神奈川トヨタ自動車がまとめた6月の県内新車登録台数は、前年同月比13・0%減の1万7523台となり、2カ月連続で前年割れとなった。
昨年9月までエコカー補助金の押し上げ効果があったため、その反動減が続いた。輸入車やトラック以外の車種も前年割れしたことも大きな要因となった。
新車登録台数の大きなウエートを占める「乗用車市場」の登録台数は同8・4%減の1万272台。3カ月ぶりに前年実績を下回った。トヨタ自動車の「アクア」や「ポルテ」「スペイド」、日産自動車「ノート」などが健闘したものの、全体としては低調だった。
ただ、ベンツやBMWといった「純輸入車」は5カ月連続でプラスとなった。
また、「商用車・トラック市場」も伸び、同4・1%増の2112台となった。 (7月10日号2面掲載)