ヤマモトさん、チャリティー個展の収益を児童療養施設へ寄付/相模原市


市内在住の山本悟さん(雅号=サム・ヤマモト)ら「チーム・ヤマモト」は4月19日、相模原市役所本庁舎(中央区中央1)を訪れ、「障害のある子供のために役立ててほしい」と市立療育センター「陽光園」の子供へのプレゼントを贈った。コロナ禍の影響で個展を自粛した年もあったが、相模原市や姉妹都市の岩手県大船渡市に計13回の寄贈となる。【2023年5月22日号掲載】

本村市長に目録を手渡す山本さん(右から3人目)、尾作さん、平岩さん

本村市長に目録を手渡す山本さん(右から3人目)、尾作さん、平岩さん



山本さんをはじめ、チームのメンバーで広報の平岩夏木さん(エフエムさがみ社長)、総務の尾作さん(文盛堂会長)が、本村賢太郎市長らと面会。陽光園腹臥位(うつぶせ)で使用できるクッションや、子供向けの楽器を寄付した。

KYB元社長の山本さんは退いた後、水彩画を嗜みとして、週1枚のペースで年間47~48枚描き続ける。「チャリティーになるという思いで個展を続けることができている。これからの国や地域を支えていくのは子供。未来を担う子供を大切にしたい」と、活動の主旨を語る。

山本さんの水彩画は、温かく広がる太陽の光を繊細に描き、命の輝きを表現した作品が特徴。個展「木々の光と影と命」を2月4~6日、相模原市民ギャラリー(JR相模原駅ビルセレオ相模原4階)で開催し、市内の四季折々の風景画を50点ほど展示した。285人が来場し、チャリティーに約30万円の寄付金が集まった。

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