クロコアート、小型トレーラー量産/年間50台以上を販売へ


「欧米に負けないよう日本のトレーラー文化を盛り上げていきたい」と語る徳田社長

「欧米に負けないよう日本のトレーラー文化を盛り上げていきたい」と語る徳田社長


 クロコアートファクトリー(相模原市緑区根小屋)は、自社製品の小型トレーラー「ルーメット」の量産体制を整える。けん引免許を必要としない気軽さもあり、今年2月以降、目標を上回る17台を販売した。今後は年間50台以上の販売を目指し、生産工程を見直すほか、工場移転や社員の新規採用も検討する。

 「ルーメット」はデザインで差別化を図ったという。卵の殻のような丸みを帯びたユニークな外観が、移動販売の飲食業を考える経営者などに好評としている。

 素材には強化プラスチックを採用。軽量化と耐久性を実現した。総重量が750キログラム未満のため、けん引免許がなくても公道の走行が可能。連結フックを取り付けることで軽自動車でも利用できるという。

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