 就職活動を控えた大学生らを対象に、中小企業で働く魅力を知ってもらおうと、地元経営者らで構成される、相模原市青年工業経営研究会が13日、「モノづくり体感バスツアー」を開いた。

 学生と同会所属の経営者らが、それぞれ約30人ずつ計60人が参加した。一行は、ヘアゴムを製造販売するイノウエ(緑区鳥屋)、機械加工のコバヤシ精密工業(南区大野台)の2社を訪問した。

 それぞれ、訪問先で社長や若手社員の話を聞いた後、実際に製造現場を見学した。普段は目にすることがない光景に、学生たちは興味津々の様子で、積極的に質問する場面も多くみられた。

 ツアー中は、学生一人ひとりに対し、同会所属の経営者らがマンツーマンで〝ホスト役〟を務めながら、中小企業に対する疑問に答えていた。(2013年7月20日号1面掲載)

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