インフルエンザ流行に「注意報」/相模原市


相模原市は2023年1月25日、1定点医療機関当たりのインフルエンザ患者数が注意報基準の10.00を超えたため「流行注意報」を発表した。厚生労働省が実施している感染症発生動向調査で、市内のインフルエンザ発生の報告数が第3週(1月16日から22日まで)に定点医療機関から計567件の患者が報告され、1定点医療機関当たり14.54となった。「注意報レベル」を超えるのは、19年第49週(19年12月2日から8日まで)以来となる。

22年の第51週(12月19~25日)は1.42、第52週(同26日~23年1月1日)は2.72と比較的低い水準だったが、年明けの第1週(1月2~8日)は4.36、第2週(同9~15日)が6.64と増え続け、第3週には14.54と大幅に増加した。

新型コロナウイルス感染症の患者発生も続いているため、基本的な感染予防策の徹底を引き続き呼び掛けている。外出後流水、せっけんによる手洗い、咳エチケット(咳やくしゃみをするときは、周りの人から顔をそむけ、ティッシュなどで
口や鼻を覆うこと)が有効と紹介。外出時には人混みを避けたり、室内では換気や湿度の維持などが予防に役立つとしている。

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