世界最小ヒーター展開/スリーハイ


あらゆる用途を見込むスリーハイのヒーター-3men

あらゆる用途を見込むスリーハイのヒーター



 横浜市都筑区の中小企業が、世界最小クラスの産業用ヒーターを製品化し、本格展開を始めている。1円玉より小さく、最大150度Cまで加熱できる。狭い部分でもピンポイントで温められるという。今後は、寒冷地などで使う電気製品や医療機器として用途開発も進めていく。  (千葉 龍太)

供給体制構築

 

 

 

 製品化したのは、専業メーカーのスリーハイ(同区東山田)。約2年前に試作品を開発し、このほど社内で供給体制を整えた。

 価格は1個あたり6000円。サイズは縦11㍉×横13㍉×高さ5㍉㍍。
小さな発熱体の周りを保温性があるセメントでコーティングしたことで、ヒーターとしての役割を実現したという。外装はセラミック製ケースで保護した。
 製品ブランドは「MASANORI(マサノリ)」と名づけた。スリーハイの自社製品。販売代理店と協力し、メーカーに売り込む。あらゆる用途が見込めるという。

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