5カ月連続上方修正、個人消費など改善/日銀5月判断


 日本銀行横浜支店は、5月の県内景気について、総括判断を3ヶ月連続で上方修正した。前回(4月)の「持ち直しに向けた動きが拡がりつつある」とする表現を修正。「持ち直しに転じている」とした。個人消費が底堅さを増していることや輸出、生産が回復基調にあることが要因とみられる。(千葉 龍太)

 日銀横浜支店では、実体経済を構成する「生産」「輸出」「設備投資」「雇用・家計取得環境」「個人消費」「住宅投資」「公共投資」の7項目も個別判断している。

 このうち、「生産」「輸出」「個人消費」「公共投資」の4項目を上方修正した。

 地域経済の大きな比重を占める生産は、今回は「持ち直しに転じている」と表現。影響が大きい輸送機械(自動車産業など)が、輸出向けで緩やかに増加している。

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