プーズネット、ネットカメラ強化/カスタム仕様で差別化


顧客のニーズに合わせたインテリジェンスで勝負する長谷川代表

顧客のニーズに合わせて勝負する長谷川代表


 ネットワークカメラを販売するプーズネット(相模原市中央区千代田)は、オーダーメード販売を強化する。大手や中小も参入する拡大市場で、規模を追わず、技術に特化することで商機を見出した。現在、半年間で平均10件程度の受注があるが、同社ホームページを更新するなどして販売体制を構築。

 今年度中に昨年度実績の3倍に当たる30件の新規受注を目指す。

 民間調査会社、矢野経済研究所の調べによると、2012年、日本のネットワークカメラの市場規模は出荷台数ベースで、前年比118・2%の39万台だった。09年から15年の年平均成長率は118・8%が予測している。

 プーズネットの製品は、ネットカメラとモバイル通信端末をパッケージ化。電源を差し込むだけで起動するため、納期や初期費用の大幅な低減を実現した。(7月10日号2面掲載)

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