ロボット関連産業への参入機会を考えるフォーラムが7月9日、サン・エールさがみはら(相模原市緑区西橋本)で開かれた。約220人が参加。会場は満員となり、ロボットビジネスに対する関心の高さをうかがわせた。フォーラムでは、「さがみロボット産業特区」を構想する県の担当者による講演や、ロボット産業への進出を果たした市内企業の事例などが紹介された。(千葉 龍太)
首都圏南西地域産業活性化フォーラム運営委員会が主催した。
ロボットは工場内の生産設備から介護、医療、災害対応、生活支援に至るまで、さまざまな場所で利用されている。
また、ロボットに用いされる技術も、制御や加工、センシングなどにまで及んでおり、すそ野が広い産業としても期待されている。県も、相模原市などのさがみ縦貫道沿線地域を「さがみロボット産業特区」として国に申請し、2月に指定を受けている。(2013年7月20日号2面掲載)