相模原商工会議所がまとめた2013年1~3月期の景気観測調査によると、全産業の業況DIは、前回(昨年10~12月期)と比べ、17ポイント改善のマイナス20となった。市内景気の示す業況天気図は、これまでの「雨」から、1年ぶりに「小雨」になった。製造業や建設業などが大幅に回復したのが大きいとみている。ただ、次期(4~6月期)の見通しは、全業種でわずか2ポイントの改善する見方にとどまるとしている。(千葉龍太)
調査は3月中旬~4月中旬に実施。同商議所の会員の中小企業300社が対象(回答率27・7%)。
1~3月期のDIを業種別で見ると、製造業が前回のマイナス38から同16に改善。建設業は同46から同25と大幅に持ち直した。