TSS、立体看板「3Dサインボード」の受注好調


裸眼でも立体的に見える3次元看板

裸眼でも立体的に見える3次元看板


 相模原市中央区清新のプリント基板メーカー、TSSが商品化している3次元(3D)看板が好調だ。

 直販がメーンだが、昨年1月の販売以降、展示会のブースなどに使いたいと、50件以上の受注があったという。

 商品名は「3Dサインボード」。発光ダイオード(LED)を採用している。刻まれた文字が裸眼で立体的に、浮かび上がるように見えるのが特徴。

 合わせ鏡で、前面には「マジックミラー」と呼ばれる半透明鏡、後面に全面鏡を用いている。

 鏡の間にカッティングシートの文字を貼り付け、LEDで陰影をつけることで立体的に見える仕組みだ。

 同社では現在、文字が動いたり転倒したりするようなプログラムを組み込んだ商品へと改良を進めている。自動車にも設置できるよう、耐久試験なども行っている。

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