相模原市、地元木材を活用へ/「津久井ブランド」を推進


 相模原市は、森林資源の循環と継続的な利用を目指す「さがみはら森林ビジョン実施計画」を策定した。
 地元木材の利活用推進など4つの重点事項を設定。津久井産の木材を公共施設で積極的に利用すると同時に、ブランド化に着手。津久井材の流通活性化を促進し、2019年度までに目標達成を図る。
 具体的には、津久井地区に1万9000立法㍍ほどあるという伐採されたままの間伐材を公共施設に利用することを推進する。
 市・津久井経済観光課によると、現在、津久井産材の生産量は2100立法㍍程度。14年度までに津久井産材の「利用拡大推進協議会」を発足させ、生産量を2600立法㍍まで引き上げる。これは総床面積80平方㍍の建物が20棟前後建てられる量に相当するという。

…続きはご購読の上、紙面でどうぞ。