永進テクノ、大阪にR&D拠点/西日本営業を強化


販売増に意欲を示す鈴木社長

販売増に意欲を示す鈴木社長



 環境装置メーカーの永進テクノ(相模原市緑区下九沢)は、大阪府内に研究開発(R&D)センターを新設する。主力製品の浮上油・スラッジ回収装置「エコイット」の設計などを手掛ける。8月には営業機能も持たせ、西日本エリアで、自動車業界を中心とした新規顧客の開拓を進めていく。相模原以外に拠点を置くのは、同社にとって初めてとしている。           (千葉 龍太)

 R&Dセンターは、8月にも本格稼働する。大阪府・河南町大宝1丁目にあり、建築面積は約220平方㍍の2階建て。総投資額は約4000万円という。

 エコイットや発電装置などの設計者数人と営業担当者が常駐し、大阪をはじめ広島や九州地区をカバーする。

 エコイットは、部品洗浄装置などに浮上する油分を回収する装置。自動車や工作機械などの工場で用いられている。年間販売台数は350~400台。(2013年7月20日号2面掲載)

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