数字で見える熱中症対策を―。イーシェア(相模原市中央区千代田)は、熱中症の危険度を数値化した「見守りモニター措置」を開発した。同社初の自社ブランド製品。インターネットを通じ、モニターが感知した情報をメールで配信することもできる。初年度は介護施設などを中心に100セットの販売を目指す。
モニター装置に付いたセンサーが温度と湿度、不快指数、熱中症指数を検知する。
30分先までの気温の変化も予測可能で、モニターの画面に感知した数字を表示する。数値が一定値を超えると、アラームが作動する。
センサーが集めた情報は、インターネットを通じて管理用のパソコンで集約する。インターネットに接続しない場合も、メモリーカードなどで情報を蓄積できる。