市の小型家電リサイクル、回収量 想定の10倍/開始3カ月間の状況


 相模原市は、使用済小型家電リサイクル事業について、3カ月間の実施状況を発表した。当初の想定に比べ、10倍近い成果があったという。

 市が小型家電リサイクル法に基づき、環境省のモデル事業として実施。3月1日から再利用可能な金属を含む小型家電の回収を行っている。

 市役所などの14公共施設と協力を得られた家電量販店2店舗で設置した回収箱に、携帯電話屋ビデオデッキなど対象家電16品目を集めていた。

 市資源循環推進課によると、当初の想定は月150キログラム。しかし、3月は約790キロ、4月は約1150キロ、5月1400キロと大幅に上回る状況が続いている。

 市は2016年度末まで同事業を行う。同課は「今後は回収箱を増やすなど、事業内容の検討を行う」としている。(7月10日号3面掲載)

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